三社祭り

浅草の三社祭りなんだけど初日金曜日の夜から町会ごとに提灯の櫓を建てたり、簡易寄り合い所を作ったり、神輿や、お囃子を載せる車(囃子屋台というらしい)などを繰り出して騒ぐ。土曜日もやはり町会ごとに騒ぐ。一つの町会に神輿1台ずつかというとそうではなく、大人神輿と子供神輿という具合に2台ずつくらいあるらしい。というわけで浅草氏子44町会、合計100基ほどの神輿が浅草で一斉に練り歩き始め、いたるところにテントやら仮設小屋が建てられて道にはみ出していろんなものが置かれ、ブルーシートを敷いて宴会をもよおし、子供はここぞとばかり路上で追いかけっこし、よそからも見物客が来るから交通に支障をきたさないはずがない。昨日も夜中に近所のスーパーに惣菜でも買いにいこうかと家を出たら神輿で道がふさがっていて2箇所ほど迂回せねばならなかった。あちこちから祭り囃子が聞こえてきて祭りの中に没入してしまうという実に面白い体験をした。

思うに、江戸の三大祭り、神田祭と山王祭は将軍家が見物したが、三社祭りはそうではなかったという。将軍だってヒマじゃないわけで何月何日の何時にどこそこに桟敷を作ってその時だけ見物する、ということになるだろう。だから、何日間もだらだら祭りをするとしても、将軍家にお目見えするための数時間だけは、特定の通りを整然と行列を組んで進んだりするのに違いない。そういう下地が江戸時代にできていれば、マスコミとしても、今秋葉原を神輿が通りました、などという絵を撮りやすい。撮れ高を稼ぎやすい。京都でも天皇が町人の祭りを見物するとなると町人も意識するだろう。祇園祭の山鉾なんかも、あれは町人が自分たちのために楽しんでいるというより、日本の首都を訪れる万人の客に見せることを意識してああいうふうになったのに違いない。

三社祭りはそういう公権力の介在がほとんどまったくない状態で、浅草の町人たちが好き勝手にやっていたもので、しかし浅草は当時大阪を抜いて日本一、いや、世界一人口稠密な都市であったはずだから、民間の祭りがとんでもない規模で寄り集まってああいうカオスな祭りが自然発生的にできてしまったのだろう。

最終日、三日目は浅草神社の一宮、二宮、三宮が、町会よりは多少大きな神輿を出すというのだが、これも浅草寺境内はひとごみでごった返していてどこをどう撮ればいいのかマスコミとしても撮りかねようし、まして一般人が見ても何をやっているのか、よその祭りとどこが違うのか、一部を切り取った映像だけではわからないのであんまり面白くない。ドキュメンタリーを作ることもできようが大して注目もされない。だから神輿どうしで喧嘩になった、というようなことくらいしかメディアでは報道されない。もともと人に見せようということを意識してできた祭りではない。純粋に町人が楽しむためにできたものだ。だからマスコミにとってあまりにもうまみがない。

普通の観光客は三日間だらだら三社祭りを見たりしない。せいぜい数時間浅草に滞在してその片鱗を見るだけだ。だから三社祭のすごさなどというものがわからないに違いない。

観音裏辺りの町会の名前は、象一、象二、象三などと呼ぶらしかった。今の町名と違うのでわからんかったがうちの近所でも普通に神輿を出していた。象とはこの辺りがかつて象潟と呼ばれていたことに由来するらしい。

ほていちゃんと鳥椿

ほていちゃんは悲しいことに東京の東半分にしかない。あとは横浜。ほていちゃんが野毛や浅草や上野に、やさぐれた立ち飲み業界に禁煙のくさびを打ち込んでくれたことは非常にうれしい。非常に喜ばしい。禁煙立ち飲み屋の需要は東京の西側でもそれなりに需要はあるはずだ。

晩杯屋は好きだがタバコが臭すぎる。喫煙者の巣窟になっている。ところが町田にも新中野もある。だがほていちゃんは無い。それが悲しい。

私自身はもうすぐ定年でたぶん東京を離れるからどうなろうと知ったことではないのだが、ましかし、職場の近くにほていちゃんができてくれればしょっちゅう通うだろうなとは思う。是非中野新橋に進出してきてほしい。

あとは鳥椿。禁煙。素晴らしい。しかしやはり東京の西側にはない。ほていちゃんも鳥椿も、タバコの煙が充満する東京下町に咲いた可憐な花だ。是非進出してきてほしい。

もっと広報活動が必要なのではなかろうか。どうせ立ち飲み屋は喫煙可能だろうとみんな諦めているのではないか。禁煙の立ち飲み屋もあるんだ(鳥椿は立ち飲みではないが)ってことを世間に知らしめるエヴァンジェリストが必要だ。

JA会長が言う通り米価格は決して高くない。少なくともコンビニでおにぎり買って食ったりウーバーで食い物運んでもらっているような連中が文句を言う筋合いではない。5kg、10kgとまとめ買いするから高く感じるだけで、コンビニ飯のほうがずっと割高だ。2kgの米袋が割安感があるとか頭が悪すぎるがほんとうにそういう考えの人がけっこう多いのだろう。だからあんなにコンビニがはびこるのだ。

しかし私はたぶん今後もう国産米は食べないと思う(輸入米が無ければ仕方ないが)。和牛もずっと前に食べるのをやめた。国産を応援したいのはやまやまだが、すでに経営破綻している農家やJAを救うために何かをやっても無意味だ。

三社祭のハッピ

備蓄米を放出したのが三度目だなどと言っているのだが、備蓄米を含めて日本国内に存在する米の量は変わらないのだから、つまり備蓄米が減っていることもまた価格を高騰させる原因の一つとなるわけなのだから、米の価格が下がるわけないじゃんという話にならんか。米の価格を下げるには日本国内に存在する米の量を増やすしかない、つまり、輸入するしかない。というか輸入すれば価格は下がるに決まってる。米が足りないからとタイ米を輸入したなんてことが昔はあったが今はカリフォルニア米でもベトナム米でも日本と同じジャポニカ米を作っているんだから、国内の米と味に大差ない。

そもそも食糧自給率を上げなきゃいけない状況とは何なのか。どういう国際情勢を想定してそんなことを言っているのか。戦争になって日本に食糧を売ってくれる国がなくなる?国境を封鎖されて食糧を輸入できなくなる?そんな可能性が極めて低い場合に備えるよりも食糧供給を安定化することのほうがずっと大事だろう。それに、食糧が輸入できなくなったときに米を食いたいなんて贅沢を言っている場合じゃないだろ。トウモロコシだろうがカボチャだろうかサツマイモだろうがなんでも作って食えば良い。アスファルトを剥がして畑にすりゃ良いだけのことじゃないのか。というかカロリーベースの食糧自給率をあげたきゃサツマイモをどんどん増産すりゃいいだけのことだ。北海道ではジャガイモを作れば良い。でも誰もそんなことはやらんだろう?意味ないんだよ、そんなものは。食糧自給率などという数値目標に狂うやつがおおぜいいるというだけのことだよ。

日本がやることは、世界中と交易して、世界中でジャポニカ米を栽培してもらって、米を輸入もし、輸出もして、適性価格を安定させることなんじゃないの?要するに今の農家、特に補助金漬けになっている、零細個人兼業農家が、米市場を開放することに抵抗しているだけだろ。

そもそも米の値段が倍になったくらいで別に誰も困らないんだよ。飢え死にするような人はもういない。米が食えなきゃ蕎麦でもうどんでもパンでも食えばいいだけ。だから誰も真面目に対策しようとしない。米だけでなく玉子だってもともと安すぎたものは高止まりしている。そりゃしょうがないことだろ。

サザエさんは戦後まもなくのマンガだが米が高くなったと庶民が文句を言っている。いつの時代も庶民は米の価格に過剰反応する。ただそれだけのことだろ。

それはそうと浅草ではそろそろ三社祭だというのでなんとなくそわそわしている。神輿を担ぐときにはハッピ(法被、半纏、ハンテン)を着るのだが、町会から買えば数万円、一般人が町会を通さずオーダーメイドで仕立てれば20万から30万円もするという。居酒屋などでは町会から借りられるだけのハッピを借りておいて、祭りの日に常連の客などに貸し出すという。客はそのハッピを着て神輿を担ぐのだが、数千円のお礼を店に払うのだという。

そのハッピだが、紛失したりしようものならおおごとになるので、よほど信用のある人でないと貸さないのだという。

いやまあ、私は別に神輿を担ぎたいとも思わないし、祭りの人混みの中に繰り出したいとも思わないのでどうでも良いことなのだが、浅草は酉の市にせよ年の暮れにせよ、町会か何かがなにやら小屋やらやぐらを建てて熊手だの羽子板だのを売っているのだが、とにかくタバコがけむい。あれはどうにかならんのか。

浅草に住み始めて思うが、知らないうちは良いことも悪いこともない。住んでいろんなことを知っていくにつれて、好きなことと嫌いなことができていく。好きなことと嫌いなことの総和は打ち消しあってゼロくらいだ。浅草を知らなかった頃と今と、浅草を好きかどうか聞かれても、その返事には大差ない。好きなこともあれば嫌いなこともあるからだ。浅草は良いところか悪いところかと聞かれて、良いところと悪いところを合わせて総合的に判断すれば、浅草について何も知らなかったころと同じように、どちらとも言えないと答えるしかない。

京都だろうと鎌倉だろうと同じだ。そういう観光地に良い印象を持つのは短期間に良い側面だけを見て悪いところは見なかった人に限られるだろう。

年を取るということも同じだ。世の中を知れば知るほど好きなことも増えるが嫌いなことも増える。好きと嫌いが分離していく。その総和はたいしてプラスでもマイナスでもない。嫌いなことをよけて、好きなことだけやって生きていければ良いが、好きなことをやろうと思うと同じくらい嫌いなこともどうしてもやらなきゃならないように世の中はできている。そんな世の中が嫌ならば人の少ない田舎に引っ越すしかない。定年退職したら層したい。東京にいたくているわけじゃない。東京にいなきゃ収入がなくなるからいやいやいるだけのことだ。それでも浅草について少し知れたのはよかったと思っている。

年寄りは気が短く怒りっぽくなるというのもあるのかもしれん。でもただそればかりではない。

嫌なことがあっても原因は自分にあると今では思うようにしている。自転車の運転が荒いとか運転マナーが悪いのではなく、自分がせっかちで人混みをせかせか歩くのが悪いのだ、などと思うようにしている。だんどりをうまく組めないとストレスを溜めてしまう。だんどりなんか気にしないのが一番良いのだが、それができないので困っている。こんなふうに毎日いらいらしながら生きるよりは隠居して日々退屈してるほうがましなんじゃないかと思う。

隣の部屋の住人がタバコを吸っているのはほぼ明らかだ。ベランダが臭いし、廊下の変なにおいのかなりの部分はタバコのにおいであるらしかった。賃貸契約も法律も私に味方してはくれない。2年間はいやいや住むとして更新することはなかろうと思う。多くの問題は私の人間嫌いに由来しているから、私という存在自体どうにかしなくては解決しない。そしてそんな都合の良い場所などこの世にはどこにも無いのだろう(人間が嫌いというわけではない。好きな人間と嫌いな人間がいて、好きな人間とだけ関わって嫌いな人間をよけて生きるのが難しいということ、好き嫌いが激しいということだ)。

浅草あるあるのトラップ

2週間ぶりくらいに浅草に戻ってきた。まず錦糸町のダイソーに寄って 80cm x 29.5cm のワイヤーネットを3つ、それからワイヤーネット用のフックを数個買う。ここのダイソーはアルカキット錦糸町という駅前のビル(北口から出て左すぐ)の7Fワンフロアぶち抜きの超巨大ダイソーで、東京観光のついでに立ち寄ってみる価値はあるっていうくらいのものすごい品揃えである。グーグルマップでダイソーを検索すると浅草にもあるし入谷にもあるしスカイツリーにもある。しかしながらこれらのダイソーはどこも小さい(品揃えが悪い or 売り切れが多い)。これらの地域から錦糸町に行くのはそんな難しいことではない。オンラインのダイソーにはあるが普通の店舗にはないっていう品が錦糸町に行けば必ずあるらしい(オンラインの在庫はここ錦糸町で管理しているのではなかろうか)。なら最初から錦糸町にいけよって誰か教えてあげたほうがよくないか?

錦糸町は以前来た時はめちゃめちゃタバコ臭かったのだが、競馬の日であったか。錦糸町にもウインズはあるんだよな。ドンキホーテが外装をまったくリフォームしてないのが潔い(逆に浅草のドンキはとてもあざとくおしゃれだ。入り口に水槽なんかあったりして)。しかしながら平日の駅北口辺りは普通にきれいで臭くもない。JRから押上方面への乗り換えが驚異的にわかりにくい。この町で観光客が乗り換えなどに使うことがないからであろう。グーグルマップを見ると街の東側を南北に通っていることがわかるから、多分こっちの方だろうと見当を付けていけば果たしてそこにある。ともかく半蔵門線に乗り換える。昔東急沿線に住んでいた私にとって、こんなところで半蔵門線にでくわすのは意外だ。

スカイツリーと言ったり押上といったり非常にややこしい。最初から押上塔とかそういう名前にしておけばよかったのに。アーバンパークラインとか高輪ゲートウェイとか師根と思う。私としては都営ではなく東武に乗り換えたかったのだが、なぜか東武のスカイツリー駅へ乗り換えるのが異様にややこしい。そもそも東武にはスカイツリー駅と押上駅があって、なぜか離れて作られていて連絡も悪い。頭おかしい。スカイツリー駅から浅草駅にいくことはできても、東武押上駅から東武浅草駅に行くことができない(曳舟まで戻る必要がある)。こんなルーティングを考えた人は世の中を舐めているとしか思えない。何か正当な理由でもあるのだろうか。大江戸線の都庁駅乗り換えくらい理不尽だ。いやしくも公共交通機関ともあろうものがこんな恣意的な設計をして良いのだろうか。罰則はないのだろうか。向島辺りを散歩して曳舟から浅草に戻ろうとしてえらいハマったことがあった。地元の人には当たり前のことでもよそから迷い込んできた私などには行政の怠慢と鉄道会社のエゴの合作にしか思えない。

浅草駅というものも非常に複雑怪奇である。浅草駅9番出口という脱出ゲームができるくらいである。銀座線の改札があちこちにあって、それぞれ別々の出口、別々の路線につながっていて、それらの間には連絡が無い。最初に銀座線ができたんだろうね。銀座線ホームを中心にしてタコの足のように分岐しているのだ。こんなわかりにくい駅はそう無いと思う。銀座線と東武の接続はそれら分岐の一つに過ぎず、その途中に盲腸のように付随している浅草地下街に行くには、結局一旦地上に出た方が早いということになる(地上も五叉路になってるから余計歩きにくい。そもそも浅草は五叉路が多すぎる)。都市デザイン的には非常に面白い話題だと思うのだが、こういうことは地球の歩き方浅草編などに書かれているのだろうか。

浅草界隈でいろんな飲み屋を開拓してみたものの通いたいと思える店は3、4軒くらいに絞られてきた。まあそりゃそうだよな。良い店でも客がみんなタバコ吸う店はやっぱ嫌だ。こんだけたくさん店があるんだから、わざわざ人のタバコの煙を吸わされる店に行く必要はない。浅草は田舎の場末感のある閑散とした平日が良い。店も土日と違い、平日はまったくやる気がないのが良い。平日はもう最初から諦めてる。

チェーンの店としては、まずほていちゃん。そして鳥椿。ここらで下地を作って夕方から個人経営の店をひやかしてそのまんま帰宅する、というのがよかろうと思う。そういえば未だに神谷バーには行ったことがない。わざと避けているのではないが行きたい気持ちが起こらないしいつでも行けると思うといつまでたっても行かない。そういえば東京ディズニーランドにも一度も行ったことがない。ユニバーサルスタジオならロサンゼルスで行ったことがある。ハウステンボスならけっこう行ったことある。

浅草で牡蠣を食べたい人は、六区通りにある宮城直送 かきほや飛梅 浅草店の16:00~18:00のカッキーアワーにいくと良い。牡蠣もホヤも半額で食べられてめちゃめちゃお得。全席禁煙。

ホッピー通りの店もいくらかは禁煙らしいので、割高とは聞くが、実際に行って調べてみる価値はあるかもしれない。

浅草あたりにはまだ鳥刺しやレバー刺しを出す店がけっこうある。私は昔上福岡で食べたことがある。たしか新宿三丁目にもあったから(いや高島平だったかな?)、平成の頃はまだ普通に食べられていたのだ。今食べるのはけっこう怖い。鶏や牛をわざわざ生でリスクを冒してまで食う必要あるかとは思う。

ワイヤーネットは窓枠にぴったりはまる大きさのものをわざわざ買ったのだ。やはりちょうどよかった。これでいろんなものを窓にぶらさげることができる。吊るせるものはなんでも吊るしたがる病気にかかっているので気持ちよい。片付く。

郵便受けに入るチラシだが、公明党、幸福の科学などが多い(笑)。浅草ならではなのだろうか。自民党のチラシもある。よそものには何もかも珍しい。

流しの水道の蛇口が古くて思い切りひねらないと水がとまらない。中途半端だと水がずっとぽたぽたたれて止まらない。思い切り締めると今度は開けるのに力が必要になる。金を払っても良いから大家に蛇口を交換してもらいたい。とりあえず不動産屋に相談してみるか。

世の中ものはすべてなんでも少しずつ改良が加えられて便利になっていっている。逆にいえば時代をさかのぼるほど少しずつ不便になっている。この建物もずいぶん古い。雨戸に隙間があって何の役にもたってない。サッシごと交換してペアグラスとか二重窓にでもしてくれりゃいいんだが賃貸にそんな贅沢は望めまい。

吉原の真ん中にビッグエーがあるためにしばしば吉原に通っているが、とにかく迎車(いかついワンボックスカー。白か黒。固有名詞で言えばアルファード)とタクシーが多い。ひっきりなしに入ってきては出ていく。横断歩道の手前で信号待ちしていると、横断歩道の途中からタクシーが左折してくるから右の方へよけなくてはならない。何から何までタクシーが幅を効かせているところだ。客が豪遊しにくるから運転手も気が大きくなるのだろう。ビッグエーがあるから仕方なく来ているがあまり来たくはないところだ。「神明 精米 あかふじ いつものお米 5kg」という謎のミックス米を買ってみる。ヨドバシで買うと税込みで4050円するらしいが(但し現在販売休止中)それよりは少し安く買えた。

ビッグエーはシャンプーやボディソープは手薄なので吉原からほど近いココカラファインに寄り、マツキヨオリジナル1000ml詰め替え用を買う。ボディソープやシャンプーなんて安くてふつうに洗えりゃいいんだよ、と思うが、一般人はどう思っているのだろうか。別に知りたくもないが。

あかふじ米ふつうにうまいと思う。一つの発見。どうも米はビッグエー信用すれば良いって思えてきた。

ウィンズ浅草

私が20年だか30年前に訪れた時(たぶん西暦2000年頃だと思う)の浅草(特に六区)は山谷のドヤ街並に非常にうらぶれてやさぐれた町で、ウインズ浅草はもう既に建っていたはずだが、その向かいには日活ポルノの映画館とストリップ小屋が建っていて、道ばたで浮浪者がパンツを履き替えたりしていたように記憶している。

競馬のノミ屋行為が事実上野放しとなり、1955年の浅草には約400軒の私設馬券売り場が存在していた。そのような街に場外馬券売り場を設けることは、日本中央競馬界にとっても地域にとっても意味のあることとなった。施設は、浅草公園六区の六区ブロードウェイの、かつて東急グループ系「新世界ビル」があった場所に建てられた。

などとウィキペディアには書かれているのだが、これさあ、要するに、ノミ屋、私設馬券売り場を禁止するという名目で場外馬券場作っちゃって、JRAが浅草に乗り込んできて居座ってしまい、合法賭博(笑)として、そのまんま利権化してるだけじゃん。それってどうなのよって話だよな。でJRAと浅草の商店は持ちつ持たれつなんだろうけどさ、浅草に場外馬券場がある必然性なんてもともと無いし、今はなおさら無いだろ。さっさと移転して、跡地はひょうたん池に戻すとかなにかすりゃいいんじゃないの。

ひょうたん池に続く商店街だからひさご通りというのだろうか。

今も浅草に残るあの異様ないかがわしさ、汚さ、あのタバコ臭さの中心にあるのがあの場外馬券場であるのは明らかだ。浅草はもっと洗練された、清潔な国際都市になって良いはずだ。インバウンドで景気の良い今こそそのチャンスだ。京都の街中に場外馬券売り場なんてないだろ?そんなもの風紀を乱すに決まってる。

奥深い町

某所でちらっとお見かけした人のツイートを見ていたら浅草ではしごしたと書いてあって、興味深く読ませてもらったのだが、私がふだん飲み歩いている界隈とまったく完全にかぶっているのにもかかわらず、私の行ったことのある店は一軒もなかった(行ったことはないがGoogleマップでチェックしたことがある店は1つだけあった)。なんて恐ろしい町なのでしょう。浅草というところは。

特に観音裏あたりは、カウンターだけの、五人とかせいぜい十人くらいしか入れない、事実上完全予約制の個人経営の店が多い。安くて気軽な店もあるがその真逆の店もある。うなぎや寿司やふぐなどの超高級店もあれば、がさつな安酒屋もある。性格や趣味が違えば通う店も町の見え方も同じ空間同じ地域であるにもかかわらず、まったくちがってくる。こんな町が浅草以外にあるのだろうか。京都の祇園や先斗町あたりがそうだろうか。

浅草にちょくちょく通い始めたのは三年前で、昨年末に浅草に部屋を借りて以来二ヶ月弱、ようやく浅草に飽きてきた。もちろんまだ知らない世界はいくらでもあるからそんな簡単に飽きてしまうということはないと思う。いまだに通勤するのもまた町歩きのうちみたいなところはある。ああこんな横町があったのか、こんな店があるのかと観察しながら町を歩いている。

某店は浅草が地元のおばちゃんたちのたまり場になっているのだが、吉原に最近新しいスーパーができたんだよねえなんて話をしている。ビッグエーのことだ。ビッグエーは正確に言えばディスカウントストアだけど。千束通りなどもおばちゃんたちはバスで移動するらしい。アーケードをはしからはしまで歩いたって10分くらいしかかからないんだけどね(おばちゃんの足だと20分くらいかかるのかもしれないが)。

浅草はインバウンド向けのテーマパークと化してしまったという某記事を読んだのだけど、それを言ったら京都の清水寺に登る坂道だって、新京極通りだってそうだろう。そういう観光客向けのキャピキャピした場所はあってもいいんだよ別に。合羽橋商店街だってインバウンドだらけだ。しかしそうではないところもある。日本人客でも容易に入っていけない、理解に時間がかかるところもある。入谷や吉原、山谷、向島などのかなり個性的な町も隣接している。何が言いたいかっていえば、よそからふらっと来てうわっつらだけみて浅い記事を書くなってことだよ。浅草を語りたいなら何日も何年もかけて通ってみて町に浸って同化してみて、それからあれこれ言ってもらいたい。なんなんだよ下町情緒ってさ。それってあなたの勝手な思い込みですよね?そういうの上野や鶯谷や谷中や赤羽や十条や浅草橋や錦糸町あたりにいけばいくらでもあるじゃん。絶滅危惧種みたいに言わないでほしい。

浅草にニトリやセリアや無印良品やドン・キホーテやオーケーやビッグエーやライフなんかの店がどんどん入ってくるのは良いことなんだよ。ドラッグストアに Tax Freeコーナーがあるからなんだっていうんだよ。人がたくさん集まるってことは良いことじゃないか(場外馬券場は要らんと私は思うが)。日本らしさってことよりまずは町に活気があることが重要ではないか。

浅草の土曜の朝

土曜日の朝、7時くらいに浅草場外馬券場の前、六区ブロードウェイ商店街を通ると、まだひと気は少なく、空気もまだすがすがしく、タバコ臭くもないが、なんとなくピリピリとした空気を感じる。制服の上に防寒のコートをはおり明らかに職務中とおぼしき人たちが二人か三人くらいで一組になって通りを巡回している。浅草パークホールビルというホテルのような、オフィスビルのようなよくわからない建物からぞろぞろと20人弱の警察官のようないでたちの人たちが向かいの場外馬券場へ歩いて行く。あれは警察官ではなくて場外馬券場の警備員であろう。前日から泊まりがけでここ浅草にいて、その仕事始めなのだと思われる。これから浅草では土日二日にわたる狂乱の宴が始まるのだ。つくばエクスプレスA1出口脇にある弁当屋デリカぱくぱくも店先に弁当を積み上げて朝7時から客が来るのを万全の態勢で待っている。

これがもう9時くらいになると続々と競馬ファンらが出勤してくる。地下深くに作られたつくばエクスプレス駅から長蛇の列を作ってエスカレーターに運ばれて続々と人が地上にあふれ出してくる。

競馬の何がそんなに面白いのか私にはさっぱりわからない。いろんな人になぜそんなに競馬が好きなのか、聞いてみるのだが、よくわからない。そもそもそんな儲けている人もいないようだ。中には競馬のプロがいて、現金で国税庁にバレないように大金を動かしている人もいるのかもしれないが、そんな人はごく一部であって、ここに集まってくる人たちのほとんどは損しているに決まっているのである。株のほうがまだ儲かる可能性はある。というかやり方次第で株ならば確実に儲かる方法がある。競馬にはそれはあるまい。かなりの部分が偶然性でできているからで、確実性が高いギャンブルといえばまだパチンコの方がましだろう。競馬で儲かるはずがない。

飲み屋で会ったある女性は、お酒を飲むと体を壊すかもしれないけど、競馬は体に悪い影響なくてお酒を飲んだときと同じくらいハイになれるからやるんだと言っていて、なるほどなと思った。

浅草に場外馬券場がある必然性、なくてはならない理由があるんだろうか。渋谷にも場外馬券場があるはずだが、渋谷でも同じような状況なんだろうか。渋谷も浅草もとにかくどこか別のところへ移設するなんてことは考えてもいないのだろうか。

そうした殺伐としてタバコ臭くていかがわしい雰囲気が蔵前から浅草、山谷のあたり一帯、日曜の夜まで続くのだった。

浅草の店には勝ち馬投票券、つまり馬券を置いている店が多い。土日はたいていの店が競馬中継する。実に多くの人が路地にテーブルや椅子を並べて競馬を観戦している。相撲のあるときは相撲中継を見ている。

競馬を面白いと感じるのはホモ・サピエンスのバグなのだろうか。アーリア人にせよモンゴル人にせよ馬を乗りこなすことによって交易し戦争に勝利し、子孫を大量に残した。馬乗り好きな遺伝子がそうでない遺伝子を淘汰して残ったせいで人は競馬に理由もなく、無意識に魅了されるのではなかろうか。

浅草パークホールビルはJRAの事務所や駐輪場などが入るオフィスビルなのだそうだ。やっぱりね。確かにこの建物の2階と地下には謎の駐輪場がある。無料らしいが、通勤客が利用しても良いのだろうか。つくばエクスプレス駅にも駐輪場があるがこちらは有料である。浅草辺りは地面が平らだからものすごくたくさんの人が自転車に乗っている。運転マナーも決して良くはない。極めて危険だ。坂が無いからまだなんとかなっている。

デリカぱくぱくって向島にもあるんだなあ。あと青戸と足立にもあるようだ。

浅草行ったことある店一覧

  • カフェ バッハ
  • デニーズ東浅草店
  • 和洋食 ニュー王将
  • 居酒屋 ぽんず
  • 笑ひめ
  • 小時
  • 酒さかな ずぶ六
  • 手打ち蕎麦 なお太
  • ロッジ赤石
  • 三好弥
  • 鳥きち
  • 正直ビヤホール 分店
  • 千鶴
  • ノストス
  • 米久本店
  • ほていちゃん 浅草店
  • 宮城直送 かきほや飛梅 浅草店
  • 浅草 安兵衛
  • ととり
  • やきとんひなた 浅草店
  • 神戸牛ダイア すし屋通り店
  • 一八そば
  • 翁そば
  • 立呑み のんき屋
  • フェッテ•パニッサ
  • 荒井屋 へその店
  • 大衆酒蔵 あそこ
  • 君塚食堂
  • 天才ブラジル
  • 気まぐれえりこ
  • 浅草だるま
  • 居酒屋 風鐸
  • 捕鯨舩
  • 正ちゃん
  • 浅草じゅらく
  • お好み焼・もんじゃ焼 津久志
  • 房総料理 木むら
  • 一代
  • 浅草 ニュー小江戸
  • ドライブイン電電
  • そばうどん 文殊 浅草店
  • 浅草やきそば 福ちゃん
  • 駒形どぜう 本店
  • 長命寺桜もち 山本や
  • かどや
  • 鳥椿 雷門一丁目店
  • KOTOYON
  • ニュー浅草 本店
  • つぼ八 浅草駅ビル店
  • もつ政
  • つる岡
  • 花屋
  • 佐竹や(佐竹商店街)
  • かぶら屋 東上野店
  • スーパー シマダヤ
  • 業務スーパー 浅草店
  • ビッグ・エー 台東千束店
  • ココカラファイン 千束通店
  • ココカラファイン 浅草五丁目店
  • 日豊アジア物産
  • アジアマート
  • デリカぱくぱく千束店
  • 魚誠
  • マルエツ 浅草四丁目店
  • 東武ストア東浅草一丁目店
  • 肉のハナマサ千束店
  • オーケー 浅草店
  • ライフ浅草店
  • ニイミ洋食器店
  • かっぱ橋まえ田
  • ニトリ 浅草EKIMISE店
  • Seria 浅草エキミセ店
  • 無印良品 浅草ROX
  • コーナンPRO浅草店
  • オーケー 橋場店
  • サンキ(三平ストア浅草店の2階)

このリストには、かなり以前に行ったことがある店、行ったことはあるが二度と行かないと思った店も含まれる。田原町の花屋はかなり以前に閉店した。食べログに「つる岡」は

このお店は休業期間が未確定、移転・閉店の事実確認が出来ないなど、店舗の運営状況の確認が出来ておらず、掲載保留しております。

などと書かれてしまっているが、2025年2月時点で普通にやっていた。要するに何曜日に何時から何時まで開いているかよくわからない店で、佐竹やもそれに近い。というか、ほかにもそういうきまぐれでいつやってるのかよくわからない個人経営の店は多い。

浅草近況まとめ

浅草に越してきて便利なのはエキミセのニトリ、セリア。近頃私は本屋には滅多に行かないのだが、エキミセに入っているくまざわ書店もかなりでかくて良い感じ。あとはROX館に入っている無印良品。ダイソーは錦糸町まで行ったほうが良いらしい。浅草周辺のダイソーはどこも狭い。スカイツリーのダイソーも狭い。

飲み屋で無難なのは、まずはみんなの味方ほていちゃん。鳥きち。鳥椿あたり。このへんはまったく気兼ねなく入れて、禁煙で、しかも混んでて入れないということはあまりない。ただし鳥きちはかなり狭い。地下街の天才やきそばは一度行ってみたら良いと思う。同じく地下街に最近できたドライブイン電電はまあまあ面白い。寿町4丁目のコトヨンも良いと思う。ほかにおすすめの店がないわけではないがここに書くのはやめといたほうが良い気がする。

新御徒町の佐竹商店街の佐竹や。できたばかりでネットにほとんど情報が無いと思う。昼飲み、立ち飲み、ジビエ料理となっているが、実は何曜日にいつからやっているかよくわからない。店長が気まぐれすぎてたぶん当分決まらないと思う。18時以降に行くのが安全確実。

かぶら屋、ここもチェーン店。東上野店は15:00から。

山谷にある紅豆(あづき)という店はすごく気になるのだが怖くて入れない。しかしドライブイン電電の店員はその店を良く知っているという。どうしよう。一度くらいは行ってみるか。上記、紅豆以外はすべて禁煙。

ドライブイン電電が地下街の通路に一番はみ出してテーブルとベンチを並べている。その次にそのとなりのタイ飯屋。通路にものを置くと怒られるらしい。しかしドライブイン電電の前の床は一番水漏れしているので、かわいそうだから(或いは水漏れを掃除する代償として)許されているのかもしれない。

洋食屋はロッジ赤石と聚楽には行った。

スーパーは、ライフ、OK、東武ストア、マルエツ、シマダヤ、ハナマサなんかを適当に巡っている。ROX館に西友、三平ストア、あと雷門にオーゼキがあるがまだ行ったことがない。茶碗などは土産物屋やスーパーにも売っているがたぶん合羽橋まで行ったほうが良い。山谷にある業務スーパーはすごく殺風景でほとんど倉庫。あとは吉原のBig-A。ココカラファイン。デリカぱくぱく。アジアマート。日豊アジア物産などにはときどき行く。

浅草寺には至るところに喫煙所がある。喫煙所を避けて浅草寺を縦断するルートは、多少くねってるが無いわけではない。しょうがないのでそこを通るとするか。

ひさご通りのアーケードにはいつもクラシックが流れている。ただし昼間だけ。

早朝出勤

浅草というところはやはり土日や祝日が混んでいてタバコ臭くて最悪。ただし日曜に休む店もある。日曜休みの店は良心的なところが多い(すくなくとも賭博と関係していない)。

平日は、月曜休むところ、水曜日に休むところなどバラバラ。たとえばつくばエクスプレスA1出口のデリカぱくぱくも水曜日休み。ひさご通りや千束通りですら地方のシャッター街のような雰囲気になり過ごしやすい。千束通りのデリカぱくぱくは年中無休っぽい。ある意味すごい。

観音裏から浅草を縦断して蔵前の大江戸線まで歩くんだが、早朝は表参道にほとんどひとけがなくて歩きやすく、喫煙所も回避できて快適。昼間はめちゃくちゃ歩きにくいが深夜早朝は別。宝蔵門なんか照明もなくて暗い。雷門から先はできるだけガソリン車の排気ガスを吸わない裏道を通る。

やはり都心で働くなら早朝に移動して、夜は7時に寝て、朝は3時くらいに起きて5時くらいに、遅くとも6時台に出勤するのが良い。都心の地下鉄は、特に大江戸線は早朝空いているのが良い(7時台に突入すると急に混み始めるが)。また昼間もガラガラ。大江戸線経営的にはどうなのか。採算取れないってことはないんだろうけどさ。アレもう、路線図みただけで、都心だから採算割れすることはなかろうと高をくくってむちゃくちゃなデザインにしてる気がする(逆に光が丘より先に延伸しても儲からんからやらんのだろう)。深い地下まで潜らなきゃならないのが不便、都庁前乗り換えも不便、しかし他の営団なんかはいつも混んでるので乗りたくない。要するに、日比谷線みたいに郊外から都心へ向かう地下鉄は混む。小田急線や田園都市線が混むのと同じ。一方で、大江戸線みたいに東京を東西に縦断するタイプの路線はそんなに混まない。丸ノ内線、銀座線なども、途中で客が入れ替わるタイミングでかなりの確率で座れる。

9時5時勤務じゃなくてたとえば7時3時勤務みたいなシフトで働けばすごく楽なんじゃないか。そういうこと言っている人あんまいないみたいだけど。3時に仕事あがって5時くらいまで昼飲みして帰宅してそのまんま寝る。朝3時に起きて朝飯食ってシャワー浴びて出勤とかどうよ。そんなこと考えてるやつほとんどいないから朝の電車はガラガラなわけだが。

座るとしかし、詰めて座ると、肘でこっちの脇腹を小突いてくるやつがいてむかつく。そういうやつに限って多動でうざい。こっちも肘を張って対抗するしかない。

千束通りのアジアマートで謎のジュースをいくつか買った。杏仁ジュース(杏仁露)、緑豆ジュース(泰山緑豆湯)、何かの乳酸菌飲料(天潤奶啤)。浅草のこと書いているブログやユーチューブ動画はいくらでもあるがアジアマートやデリカぱくぱくのことを書いている人は珍しいだろうと思う。

杏仁露、泰山緑豆湯は台湾製、天潤奶啤は新疆天潤乳業、つまりウィグル製?奶啤の奶は牛乳、啤はビールのことらしい。要するに牛乳から作られる炭酸飲料のこと、カルピスソーダみたいなものなのだろう。

アジアマート30円のお釣りを5円玉6枚で返してきたのは笑った。5円玉欲しかったのでありがたい。

浅草のお店は、予約可なところは予約して行ったほうが無難。ジモティー(笑)だからと気安く通うのは、よほど気に入られたところ以外はやめたほうが良いかも。向こうは向こうで、晴れの日にわざわざ予約して奮発して来る客をもてなすために気を張って営業しているのに、ただ近所に住んでいるからとぶらっと来られては半分迷惑だと思う。迷惑だと思われないくらいに頻繁に通って交流しますかと言われると、そこまで付き合う気がない、冷やかし程度だとすればやめといたほうがいいんだろうなあ。もちろんチェーン店ならそんな気にしていく必要ない。聚楽とか神谷バーみたいな何十人と入れる有名店も同じ。

ブログ名を変えて、ブログ村のカテゴリーを「上野御徒町浅草」に変えたら、INとOUTが若干増えたようだ。読まれないよりは読まれたほうが良い。