亦不知其所終 田中久三 aka 田中紀峰のサイト。

Archive for the ‘kindle’ Category

01.23.2017 · Posted in kindle

私の書いたものの中で、 KENP が一番多いのは明らかに『潜入捜査官マリナ』だ。

売れているのは『エウメネス』シリーズだが、 KENP はそれほどでもない。

『妻が僕を選んだ理由』と『新歌物語』は無料配布なので、 この二冊は、長期的にサブジャンルのランキングに露出するためのものなので、 売れ方というのはよくわからない。

全然まったく読まれても買われてもいないのが 『特務内親王遼子』、『安藤レイ』、『アルプスの少女デーテ』、『司書夢譚』、『巨鐘を撞く者』あたりで、 『スース』、『西行秘伝』、『斎藤さんアラカルト』などもほとんど読まれない。 その他の歴史物はたまに読まれる。

『紫峰軒』もなぜかときどき読まれる。

なぜなのか。

『潜入捜査官マリナ』のKENPが多いというのは途中でやめずにわりと最後まで読んでくれたということなのだろう。 続編を書いてみようかなという気になる。

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01.08.2017 · Posted in kindle

kindle のプライスマッチだが、 2016年以降でも、 してもらえなかったとか、途中で切られたという人もいて、だんだん不安になってくる。 で、そういう人の作品を kobo や bw で探してみるとすでにもう存在しないようだ。 いったいどうなってるのだろうか。

私はだいぶ精神的にうたれ弱くなった。 酔っ払って変な歌をtwitterで呟き始めた頃からもうダメだったのだが、 ますますダメになっていく。 昔から他人とのもめ事はあったのだ。 しかし今は、人に責められたり、人に怒られたりすることに耐えられなくなった。 人は怒ったり怒られたりして生きていくものだろう。 それを平気でいられなくなったら、他人との交流を極限まで切断して生きていくしかない。

責められたり怒られたり、それがたまりにたまって、ある限度を超えてしまい、 それ以上責められることに耐えられなくなるのだと思う。 つまり、人に責められることに、アレルギー反応を起こしているのだと思う。 一度アレルギーを発症するともうダメだ。どんなささいなことでも気にしてしまう。

私の場合そういうことが多い。 犬がうるさいと感じるようになったのも、ある一線を超えてからだ。それまでは別にどうということもなかった。 タバコも似たようなものかもしれない。

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01.06.2017 · Posted in kindle

kwl も bwi も無料販売はじまった。 年末年始はさんだせいで時間かかった。 bwi では『妻が僕を選んだ理由』のジャンルが「画集」になっていたため(つまりジャンル指定を忘れたため)、 出版できなかった。 ジャンル変更して再出版となったが、1週間延びてしまった。 なんか変更すると基本1週間延ばしになる。 kdp はジャンルが結構いい加減であとから直してもらったりするのだが、 bwi は出版拒否の理由になるとか、なんかなあ。

kdp だと修正して 12時間ぐらいで新しい版を出版できて、 年末年始も特に変わりない。 アップし損ねたり設定間違っててもすぐリカバーできる。 kdp がいかに便利かを痛感した。 まあ、kwl も bwi も頑張ってるんだろうが。サポート態勢が全然違う。 どうも怖くて kwl と bwi は修正できないよ。 当面、kdp だけ常に最新版にしとく。

これで kdp でプライスマッチして無料になってくれれば、とりあえずOK。 もう無料はとうぶんこの2冊だけでいい。

そんでまあ、 『西京極家の秘仏』の続編を書こうかと思っているんですよ。 しかも同時に『潜入捜査官マリナ』の続編にもなっている。 よくあるパターンだよね。キャラとストーリー使い回すやつ。 続編だから読者を誘導しやすいというのがあるし、キャラを一から説明しなくて済むから楽。 同じワールドでどんどん続編を量産する。 そしてとにかくひたすら読みやすく読まれやすく書く。 ストーリーはだいたい決まってる。秘仏は実は贋作でしかも密輸入されたものだった。 万世警察署に配属されたマリナは神保町の榎本書舗に聞き込みに訪れる、というものだ。 ベタだなあ。我ながらベタだとおもうよ。でもべたべたくらいがちょうど良いんじゃないかな。

その代わりといってはなんだが『エウメネス』シリーズはどんどん難しくしていこうとおもっている。 もともと難しいんだけどね。 こっちはとにかくたくさん知識を詰め込むのが快感な人向けに書く。 ハルパロスを動かすのがおもしろかったので、それを今度はアリストテレスかディオゲネスでやってみようと思う。 オリュンピアスとアルトニスもぐりぐりいじる。 しかしそれには入念な準備が必要だ。

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Indie Author News top 10 indie books

01.01.2017 · Posted in kindle

TOP 50 (1-10) INDIE BOOKS Readers’ Choice Top 50 – September 2016

ちまちまやっても仕方ない。ざくっといこうざくっと。

1位。Last Chance: A Second Chances by L. P. Dover

Women’s fiction。Romance。 ようするにロマンス。

作者 L. P. Dover は女性。New York Times と USA Today のベストセラー作家。

編集はCrimson Tide Editorial。なんぞそれ。

2位。Rush: The Season by Nicole Edwards

作者の Nicole さんは女性。 テキサス州オースチンに夫と三人の子と四匹の犬と暮らしている。 ジャンルはロマンス。 編集者は?わからん。

3位。In the Dark by Chris Patchell

ジャンルは Criminal Fiction。なんて訳すんだ。推理サスペンスとでも訳すか。 子供の誘拐。連続殺人。 作者は女性。

4位。Her Sister’s Shoes by Ashley Farley

ジャンルは、なんちゅうのかなこれは。 ある一族の年代記みたいなものかこれは。 作者はやはり女性。

5位。A Shade of Vampire by Bella Forrest

超常現象、吸血鬼もの。作者はまたまた女性。

6位。Bishop’s War by Rafael Hines

テロリズム。戦争。政治。著者は男性。

7位。Cold-Blooded by Lisa Regan

私立探偵。女性刑事もの。作者は女性。

8位。The Atlantis World by A.G. Riddle

これはあれです。前に書いた The Atlantis Gene と同じシリーズ。

9位。Meanwhile, Back in Deadwood by Ann Charles

幽霊もの。女性作家。

10位。Sleep Tight by Rachel Abbott

子供の誘拐。殺人。サスペンス。作者は女性。

作家は、女性8人に対して男性2人。

まあこうしてみるとアメリカのテレビドラマとなんの違いもない。 というか、明らかにテレビドラマの原作みたいなの狙って書こうとしてるよね。 インディー出版は普通の伝統的な出版とすでに完全に競合していて特に区別がない状態だよな。

タイトルはどれも抽象的。 表紙の絵も描き込まれているが、何がいいたいのかよくわからないものが多いなあ。

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インディー作品を調べてみる 5

01.01.2017 · Posted in kindle

アトランティスの遺伝子、スリラー。 読まなくてもタイトルだけで中身がわかりそうな。 200万部が売れて、映画化進行中、らしい。

作家の A. G. Riddle は10年間ネットビジネスの会社で働いて退職、 2013年から(つまりKDPだわな)小説家になった。

これ、kindle unlimited だから読んでみようかな。

まどれもこれも大衆娯楽作品だわな。

7万年前、人類は絶滅に瀕した。 我々は生き残った。しかしなぜ生き残れたか、いままで誰もしらない。 人類の次の進化は始まっているが、人類は今度は生き残れない。

Andy Weir の The Martian もある意味インディーだしな。

夏目漱石の「こころ」は自殺の話だし、 太宰治は作家自身が自殺しちゃったし。 まあ自殺の話みんな好きだよね。 私は書かないけどね。書かないよ。

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インディー作品を調べてみる 4

01.01.2017 · Posted in kindle

ジャンルはロマンスらしい。 シングルマザーがボーイフレンドか夫を求める話らしい。

アマゾン以外特に出版社が見当たらない。 アマゾンがペーパーバックまで出してくれたということだろうか。

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インディー作品を調べてみる 3

01.01.2017 · Posted in kindle

これは、クリスマス向けの絵本のようだ。 kindle版しかない。 著者はたくさんいて、話も短篇がたくさん集めてある。

出版社はGemma Halliday。 小規模な出版社。 Genre fiction というのは日本語で言えばファンタジーに相当するか。 女性向けファンタジー作品。 18歳の娘や80歳のおばあちゃんにも読めるように、 エロ( sexual content)やバイオレンス(graphic gore)はやらない。 作品を応募している。

  • Cozy Mystery 短篇の読みやすいミステリー
  • Chick-lit/Romantic Comedy ロマンスコメディ
  • Danger Cove サスペンス?そういうシリーズがあるらしい。

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インディー作品を調べてみる 2

01.01.2017 · Posted in kindle

これはなんだろうか。 棚に居る妖精。おもちゃか。

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インディー作品を調べてみる

01.01.2017 · Posted in kindle

Womanizer は女たらしの男。同じタイトルの本はたくさん出ている。

作者の Katy Evans は多分女性の作家で、 New York Times や USA Today、Wall Street Journal などで評価を受けた、 実話に基づく男娼の話を書くひと、らしい。

出版社はCreateSpace。 独立出版支援会社。 誰でも作家登録できるってことかな。 2000年くらいからあるもので、たぶんpubooとかカクヨムに近いものではないか。

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indie authors and indie publishers

01.01.2017 · Posted in kindle

いろいろ海外事情をググってみると、 indie なのにペーパーバックも出してたり、ペーパーバックしか出してなかったり、 いろんなパターンがあるのだが、 indie というのは単に個人作家を差すのではなく、 そういう個人作家を支える独立系の出版社があって、 さらにはそういう小さな出版社を支えるクラウドファンディングみたいなものが背景にあるんだろうなと思われる。

日本を見るとまだまだそういう、個人作家と中小出版社とクラウドファンディングの結びつきなどというものはほとんどみられない。

個人作家は kdp で、まさに自費出版と同じような感覚で、本を出している。 自費出版だが、電子媒体なので、kdpという仕組みのおかげで、出版費用はかからず出せている。そんな感覚。 いっぽう紙で自費出版をプロデュースする出版社も旧態依然としている。 素人からむしり取ることしか考えてない。 中小の中堅出版社はいまや社会の激動についていくのに精一杯、 淘汰圧に耐えるのでいっぱいいっぱいで新しいことには手を出せない。 ネットと結びついたいくつかの出版社は成長しているものの、多くのプレイヤーは前世紀から続く大手出版社だ。

著者もまた大手出版社を頼る。 同人作家もいざ商業出版しようとすると、まずは大手で箔を付けたいのだろうが、 いくら搾取されてもそこから独立するのは難しいらしい (マンガ界の竹熊健太郎とか佐藤秀峰なんかがその先駆かもしれないが)。 大手もよくわからないラノベ部門やラノベ文庫を抱えている。 大手出版社の闇はそうとう深い、と私は思っている。 みんながそこから抜け出したいと思っているはずなのに。

kdp は個人作家や自費出版をプロモートするものではないのかもしれない。 アマゾンが敵対しているのは既存の大手出版と大手流通だ。 そこをすっとばしてインディー出版社を育てる。 インディー出版社はすぐれた個人作家を発掘してプロデュースする。 そういう世界に我々を導こうとしているように思われる。

クラウドだか、或いはある特定のエンジェルだかは知らないが、 欧米にはちゃんとした投資家がいて、インディーを育てている。 きちんとマーケティングして、きちんと装丁して、普通の商業本と同じ体裁で世の中に送り出している。 だがね、日本の書店や流通がそういう本を店先に置いてくれるかな。 まあ、売れりゃ置くに決まってるけどね。

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