凸版印刷

群ようこが,
オフセット印刷よりも凸版印刷の方が活字にキレがあって,
格段にきれいだと言ってたことがある.
宮城谷昌光の本で,
紙をさわると印字の部分がざらざらしてるのとそうでないのがある.
ざらざらしているのが凸版印刷なのだろうか.
インク自体はたいしてざらざらしないだろう.
インクはほとんど紙に染み込んでしまうから,
凸版印刷がでこぼこしてるとしたら,
それは刻印するのと同じで,
版を紙に押しつけたときにへこみができるからだろう.
ついでに裏写りがきついような気がする.
いまでも凸版印刷ってやってるのかなあ.
まさかいまさら電算写植使わないで,
活字拾って組んでるわけじゃないだろうと思うのだが.

オフセット印刷はリトグラフと同じ原理なんだそうで.
リトグラフは親水性のある石の板に油性のマジックとかクレヨンとか,
要するに水をはじくもので絵を描いて,
それに水を張って,
書いた部分だけが水をはじくから,
そこにインクを乗せて印刷するんだね.

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