シン・ゴジラ

改めて(何度目だ?)シン・ゴジラを、メイキングなども含めて見てみたのだが、要するに、前半部分は東日本大震災に絡めた戦後日本への恨み節であって、タマ作戦はエヴァそのまんまだし、後半ヤシオリ作戦はタモリ倶楽部になってしまっている。

その主張は、日本はスクラッチアンドビルドしなきゃ良くならない。そのための自作自演がゴジラだ、というわけだ。

夏休み中ずっと、タモリ倶楽部をYouTubeで見ていたが、シン・ゴジラのどこがタモリ倶楽部かってことはすでに「ネタバレはあります。」で書いたのでくどくど繰り返さない。わざわざ新幹線や在来線が集中する東京駅でゴジラが立ち往生するというシチュエーションがあり得ない。

しかしまあこれを「庵野秀明監督最新作の日本映画」としてしてみたとき非常に良く出来ていると言わざるを得ない。庵野監督は、金と人と権限を使えばここまでちゃんと作れるのだということを実証したのは素晴らしかった。

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