春の妄念。

外飲みしながら

> のどけくもうつろひやすき春の空明日はふたたび雨とやはならむ

天気予報士でなくてもこのくらいの歌は詠んでもよかろう(笑)

> うすぐもり春のゆふべに道を行く人をながめて酒を飲むかな

> 暮れぬまにはやともしびをともしけり道のむかひにあきなふ飲み屋

> 我は知る我は歌詠みなりはひの歎きと酒を歌ふ歌詠み

> おのづから歌の出で来る時もあり町の飲み屋にひじをつきゐて

> 我が町に酒飲む人は多けれど我と同じき人はあらめや

> 歎かじな飲みたき時に酒を飲み食ひたきときにものを食ふ身は

> 串焼きを日頃は塩で食べぬれど今日はたれにて食べにけるかも

> 春の風いささかながら冷えぬれば明日は冷たき雨とやならむ

なぜか、論語。「学而時習之不亦説乎」ということ

> 思ふどちともに学びてをりをりにつどひ習へば楽しかるらむ

帰農と言うこと

> 山がつが山田たがやす暮らしこそあだし世の中人はうらやめ

ふと

> しづかなる春雨の夜に寝覚めして思ひはてなき武蔵野の原

> ひさかたのあたら月日を敷島のよしなき道に迷ひけるかな

> 我がよはひあといくばくか残るらむ未だ迷へるひむがしの国

> いまさらになどか迷へるにはかにも思ひそめにしことならなくに

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