バールのようなもの

思うに、一般市民が「バール」を所持している可能性は非常に低い。
しかし、金属製の細長い凶器を一様に「バールのようなもの」とマスコミが表現するのは、
バールがスケープゴートとして使われているからに過ぎない、と言える。

一般市民が持っていそうなものといえば、まず考えられるのは金属バット。
つぎにゴルフクラブ、くらいしか思いつかない。
しかし、凶器が特定されれぱともかく、
「金属バットのようなもの」とか「ゴルフクラブのようなもの」と報道されれば、
当然スポーツ用品メイカーから苦情がくるだろう。
それでいつも「バールのようなもの」なのだろう。

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