亦不知其所終 田中久三 aka 田中紀峰のサイト。

ボブ・マーリィ

08.22.1995 · Posted in 雑感

ある飲み屋の女の子にTシャツを買ってやるという約束をした. ある日散歩してたときに道端でTシャツを売っていたので買うことにした. 「ダザイ治」とかださいのもあったが,「チェ・ゲバラ」と「ホー・チミン」のTシャツが気にいったので,それを自分の分と女の子の分と買うとして,女の子は「チェ・ゲバラ」よりも「ホー・チミン」の方がいいかと思って,「チェ・ゲバラ」はLで,「ホー・チミン」はMを買おうとした. ところが道端でTシャツを売っている兄ちゃんが言うには,「ホー・チミン」はいろんなサイズのがあるが,「チェ・ゲバラ」はMしかないという. しかたなく「ホー・チミン」はLのにして自分で着ることにし,「チェ・ゲバラ」はMにしてプレゼントにすることにした.

一応形だけどちらがいいか飲み屋の女の子に聞いたら,予想に反して「ゲバラ」の方がいいという. 「ゲバラ」のどこがいいのだろう?ありがたくもらうふりだけしてるのだろうか?と思ったら,「ボブマレー」みたいでけっこう気にいったのだそうだ.

「ボブマレー」って誰?

ソリみたいなやつ?それは「ボブスレー」.

ふとその週の「ぴあ」の表紙をみたら,そのレゲエのおじさんが実は「ボブマレー (ボブ・マーリィ) 」であった.

というわけで,結論はいまどきの女の子はゲリラとレゲエの区別もつかないから,ゲリラのTシャツをあげるときっと喜ぶであろう.ということであった.

ちなみに,気に入らないTシャツをもらったらどうするかと聞いたら,ネマキにするのだそうだ.

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烏龍茶はピンクレディのおかげ

08.20.1995 · Posted in 雑感

夏の盛りには枝付きの枝豆が食べられる.普段は冷凍の枝豆で,粒がそろってるけど個性がない.枝付きは畑から枝ごととってきたやつで,つぶが不揃いでちょっとむきにくかったりする.そういう食べにくいところがいい.自分で買ってきてゆでるととてもいい香りがする.

8月15日の日経産業新聞に,伊藤園の会長の話が載っている. 中国人はほとんど烏龍茶を飲まないというのは良く知られた話である. 烏龍茶を飲むのは日本人だけだと私に中国人は言う. 会長の話では,ピンクレディがその絶頂期に『痩せているのは烏龍茶を飲んでいるから』といったために,今のように烏龍茶がヒットしたのだそうだ. ちなみにピンクレディが絶頂期だった当時気嫌いしていたが,それは私が流行というものを昔から嫌悪していたからで,今から思えばピンクレディは偉大なアイドルであった.

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腹が出る

05.21.1995 · Posted in debu

20台前半の頃はいくら無茶食いしても腹が出たなどということはなかったのに,この頃はいくら節食しても腹がでる.朝起きて腹がでてると本当に腹が立つね.主な原因は,体質自体が年齢とともに変わるからだとあと,給料もらい出してからは,毎日のように飲み屋で飲み食いしてるから,食生活が贅沢になったのかな.

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09.17.1989 · Posted in 詠歌

勉強の苦し紛れにしるしなき歌の一つも詠みてみむかな
これといふしるしもなしに遅くまで起きて思ふはほかのことかな
このごろは部屋の窓にもカーテンをひきこもりてぞ暮らしつるかな
やとはれのおきなをうなら熊手もて落ち葉あつむるしはすなりけり

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07.20.1987 · Posted in 詠歌

寝るのにも起きてレポート書くのにもどうしようもなく蒸し暑い夜
対数が逆さまだった最初から書き直しだよ頭に来るな
ひさしぶりにこたつを出してあたりつつ松本伊代の歌など聴けり
金のない学生なればやきそばの三食分を晩飯にすれ
ここちよきものにこそあれひろびろとひとりこたつにうたたねするは
ここちよききはみにぞある血を吐きて床に伏したる祖父を思はで
電話引き初めて受けし連絡は故郷の祖父の血を吐きぬとぞ
わが家はいかにあるらむことしげきをりは人手も足らざるらむを
朝の日に窓は白みてあまだれの音にまじりて鳥のねもする
ひねもすに雪のふりても冬のごといとど寒くはあらぬよはかな
春来むとけはひはすれどたれこめてけふまたのべに雪ぞふりつむ
雪降れば壁にむかひて日のささぬ窓もひときは白き朝かな
大君のあとをしたひてつとめてに代々木の杜にまゐる人々
つとめての雪白きのべにつどひきてひごとにすらしラジオ体操
さくらばな咲きそむらむと岡の上にひごと登れど今日もふふめり
寝てもよし日に当たりてもよしスロープの芝生の若芽おひいでにけり
大根をまるごともとからしっぽまでおでんの素で煮てくひにけり
大根を輪に切るひまの広ければなかなか芯まで煮えきらざるなり
安ければ一度におほく買ひけるが鰯ばかりをただ食はなくに
春休みまだあけざれば図書館にふみよむ人も少なかりけり
安しとは書かれたれども我が目にはいとど安くは見えぬ品かな
春休みバイトなき日はつれづれに長きいとまをもてあましけり
春されどいまだこたつをしまはねば夜の寝床はこたつなりけり
あれこれと買はまほしきはありけれど先立つものは今あらなくに
ラジオにて冨田靖子が物語りするコーナーはおはりけるにや
朝イチにあきつるコマも三年の講義をとりて埋めてしまはむ
いとまなく散る花みればことのはのしげき夏こそやすらはれけれ
藤棚も銀杏並木ももとろもに緑いだしてながめ変へけり
あしびきの山手線にひさしくも乗らずすごせり引っ越しければ
奥山に踏み入りしかばいとまなきこととはなれりちぢにまよひて
新しき品々買ひて部屋の中にいかに置かむと思ふころかな

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03.10.1987 · Posted in 詠歌

それとなきひと日なりともかへりみてふみに残してためしとはせむ
引っ越しのをりにいでたるふるきふみをしまふついでによみかへすかな
引っ越してふつかみかへてけふもまたもののならびをすゑかへにけり
梅咲きて桜はいまだ咲かぬまにグリーンピースとめばる食ひけり
引っ越してうれしきことは朝の日の明るきこととシャワーなりけり
新聞の勧誘の来て三枚のタヲルもらひて六ヶ月なり
いとしもは悪くはあらぬ新聞と思へばをれてまたも取るなり
あたらしきことと思ひてすることはおのれに先に飽きの来るなり
窓の上にうつる光はガレージにはいる車の照らすなりけり
ときをりに思ふごとくに冷蔵庫のしづけき夜に音うなるなり
暖かき春の朝なりストーブやこたつつけでもいと寒からず

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04.17.1986 · Posted in 詠歌

道の上車の上とわかたずにふりしく花にみなおほはれつ
花にのみ馴れにし目にはもろもろの木々の若芽もうれしかりけり

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04.05.1986 · Posted in 詠歌

なつかしきかほもみまほし過ぎし日に見てしおもかげおぼろなるゆゑ
野のつたの軒の網戸に伸びたるが窓を開くればほとけ落ちたり
夏の間にかび覆ひたる皮バンド針のめぐりは狂はざれども
くちぶえのうそぶかれけりほほづゑをつきてつくゑにむかひゐたれば
ひとのめにいかにうつりてあるわれぞわれひとりのみあらじとおもふに

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