有栖川宮幸仁親王

[宮将軍擁立説](/?p=11051)
なるものを書いたのだが、
有栖川宮幸仁親王の母親は藤原共子であって明子王女ではない。
明子は家康の玄孫であるが、幸仁親王は明子の実子ではないのだから、幸仁親王は家康の血を引いてない。
なんかだまされた。

ではなんで幸仁親王を将軍にしようなんて話が出てきたのだろう。
おかしいなあ。

でも、明子には桂宮長仁親王があるので、彼ならば宮将軍になってもおかしくない。
だから宮将軍擁立説は実は幸仁親王ではなく長仁親王だったのではないか。

ダメだ。家綱が死んだ1680年には、長仁親王はすでに死んでいる。1675年死去。
実子も残してない。

藤原共子にはけっこう年子が多い。
これも怪しいと言えば怪しい。
実は幸仁親王は明子の実子だが、それを隠匿するため藤原共子の子としたのか。
うーんトリッキーだなあ。
結構無理がある。
それとも、wikipediaの記述が間違っていて、もともと幸仁親王は明子の実子だったが、
綱吉がその出生を捏造したとか。
うーむ。

kindle direct publishing

kindle paperwhite を買った。wifi版だとだいたい、8000円くらい。

kindleは日本では2012年10月25日から売り出されたらしいのだが、
ほぼ同時に
[kindle direct publishing](https://kdp.amazon.co.jp/self-publishing/help)、
つまり自費出版も可能になった。
いやいや、自費出版ですらない。
本を公開するだけなら一切自腹を切る必要は無い。
ただ、売り上げのうち印税以外を取られるだけなのだ。
直訳して直接出版、とでも言えばよかろうか。

> お知らせ : 70%のロイヤリティオプションが日本でご利用いただけるようになりました(KDPセレクトへの登録が必要です)。

> KDPセレクトに本を登録すると、日本のKindleストアで本を販売する場合も70%のロイヤリティオプションがご利用いただけるようになりました。日本のKindleストアで販売する本に対する配信コストは、1MBに対してわずか1円でダウンロードできるように設定し、グラフィックを多用した幅広い種類の本を低価格で提供できるようにいたしました。

と、あるように、2013年1月からは、日本でも70%の印税、1MBあたり1円の配送料負担で売ることができるようになっている。
図版を多用するようなコンテンツ、特に図版だけからできているマンガや写真集のようなコンテンツはそれなりの配送料がかかってしまうが、
まったく図版を使わない、つまり epub形式にして 1MB を越えないような、文字だけの小説ならば、1冊あたりの売り上げから1円が引かれるだけである。

で、理由はよくわからんし調べる気もないのだが、
英語版の最低価格は2.99us$にしなくてはならないらしく、
日本語版の売値も英語版に連動するようにすると今の為替相場だとだいたい一冊270円くらいになるのかな。
めんどくさいのでそうしてある。
仮にまあ、270円だとして、1円配送手数料とられて、その70%であるから、
だいたい1冊売れて190円くらいの儲けになる。
なんかのはずみで1000部売れちゃったりしたら19万円になる。
割とすごくね?

kindle だとまぐれで売れたりすることもあるだろうと思う。
puboo は未だにほとんど認知されてないが kindle なら誰でも知っている。
とりあえず買っちゃう人もいるだろう。
印税生活はできないかもしれないが小遣いくらいにはなるかもしれんね。

で、一太郎で epub 保存してアップロードしてそれが kindle でどのように見えるのか、
なんかレビュー中らしくてよくわからん。
でも、縦書きルビ付きでそれなりにキレイに表示されるんなら、
順次 kindle に移動しようと思う。

70%印税でkindleに載せるには他で公開せずにkindle限定にしなきゃならない。
まあ、それもやむを得ないだろうと思う。

とりあえず、puboo の方で、「紫峰軒」「新井白石」「安藤レイ」「司書夢譚」を非公開にした。
これらを kindle にもっていくつもり。
というのはこれらには図版がないから。

そのほか、今は塩漬けにしてあるやつも kindle に持って行き、
最終的には図版を仕込む方法をきちんと調べてから、可能であればだが、
すべてを kindle に持って行くつもりでいる。

kindle でほんとに縦書きルビ付きで表示されるかは、
これから確認してみないとわからない。
しかし、pubooプロ版が月額525円かかるのに対して、
kindle direct publishing は登録するだけなら無料である。
これはどうも puboo に勝ち目はないのでないか。

kindle

puboo プロ版がkindleでも直接販売できるようになったので、
プロ版に乗り換えようかと検討もしているのだが、
結局今のパブーが生成する epub とか mobi というのは縦書きルビ付きに対応していない。
pdf なら自分の思い通りに組み版できるのだが、それは当たり前であってどうかと思う。

kindle で mobi を読むときはフォントの種類やサイズ、1ページ内の文字数などは読者が決めることができる。
縦書きで読もうが横書きで読もうが、好きに読んでもらってかまわない。
つまり縦書き横書きは読者が個別に設定してくれりゃいいとおもう。
私としてはできれば縦書きで読んで欲しいとは思うけど。

となると、必須の要素としてはルビ。
ルビとパラグラフ以外はプレインテキストみたいなフォーマットで文章を書いて、
そのまま epub と mobi に変換してくれりゃそれでいい。

今はルビを ruby タグで打つのではなく word か一太郎からコピペしているだけなのだが、
そうすると epub に変換したときフォントサイズが狂ったりする。
そういうのは非常に困る。

でまあ、今のところ、puboo をやめて kindle で直接出版できないか、ということも検討している。
一太郎で縦書き epub 形式で出力してそれを mobi に変換すりゃいいだけのような気もする。

von Fersen

メモ。

[Fredrik Axel von Fersen](http://www.freewebs.com/vonfersen/biography_fredrikaxel.htm) (1719-1794)
の妻は
[Hedvig Catharina](http://en.wikipedia.org/wiki/Hedvig_Catharina_De_la_Gardie) (1732–1800) 、
子は
Hedvig Elenora (1753-1792), Hans Axel (1755-1810), Eva Sophie (1757-1816), Fabian Reinhold (1762-1818).

Hedvig Elenora と Eva Sophie は女、
Hans Axel と Fabian Reinhold は男。

Fredrik Axel von Fersen は [Axel von Fersen the Elder](http://en.wikipedia.org/wiki/Axel_von_Fersen_the_Elder) とも呼ばれ、
Hans Axel von Fersen は [Axel von Fersen the Younger](http://en.wikipedia.org/wiki/Axel_von_Fersen_the_Younger) とも呼ばれる。
いずれもスウェーデン王国の伯爵。
つまり、フェルセン伯。

[Hedvig Elenore](http://en.wikipedia.org/wiki/Hedvig_Eleonora_von_Fersen)は
スウェーデン女王[Sophia Magdalena](http://en.wikipedia.org/wiki/Sophia_Magdalena_of_Denmark)
に仕える女官。
二回結婚して子供が四人。

Eva Sophie は [Sophie Piper](http://en.wikipedia.org/wiki/Sophie_Piper)とも呼ばれる。
スウェーデン女王[Hedvig Elizabeth Charlotte](http://en.wikipedia.org/wiki/Hedvig_Elisabeth_Charlotte_of_Holstein-Gottorp)に仕える女官。
夫は Adolf Ludwig Piper。

[Fabian Reinhold](http://www.freewebs.com/vonfersen/biography_fabianreinhold.htm)

[ヴァレンヌ事件](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%8C%E4%BA%8B%E4%BB%B6)

Google広告

[紫峰軒](http://p.booklog.jp/users/yamazaki-natsumi)
についてくるGoogleの広告がひどい。
離婚相談とか浮気調査とか。
たしかにそんな内容の小説ではあるが、この小説を読んで興信所を利用する人がいるだろうか。

気になってついでに他のやつも調べてみた。
[超ヒモ理論](http://p.booklog.jp/book/24099)
は結婚相談。
[新井白石](http://p.booklog.jp/book/55630)は不動産、
[川越素描](http://p.booklog.jp/book/32888)はCGツール全般の操作方法の習得(笑)。

後のは、広告的に分類不能だったのだろう。ドミノピザとかなんとかかんとか、適当にランダムに出ている感じだ。

広告が入るようになったせいかしらんが、
サーバーは最近軽くなったし、印税も減らされてないし、
パブーが健全経営になるんなら全然広告入れてもらって良いです。