太陽のない街

徳永直「太陽のない街」とか読み始めたが、これはやばくないか。小石川に植物園があり、これに沿った谷に千川という川が流れているが、ここが昔は「東京随一の貧民窟トンネル長屋」で、梅雨と秋の長雨には必ず千川ドブが氾濫し、労働争議が起きた印刷会社は今も同じ場所に存在するらしい。物語冒頭、摂政宮殿下(昭和天皇のこと。時代設定は大正末期)が行啓したという、「高師」とは東京高等師範学校、つまり戦後の東京教育大学→筑波大学付属小学校辺りのことか。「太陽のない街」は「蟹工船」と違いDVDが出てるらしい。案外蔦屋で手に入るかも。