亦不知其所終 田中久三 aka 田中紀峰のサイト。

箱根ロープウェイ

09.21.2017 · Posted in 雑感

今、箱根の大涌谷は17:00以降道路が閉鎖されていて、箱根ロープウェイも17:00が「終電」。なんなのだそれは。 不便極まりないではないか。 大涌谷が「噴火」してしばらく通行止めでその余波で今もそういう措置がとられているらしい。 仕方がないのでタクシーに乗ったのだが、タクシーは非常に便利だ。 あとはバスか。1時間に1本は出ているので計画的に利用すればそんな不便でもない。 まあ多少金に余裕があれば箱根なんてそんな広いわけじゃなし、タクシーで回ったほうがよいのだろう。自家用車を維持する費用に比べれば箱根で使うタクシー代など誤差だ。

タクシーの運転手が言っていた。 御嶽山が噴火したあと箱根にもマスコミがきて、大涌谷から温泉が流れ出てくる沢があるのだが、見た目が、森の中から噴煙が上がっているように見える。タクシーがマスコミを連れてきてこんどここが噴火するぞと報道したらしい。 それで大騒ぎになった。 その騒ぎを利用して役人が夜間大涌谷を通行止めにしたんだとタクシーの運転手は言っていた。ま、しかし、未だに硫黄臭がものすごいのには変わりない。 だが温泉場というのはたいていどこでも似たようなものだしな。

話によればその大涌谷から流れ出す沢で勝手に入浴する連中もいるという。

箱根は実に不便だが、その不便さが田舎の良さだろうね。 箱根と小田原は近くて似ているように思えるが、 小田原は典型的な地方都市で観光客のことなんて実は全然大事にしてない。 観光イベントと称して実は地元の祭りに観光客も参加させてやる、くらいの気持ちしかないのである。 一度ならず二度三度そんな思いをしたのでもう小田原観光は決してしないと決めている。 そのイベントが歴史的価値があって面白けりゃこちらもありがたく参加させていただくわけだが、ただのしょぼい村おこしのイベントに過ぎない。 山道には農作業車が通るから歩行者は気をつけて歩けと注意書きしてある。 観光地じゃないんだよな。 観光地のようなふりをしているただの地方都市。 すべてにおいて地元民が優先、観光客は、金をお年はするがただのよそ者だ。 たぶん小田原は横浜が大嫌いなのだろうと思う。 禁煙条例なんかしったことかという店ばかりだ。 箱根は完全に客商売でできているからそんな不愉快な思いをすることはない。

最近は新宿辺りで働いているのでほんとに田舎がここちよく感じる。 田舎のよさを一番よくわからせてくれるものが新宿という町だ。 今、田舎にいる人は、そのしあわせをこれからもずっと維持するようつとめるべきだと思う。 私もいずれ可能ならそうしたい。

田舎というものは、同じ不便でも、小田原型と箱根型があるように思うね。 松本城で酒を飲むイベントが禁止されたってのも小田原に似たような事情じゃないかね。 市役所の役人や地元の名士らが仕切っているところは小田原型になる。 営利企業がただ損得でやっているところは箱根型になる。 どっちが気持ち良いか。金銭尽くの観光地のほうが観光客にはこなれてて気持ちいいんだよなあ。

Comments are closed