絵島

於是天神、諸命以、詔伊邪那岐命・伊邪那美命二柱神「修理固成是多陀用幣流之國。」賜天沼矛而言依賜也。故、二柱神、立訓立云多多志天浮橋而指下其沼矛以畫者、鹽許々袁々呂々邇此七字以音畫鳴訓鳴云那志而引上時、自其矛末垂落之鹽累積、成嶋、是淤能碁呂嶋

宣長は『古事記伝』でオノゴロ島は絵島だと言っていると wikipedia などにも書かれているのだが、実際『古事記伝』を見てみると必ずしも絵島をオノゴロ島と断定しているわけではない。淡路島の周辺にはいくつか島があって、絵島のほかに、胞島(こしま)、鶺鴒島(せきれいじま)などの名を挙げている。宣長は実際に淡路島に渡ってこれらの島をめぐってみたわけではあるまい。

淡路島の周辺にはかなりたくさん小島が点在していて、どれがオノゴロ島とは言いがたい。比較的大きなものとしては淡路島の南にある沼島で、ここには自凝神社などがある。