生ビール

最近生ビールをよく飲むようになったのだが、最近はどの店もどの銘柄もほとんど外れなくうまい。
以前生ビールは店によって当たり外れが大きくて、
うまい店はうまいのだが、
まずい店は、すえているというか、酸化しているというか、いたんでいるというか、
すっぱすぎたり炭酸がきつすぎたりとか、水っぽかったりとか、
とにかく、何と表現したらいいかわからんのだが、まずいのである。
それに比べれば、瓶ビールはほぼいつも同じ味で、安心して飲めるから、
瓶ビールばかり飲んでいたことがある。

そういうことを店の人と話していたが、最近ビールサーバーを交換したという。
九年くらい使っていたが、変えてからあきらかにおいしくなったという。
なるほど、するとまんざら私の味覚もおかしくないのかなと思った。

ビールサーバーというものにも技術革新があるのだろう。
昔は毎日ちゃんと洗浄しないとすぐ味が落ちたりした、
要するに店の人がずぼらだったりいい加減だったりすると生ビールはどんどんまずくなってしまう。
逆に生ビール注ぎの達人が注いだビールはとてつもなくうまかったり。
今はたまに業者の人が来てメンテナンスするだけで誰でもそれなりにうまいビールが出るのではなかろうか。
まあ、文明というのはなんでもそんなもんだわな。

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