未捕狸算用皮

kobo ではまだ1冊もダウンロードされてない。

なんか設定がマズイのかなと思って、ジャンルを3つに増やし、説明も書いてみた。
しかし、ジャンルが大分類と中分類しかなくて、小分類は著者には指定できない。

表紙も文章も一瞬でアップロードできて一瞬で反映される。
KDPの「はがゆさ」を知っている人にとっては意外な感じがするだろうと思う。

やはりアマゾンという外圧がなければ KDP のようなものは自然と日本で生まれるはずがないのだと思う。
Puboo にはお世話になったが今は使ってない。
カクヨムは、今後使わない予定だ。伊勢物語は気が向いたら書き足すと思うけど。
私は一太郎メインで書く人なので、一太郎とカクヨムで両方執筆するのは結局は手間だ。
発作的に何か書きたくなったとき、特に短篇の場合、カクヨムや小説家になろうは便利かもしれないが、
後できちんと書こうというときに邪魔になる。
なら最初から一太郎で書いてKDPで出すのがよい。

とにかくアマゾン様のおかげで、『妻が僕を選んだ理由』は無料本の中で今も良い位置につけている。
この状態はいつまで続いてくれるのかな?
あまり期待しないほうがいいかな。
もし1ヶ月あまりも、
アマゾンkindle無料本「SF・ホラー・ファンタジー の 売れ筋ランキング」の1位に居座り続けたら、
私は何か勘違いしてしまうかもしれない。
でも要するに、ジャンル別で1位と言っても大してダウンロードされてはなかったということよね。
夏目漱石『こころ』なんかもおそらくせいぜい1日100部くらいだろう。
年で4万部。大したことない。
だからほんとなら『こころ』を凌駕するような個人出版がぽんぽん出てこないと嘘だということになる。
紙の本で1万部なんてのはざらにあるわけだから。

コンスタントに平均1日20部ずつダウンロードされたとして年で7300部。
無名の作家にとってはバカにならない数だ。
1年くらいで1万部突破するかもしれない計算だ。捕らぬ狸のなんとやらだが。
無料で、しかもどこにも話題になってないので、中身を読んでダウンロードしているはずがない。
なんとなく気になるタイトルだからとりあえずダウンロードしているのだろう。
それでランキングがあがり目立っててそれでまた違う人の目に触れてダウンロードしている。
ランキングが持続しているということは、これまでより、読者の裾野がずっと広いってことだ。いろんな読者がいる。
やっと魚影が濃そうな漁場を見つけたのかもしれない。

若い作家はラノベやファンタジーを書く傾向がある。
作家どうしで著者となり読者となるのなら、つまり同人的な著作活動ならそれで良いと思うが、
そうすると似たような小説ばかりになる。
同じような作品ばかりになると世の中の読書量の総和には限りがあるから、
作品一つ当たりの読まれる機会は減ってしまう。
『妻が僕を選んだ理由』というタイトルは今までありそうでなかったのだろう。
他に似たような名前の作品がないから私の作品を読むしかないという状態ではなかろうか。

婚活物語みたいな感じで読まれているのかもしれない。
何かの鉱脈に触れている手応えはある。

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