D2

いままでは立ち読みでがまんしていたのだが、とうとう Dreamcast Magazine を買う。なかなか読み応えあり。飯野賢治のインタビュー記事あり。D2 でいままでの儲けをすべて吐き出したそうだ。かなり笑えた。気合いも金もかけたが売れなかったソフトっていうのはある意味お買い得だ。

D2 は実は 4 枚目までぎっしり詰まっていた。ただし終わってから延々と movie が流れ続けるというもので、もしかすると 4 枚目は CD-ROM の容量が余ったので movie を入るだけ入れたのかもしれん。最後のボスキャラは思ったよりも弱く、拍子抜けした。ていうか全編「説教好きのオヤジ」モードで話長過ぎ。「世紀末」「進化論」思想に染まり過ぎ。

結局 D2 は 2 日ですべてをクリアした。シェンムーには 7 日かかったから、それよりはるかに短い。まあ、シェンムーにも意味不明の時間稼ぎがないかといえばなくはないが。それに、ほとんどバグと言って良いほどの、致命的欠陥を私は D2 に発見したぞ。

Dreamcast はモデム部分が取り外し可能で、代わりに LAN アダプタを取り付けることができるという。うーむ。しかし NTSC 640×480 ではしょせん web の閲覧には向いてないしなあ。

Dの食卓2

「Dの食卓2」「クレイジータクシー」「ぷるぷるパック」を購入。
一日中ドリキャスで遊ぶ。
「ぷるぷる」は人のプレステで体験し、自分のドリキャスにも買ってみたもの。
なかなかよい。
「クレタク」まあまあ良い。
ときどき気分転換にやるにはよさそう。
「D2」ははまらないつもりがはまった。
まあ、買って損はないだろう。

D2 は RPG + スプラッタもの。
地下の迷路で敵と闘うとか、いちいち RPG の定石を踏んでいる
(なぜこんな古くさいテーマを、わざわざ 3D でやる必要がある?)。
RPG 自体に何十年という歴史があって、それをなぞっているのだから、
はずす危険性は少ないし、プレイヤーも安心、
良く考えられているが、思考錯誤というイメージはない。
換言すれば、結局は、経験値とか hit point とか、
RPG の Paradigm の中でいろいろシナリオをいじってるだけなのだ。
シェンムーはどちらかというと、わざと RPG や ADV の慣習を外して、
わざわざ FREE という新しい分野を作ろうとしている。
そこがシェンムーの「オカシサ」になっているのだが。
遊ぶほうが「別の意味で」はらはらしてしまうのである。
つまり「新しい時代」のリアリティと同時に違和感を味わっているのである。
Shenmue にも RPG の痕跡はあちこちに残ってて、
さらにイベントが起きないと次に進めないから、
なんとかイベントを起こして先に進もうとしてしまう。
story 性を重視しつつ自由度を上げようとすると、
どうしても event driven になるのだろうが、そこをなんとかならんのか。

D2 がスプラッタだと知っていれば買わなかっただろう。
「わかば日記」で絶賛していたので、だまされたつもりで(笑)
買ってみたのだが。
一作くらいは持っていても良いが、もうこの手のやつは絶対買わん。

それはそうと、D2 に出てくるモンスターはクレクレタコラに似てる。

D2 は WARP というところの作品で、
SEGA BBS では露骨に差別されている。
シーマンは SEGA ではなく VIVARIUM というところの作品だが、
すごく売れたので SEGA BBS でも VIP 扱い。
D2 はそれほど売れてもいないのだろう、
検索してみてもほとんど何も情報が集まらない。
四枚組で一枚はデモのみ、
実質三枚組なのだが、DISC 3 まではあっという間。
「北の石橋」にはまんまとだまされた。
「シェンムーが狭い」という意味がわかったような気がする。
Shenmue と D2 を比べると明らかに Shenmue の方が情報量も多く、
中身も濃い。しかし、
D2 はいかにも腹一杯ゲームをやりましたという気分になるのに対し、
Shenmue はゲームらしくなく、あっさりしすぎているように感じるのだ。
Shenmue はさらにキャラの操作が非常にわかりやすく滑らか、そのため
「簡単なゲーム」のような錯覚を与えるようだ。

だんだん「セガらしいゲーム」というのがわかり始めた。
私はわりと「セガらしいゲーム」が好きなようだ。

クレージークライマー、クリア.
ラストの CG がいかにも意味不明.
いかにもニチブツ.
オリジナル版の効果音を 3D 版でも使えるようにするとうれしい.

単に 3D 化するのではなく,次回作はリアリティを追求してもらいたい.
もっとリアルな壁面で….
オネエサンが部屋の中で着替えしてたりして.
で,部屋の中に侵入するとミニゲームが始まったりするのね.
で,部屋の中の戸棚を開けるとセガサターンがあって,
スペースハリアーで遊べたりするとかいうのはどうかな.

莎木

莎木を二度もやるほどひまでなし.おや.五七五になってるぞ ! いや,だらだらやっても良いのだが,やはりそんな暇はない.

なんだかんだいって莎木はすごい.

本家掲示板
の書き込み量もものすごい.このように繁盛した掲示板というのは,テレビドラマやコンサートの掲示板くらいではないかなあ.

莎木は 1998 年 10 月くらいに最初にアナウンスがあったそうだから,約一年で発売されたということだ.私が最初に知ったのは後楽園駅のポスターだが,読売系のテレビアニメかなにかのキャラかと思った.野球とか読売とか嫌いだから,悪い印象しか持たなかった.美少女CGとかも好きではないしね.が,今から思えば,後楽園というところがガキンチョが集まるところだから,たまたま張ってあったのだろう.ゲームというものは小学生や中学生が買って遊ばなくてはだめなのだ.うちらとうのたった連中があれこれ述べても流行るとか流行らないとかはないのだ.小中学生に受け入れられるかどうかはこれから様子を見んとわからない.

掲示板読んでていろんな用語を学んだ.RPG がロールプレイングゲーム FF がファイナルファンタジーくらいは知ってたが,AVG または ADV がアドベンチャーゲーム,DC がドリームキャスト,DQ がドラゴンクエスト….あらしというのは掲示板荒らしのこととか.あとギャルゲーとか箱庭ゲーとか.AVG は最初 average のことかと思った.FREE というのはセガの造語で,full reactive eyes entertainment という意味で,ようするに見たものはすべてなんらかの反応をするということらしい.あまりこなれた英語だとは思えんのだが.

莎木プロローグの「その者,東の遠つ国より海を渡りて現われり.若者,秘めし力,いまだ知らず.…」というのはどうも擬古文としておもしろくない.もっとちゃんと古文や漢文の素養が要るではないか.本居宣長風の擬古文や,明治になってからの漢文混じりか,新体詩風だとか,聖書文語訳調だとか,どれともいえない気持ちの悪さがある.「遠つ国」という言い方は間違ってはいない (遠江という言い方もあるし) が,ここはすなおに「遠き国」というべきだ.また,莎花の発音では「とつくに」に聞こえ,これでは「外国」という意味になってしまう.言うならば「とほつくに」とはっきり発音しなくては.助動詞「り」はサ変または四段の已然形に付くのだが,「現わる」は「れれるるるるれれよ」だから,下二段だし,「現わるれり」とは言うはずないから,「現われり」とは言わないだろ.
「り」は助動詞の中では一番難しいんだよね.言うとすれば「現われたり」「現われぬ」だね.「渡る」は川のような狭いところを通ることを言うのではないか.山や海のような広いところは「越ゆ」ではないか.川も越ゆとは言うが.「幾山川越えさりゆかば」とか「川越」とか (笑).まあ渡るでもいいけどね.あとできれば七五調や五七調をそれとなく使うべきだ.少なくとも声に出したときになめらかに,不自然でないようなリズムを使うべき.添削すれば,「東なる遠き国より若者海を越えて訪れ来たり.秘めたる力,いまだ知る者なし.…」かなあ.あるいは「昔男ありけり.東海の沖つ国よりぞ来たる.…」とか (笑).まあなんにしろやりようはあったということサ.

追記: 「あらはれり」はやはり何かおかしい。下二段活用には「り」ではなく「たり」がついて「あらはれたり」とするのが正しい。あるいは「あらはれぬ」とか「あらはれつ」「あらはれけり」などとするか。

莎木

莎木は CD 4 枚組だが,そのうちの 3 枚までがゲームなので,
もうじき終わりのはずだが,3 枚目が一番難しい.
しかもヨコスカの港で毎日毎日毎日フォークリフトのバイトをやらされる.
これがめちゃめちゃきつい !!
なんとかしてくれ~.
….この港湾の描写とかは作者の実体験をもとにしたのだろうか….
ある意味すげーリアルだ.

莎木横須賀編でなぜ主人公芭月がなぜ港でフォークリフトを乗り回すか,
というのはそういう設定でゲームが作りやすいからだろう.
たとえば何かアルバイトをやらせるにしても,
車に乗るバイトをやらせた方がよく,
閉ざされた領域の方が都合が良く,
またごちゃごちゃと迷路のように入り組んでいる方がおもしろい.
セガはそのへんは得意とするところだろうし.

莎木も,たぶんファイナルファンタジーとか,
あるいはもっと古くは rogue とか nethack とかの,
経験値をあげたりだの,アイテムを集めるだの,
貯金を増やすだのの,
ロールプレイングゲームの常套路線を引きずっているようだ.
いろんなアイテムを次々に身につけるのだが,
いったいどこのポケットにそんなもんを持ち歩いているのだろう ?
大黒様か四次元ポケットでもあれば別だが.
いままでのアイコンというのかストライプというのか,
ああいう絵のキャラのゲームならば違和感は生じなかったのだ.
フル 3D CG アニメーションゲームを作る以上,
リアリティを追求するのであれば,
そのような旧習を切り捨てるくらいの覚悟は要ったのではないか.

さっそくドリキャスでアカウントを作成した.
使ってみると異様に使いにくい.
まず接続が遅い.
家庭用テレビに映すので文字がにじんでよみにくい.
キーボード接続してないので,文字がうちにくい.
CD-ROM と memory だけでやりくりしてるので,
使い勝手が悪い.
やはりパソコンは便利だ.

ドリキャスアカウントはパソコンのメイラーからならば,
非常に快適に使えるらしいことがわかった.

しろうとの私でさえ七日でクリアしてしまうのはちょっと短いかも。
しかも一番時間くったのはフォークリフトのバイトだったし。
難易度は丁度いいから、
もうすこし長くして欲しかったなァ。

莎木

莎木 (シェンムー) にはまる.
莎木おもしろいっす.
海男 (シーマン) がはやってたので,
即日ドリームキャストとシーマンとついでに莎木を買う.
シーマンなかなかおもしろいが,まだ子供.
毎日空気とヒーターで世話をやく.
しかし,ふつうの生物だと水温を急激に 10 度以上上げると死ぬと思う.
つまり,適正温度を保つことも重要だが,
温度変化を小さくすることも重要なはず.
そもそも空気と温度を手作業で調節するというのは,
まったく非現実的だ.
7月に出たゲームだけあって,
ネットを探すとほとんどすべてネタばれしている.
もはや枯れたゲーム ?

それに比べると莎木は旬.
12/29 発売のはずなのだが,
インターネットで 12/2 から買えたらしく,
すでにクリアーしてるやつもいるようだ.
CD 4 枚組のうち,私は今 3 枚目.
私はいままでバーチャファイターもアドベンチャーゲームも
ロールプレイングゲームもまったく未経験なので,
莎木がすごいのかどうかまったく見当付かないのだが,
どうやらこの莎木というのはセガの一連のゲームの集大成という位置づけになるようだ.

莎木は画質はそれほどよくないし,
人体の動きもそれほどリアルではないが,
virtual reality という意味ではかなり良い線行っている.
リアルなために逆にどうでもよい不自然さが目立つほどだ.
たとえば,主人公の芭月涼のうちにはトイレはあるが風呂はない.
夜は寝るが,飯は食わない.などなど.
virtual reality というのは日常のディテールを描いていけばきりがないわけで,
あやうい妥協の上で成立しているといえる.
ストーリーのもって行き方も放任と強引の微妙なバランスが要るんだろう.
後生に大きな影響を残す一作になるだろうと思う.
確かに映画と並んでゲームは立派な「総合芸術」だ.

ドリームキャストもそのゲームソフトも,
定価販売しか許されていないのかな ??
莎木
とドリームキャストについていろいろと言われていること.
莎木は開発費 70 億円
(という CM を知らずに私は買ったのたが,けっこう有名らしい).
莎木一つ 6800 円.
利益が一つでまあだいたい 700 円とすれば,
7,000,000,000 / 700 = 10,000,000
となり,一千万部となる.
現在ドリームキャストは百万台あるそうだ.
莎木はこれから 5 章だか 10 章まで続き,
ゲーム以外にも小説や映画や,
web 頁の広告収入や (笑),
私のようにわざわざドリキャス本体買っちゃうやつもでたりして,
それで全体で利益を出そうというのだろうか.
まあすごい背水の陣だわな.
ていうか私のような素人客をとりこまないようじゃ戦略的には負けだわな.
ドリキャスが一千万台売れれば簡単に黒字になるんだから (笑).

ところでドリキャス買うともれなくメイルアカウントがついてくるそうだが (笑),
まあぼちぼちやろか.

「王道の狗」第五巻をブックオフで買った.
新刊ということもあるのだろうが,すでに五冊も古本が売られているなんて !