亦不知其所終 田中久三 aka 田中紀峰のサイト。

Archive for the ‘映像’ Category

ブラックホークダウン

03.19.2007 · Posted in 映像

ブラックホークダウンを見た。良い映画だった。なんであんなに評判が悪いのかがわからん。別にアメリカの国策映画というほどでもないだろ。FPSにはもっと露骨にアメリカびいきなものもある。でも考えてみるに、これは日本人向けではないし、アメリカ人にも面白くはなかろうし、誰が見てもいやーな後味しか残らない、そういう意味では非常に良作だと思う。戦争物のFPSやるなら見ておくべき。爆発で砂がざあざあ降るのが印象的だった。

BGMにジミヘン使われているのが少し気になった。

ついでにアメリカンソルジャーを見ているが、こちらはどうやら駄作らしい。

最近、いろいろヒットラーのビデオなど借りて見ている。ヒットラーは扇動政治家で、若者の理想主義や帰属意識をうまく利用したという。今の私たちはヒットラーというできあがったアイコンを見ているのであってヒットラーそのものを見ているのではない。ヒットラーが現れる前にはヒットラーは居なかった。ヒットラーについて大衆は批判できるが、まったく新しい形のヒットラーが現れたときにはまた大衆はだまされるのだろうなとか思いながら見てる。

全体主義はすべてが悪なのではない。すべての人にとって良いことをわざわざ全体主義だというレッテルを貼って排除するのはばかげたことだ。全体主義がいけないのは国民全体とか人類全体に適用してもうまくいかないことを無理に絶対権力で押しつけようとするからだろう。夏休みの長期休暇制度や社会保障、必要な公共事業、公共の場での禁煙などは全体主義なのかと。そんなこと言い出せば、メシを食うのもいすに座るのもズボンをはくのもみんな全体主義だ。別に誰も困ってなくて利益になればわざわざ全体主義と言わないだけだ。

最近、どういうわけか、DVDを大量に見るようになったので、ツタヤDISCASというものを始めてみたのだが、一ヶ月に2千円で、ネットで予約して、一度に2本まで借りられて、宅配し、見終わったら郵便ポストに投函して返却。返却が確認されないと次が借りられない。となると宅配、返却、返却確認に何日もかかってしまい、返却期限は二週間くらいあるそうだが、そんなだらだら借りてたら2千円だと割高になってしまう。音楽DVDも対象外のようだ。貸し出し中のDVDが多くて、予約もできないし、2本ずつちまちま借りてたらいらいらして発狂しそうだ。Webページの検索機能も大したことはなくて、使いやすいとは決していえない。とんでもない田舎に住んでいて近くにツタヤがないという人には意味があるかもしれんが、近所にツタヤがある人には意味ないんじゃないか。

月額2000円くらいでオンデマンドで見放題という時代にはならんのだろうか。

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ホテルルワンダ

03.16.2007 · Posted in 映像

今更ながらホテルルワンダを見た。こんなまじめに映画見たのは久しぶりだ。 いろいろwikipediaとか調べて、今度はブラックホークダウンを見ようと思った。 なんちゅうか、Half-LifeとかCS:CZ deleted scenesとか、いきなりヘリが撃墜されるとこから始まるFPS多いけど、そういうのってきっとソマリア内戦、特に1993年のモガディシオの戦いに影響受けているんだろうなぁと思った。なんでアメリカ人ってこんな戦争ゲームばかり作るのかなあと思ってたのだが、わかる気がした。

なんかすごく無知を痛感した。

まったく関係ないことだが、日本外史足利氏正記を読み始めた。いきなり話が飛ぶね。尊氏の弟が直義。なんだか知らないことばかり。DVDみたり、本読んだりする時間が無限にあるといいのにね。

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DOOM劇場版など

03.08.2007 · Posted in ゲーム, 映像

蔦屋で「DOOM」DVD版を借りてきた。 あまり期待して無かったが非常におもしろい。前半はなんかアメリカ戦争物風。途中はスプラッタ+バイオハザード。後半5分くらい完全に「実写版FPS」になるところなどありいろいろとサービス旺盛。 オリジナルのゲームのDOOMはあまり好きじゃない。 Half-Lifeとかの方が好き。 シリアスサムの劇場版とかもきっとおもしろいのじゃないか。 あとはソニックアドベンチャーの実写版とか。しかも主観視点とか。目が回っておもしろそう(笑)。

「ヒットラーの最後の12日間」も借りてきた。なかなか良い。ヒットラーがもう少し正常な人間で、フランスに侵攻などせず、日本の真珠湾攻撃もなく、アメリカもヨーロッパ戦線に参戦しなければ今頃ドイツの全盛期だっただろうなと思う。

うわさのBenQ 24型 HDMI入力付きモニタをPS3につないでみる。非常によろしい。というかPS3にはこのサイズのモニタが適性ではないかと、すくなくとも私にはこれで十分に思えた。ただHDMI端子はあるがスピーカが内蔵されてない。音声はデジタル端子か、AV端子からとらなくてはならないがPC用のスピーカにつなぐにはコネクタで何度も変換しないといけない、これがちとうざい。内蔵スピーカがなくともせめてイヤホン端子があればそこからスピーカにつなげたのだが。

ちなみに今PS3はほぼResistance専用マシンになっている。まだ全然クリアしてませんが。

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松山千春の謎

03.02.2007 · Posted in music video

最近松山千春のDVDを何枚も買った。

千春はいつもコンサートで赤いバラを一輪花瓶に挿して立てている。 なんか意味があるんだろーな。

私が確認した限りでは、千春は漆塗りのギターを少なくとも二つもっている。一つは不動明王、もうひとつは上り竜、軸の部分が象牙。漆にかぶれるから長くはもてないとか、もったいないからみせびらかすだけだとか言っているが、「もうひとりのガリレオ」では最初から最後まで上り竜の総漆塗りのギターで弾いていた。これはあれだよね。ふつうのファンからのプレゼントではあるまい。任侠関係の支援者からもらったものに違いない。

「もうひとりのガリレオ」の「季節の中で」は絶唱。ギター一本切りで聴かせてくれます。すげえよ千春。

全く関係ないことだが、秋葉原をぶらついてて「ガンダム無双」見た。ついでにYouTubeでも見た。買わない。こんなの絶対買わない。「ガンダムオペレーショントロイ」はまだ姿形もない。はようだしてくれ。

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男たちの大和

02.22.2007 · Posted in ゲーム, 呑み, 映像

「男たちの大和」を借りてくる。 正直、コメントしにくい。 甲板で柔道とか剣道やってるのがなんかリアル。 遺体を海軍旗にくるんで海軍ラッパ「海ゆかば」を奏でながら海に葬る。 知識として知ってはいるがこうして映像で見せられると、なんと言っていいか困る。 そして普通の人はそういうディテールまでは知らんのだろうなと思いながら、眺めてみたりする。 ちなみに軍隊ラッパは、なんとか鳴らせるようにはなったが、 五音階あるらしいがまだ全然制御できない。

なんというか、作りがなあ。これは遊就館と同じなんだな、作りが。

ふだん松山千春のカラオケ歌ってDVDも買ってる者として、松山千春と会津子鉄会の関係がどうしても気になる。任侠、しかしそんなきれい事なやくざなんているのかと。

バナナカルピスサワー、略してバナカルサワーというものを飲んで、なんかどこかで聞いたような名前だと思ったら、バーナクル。 天井にフジツボみたいなのがくっついてて触手を垂らしてくるあれ。しかし一般人に説明しても誰も興味を示さない。

最近Gears of Warを始めた。難易度を三段階選べる。一番簡単なのは「ウィークエンドシューター」向け。なんか久しぶりにカチンときた。どうせ私はFPSはノーマルモードでは難しくてクリアできないよ。日曜ゲーマーだよ。なんか難しいよGears of War。

それはそうと、もうすぐ「ガンダムオペレーショントロイ」が発売されるが、私の周りの誰一人として期待していない。

ていうかGears of WarはFPSではなくてTPSだな。

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匿名製作委員会

11.26.2006 · Posted in 映像, 雑感

今日はいつもの飲み屋で喧嘩した。 とにかく速く帰りたくて勘定すませて釣りももらわず帰った。

それはそうと。

匿名の製作委員会というのが今ははやりらしく、「踊る大捜査線」で当たったのが始まりだという。

思うに、日本には健全なベンチャーキャピタルが育たず、シリコンバレーでは毎年何十兆円もの投資が行われていると。 しかし、匿名製作委員会というのはつまりベンチャーキャピタルのことですよね。ファンドのようなものかもしれない。

日本でも一部ではすでにベンチャーキャピタルが育ちはじめているのかもしれないなあと。

それはそうと「踊る大捜査線」は大嫌い。現場の公務員が職務規程に従わずに自分の判断で行動するなど許せない。 226事件とどこがちがうんですか。 公務員が上司に従わないということは国会に従わないということ、つまりは納税者に従わないということ。 国民に、警察組織の問題を訴えたければ、国会議員に立候補すべきで、選挙で正当に選ばれた代表を通じて行動すべきであって、現場の判断で勝手に行動してよいことにはならない。

身内の警察官が死んだり怪我をしたら本気で敵討ちですか。 つまり民間人が犠牲になったときは相対的に本気で仕事してないということだよね。

こんなドラマが大ヒットしたこと自体許せない。 一国民として許せない。

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プラズマに感心。

08.14.2006 · Posted in 映像

アップルシードはマッハバンドが出まくるビデオだと思っていたが、先日プラズマで見るとまったく見えない。 液晶はEIZOだろうがAQUOSだろうが、暗い部分のコントラストが低い。 暗いところは一様に真っ暗になってしまうのだろう。 だからガンマかけて明るくするので暗い部分のマッハが目立つ。 明るい部分はとんでしまう。 なんでこんなまっちろけなんだろうと疑問に思ったシーンがきちんと再現されている。 うーむ、やはり未だに液晶はダメなのかと。 プラズマは暗いところは暗く、明るいところは明るく表現できる。 全体的に暗く見えるが、ほんとうはその方が正しく、隅々明るくくっきり見える液晶の方が嘘なのだろう。 どうにもこうにも、これからテレビを買うなら40型超のプラズマしかないなと思った。 もうしばらく待てば15万円くらいで買えるようにならんか。

他にも被写界深度のエフェクトが頻繁に使われていることに気づいた。 なんで今まで気づかなかったのだろうか。 小さな画面だったりガンマが効き過ぎてたり勝手に鮮鋭化されていると、この手のボケ表現がわかりにくくなるのかもしれん。 いやーしかしプラズマはすごいわ。

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ジミ・ヘンドリクス勉強会。

07.23.2006 · Posted in music video

ツタヤでJimi Hendrix at WoodstockのDVDを借りてくる。 アメリカ国歌の演奏が実に印象的。 Wikipediaによれば

1969年8月に6人編成でウッドストック・フェスティバルに出演しトリを務め、音楽史に残る名演「The Star-Spangled Banner」(星条旗、いわゆるアメリカ国歌)を演奏。 フィードバックやアーミングといったエレクトリックギターの特殊奏法の限りを尽くし、爆撃機が空襲を行い民衆が泣き叫び逃げまどう様子を、音で完璧なまでに再現してみせた。 これは泥沼化して先が見えないベトナム戦争と、希望のない戦争にのめり込むアメリカ合衆国への痛烈な批判であった。

だということだが、そんなことはさっぱりわからんのだが、ともかくすごい演奏だと思った。

Purple Haze、 Voodoo Child もかっちょいい。

「紫のもや」試訳:

紫のもやが脳の中に充満している
近頃は何もかも違ってみえる
おかしな具合だがなぜだかわからない
空にキスする間ちょっとまって

紫のもやがあたり一面立ちこめている
どっちに歩いているかもわからない
俺は幸せなのかみじめなのか
ともかくあの子は俺に呪文をかけた

助けて助けて
なにもわからない

紫のもやが目の中にいっぱいだ
昼だか夜なのかもわからない
おまえは俺の心を吹き飛ばした
明日かそれとも時の終わりか

何もわからん
助けて
教えてくれ
さあこい

「ブードゥーの子」試訳:

山のそばに立って
手刀で叩き割り
破片を集めて島を作る
小さな砂を軽々と持ち上げるように

だって俺様はブードゥーの子だから
神様も俺がブードゥーの子だと知っている
最後にもひとつ言いたい
あなたのすてきな時間をとりあげるつもりはなかった
そのうち返してあげる

もしこの世で二度と会わないとしたら
次の世で会うだろう
そのときは遅れるな
遅れるな

俺様はブードゥーの子
問いはいらない
答えもない

こんな感じでしょうか。 wikiでジミヘン和訳集とか作るとおもしろいかな。

普通のハードロックやヘビーメタルなどの曲にはリズムとメロディーがあるのだが (そしてそのテンポがしばしば異様に速い)、それがジミヘンにはない(ことが多い)。 ジャズの即興演奏に近いかも。 あるいは津軽三味線のようなものも連想させる。 ときどきバンジョーのような弾き方もする。 ドラムはジミヘンの演奏に合わせて適当に太鼓をたたいているだけのように見えるし、ときどきドラムを合わせきれずに苦笑しながら眺めていたりする。 私はバンドというのはよくわからんのだが、ドラムとかベースとかボーカルとか役割分担が決まってて、即興のように見えてある程度までは整然と演奏されるのだと思う。 しかしジミヘンの場合は空から霊感がおりてきて、ジミヘンがそれをギター演奏として表現し、周りのスタッフがそれに合わせて適当に太鼓たたいたりマラカスふったりしている。 シャーマニズムにも近いものがあるのかもしれんし、もしかするとネイティブアメリカンの音楽の影響もあるかも。

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久しぶりにエヴァを見る。

06.05.2006 · Posted in アニメ

さすがTV放映だけあってセルがほとんど動かない。が、静止画を多用しているわりにはきちんと動かしているように見える。これが日本式セルアニメの極意なんだろうな。ハイジなんかも実はあまり動いてない。しかしあまりストレスを感じない。

日本人の動画だけ使って、毎週TV放映して、 3DCGやAfterEffectsなどソフトの力を借りず、極力静止画を使うことで労働力を省く、それでいてきちんと動いているように見える、そんな最後の究極のセルアニメがエヴァだったのかもしれない。そんな気がする。

思うにイノセンスはエヴァに嫉妬したのだろう。エヴァみたいに静止画を多用してパンと口パクだけでごまかして、それでも躍動して見える、エヴァやハイジを超える日本セルアニメの最高傑作を作ろうとしたのかもしれんが、見事に失敗した、という例なのではないか。バトウの口パク論語読みにはぶち切れそうになりました、私は。

ジブリにはそんな気負いはない。ともかく動かすものはなんでも動かす。だからエヴァとは対立しない。ディズニーみたいに何でもかんでもぐにゃぐにゃ誇張して動かすわけでもない。だからディズニーとも対立しない。

最初にエヴァを見たときそんなこと考えもしなかったのになんで今はそう思うか。破裏拳ポリマーを昔見ていた時には動きが悪いなんて思わなかったのに、今見ればストレス感じまくるのはなぜなのだろうか。

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ジミヘンDVD

05.13.2006 · Posted in music video

HDRは人間の視覚特性の模倣というのでなく、もともとCGの高精細化の延長線上にあるような気がする。 フォトリアリズム、スーパーリアリズムが好きなんだなあ、みんな。 高精細化と視覚特性の模倣は実は相反する。 視覚特性を追求すると高精細化を犠牲にするときが必ずくる。 そこでCG屋さんは「なんで?どこまでもはっきりくっきり見えてた方がゲームにも有利でしょ?」とか言う言い方をする。 ゲーマーはそういう考え方はしない。 ゲームの世界ではわざと見えにくくしたり、わかりにくくしたりするのは当たり前。 映画のCGとはそこが違うのだよ。

ジミ・ヘンドリクス、マイケル・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズのDVDを買う。

JimiのDVDはJimiのミュージックビデオというよりは、ヒッピーかオカルト集団の記録映像のようなもの。 当時の西海岸の文化がわかるのはおもしろいが。 やはり本気で火星人がいると信じてたようだなこいつらは。 あの、口でエレキを弾くというパフォーマンスには意味があるのか。

Michael Jackson History on Film Volume2 を買ったのだが、 Thriller は1982年だった。 Beat ItとかBillie Jeanも同じ頃。 ある意味このころのマイケルが一番かっこいい。 たまたま私が感受性が高い年頃だったせいではあるまい。 Volume1も買いたくなった。

ブリトニーはやはりこの、映像と音の密度が断然違う。 マイケルのミュージックビデオはマイケルが作りたいように作っているのだが、ブリトニーの場合は本人はおそらく何も考えてない。 取り巻きのディレクターやスタッフが作りたいように作っている。 能力ある人にはまたとない「素材」だったろうと思う。 マイケルのPVは1980年代の今から見れば古めかしいアナログ技術で作っているので、また芝居がかったところは陳腐でもあるが、ミュージカル仕立ての部分は今でもここまでのものはなかなか作れないだろうと思う。 やはりアメリカはこの部分の人材が豊富なのか。 ブリトニーは現在望みうる範囲で完璧な作りというしかない。

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