梁塵秘抄

「梁塵秘抄」があったので借りてきて読む.

> 我が子は二十に成りぬらん 博打してこそ歩くなれ 国々の博党に
さすがに子なれば憎か無し 負かいたまふな 王子の住吉西の宮

という歌があり,冒頭の
「我が子は二十に成りぬらん 博打してこそ歩くなれ」
の部分なんて,
不良息子を持った母親の愚痴のようで面白いよなあ.

>
山伏の 腰に付けたる ホラ貝の ちやうと落ち ていと割れ
砕けてものを 思ふころかな

これはなんてふざけた歌だろうか.と思ったら,
実は山伏の失恋の歌なのだそうだ.
ますますふざけてる.

Visited 2 times, 1 visit(s) today

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA