亦不知其所終 田中久三 aka 田中紀峰のサイト。

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03.10.1987 · Posted in 詠歌

それとなきひと日なりともかへりみてふみに残してためしとはせむ
引っ越しのをりにいでたるふるきふみをしまふついでによみかへすかな
引っ越してふつかみかへてけふもまたもののならびをすゑかへにけり
梅咲きて桜はいまだ咲かぬまにグリーンピースとめばる食ひけり
引っ越してうれしきことは朝の日の明るきこととシャワーなりけり
新聞の勧誘の来て三枚のタヲルもらひて六ヶ月なり
いとしもは悪くはあらぬ新聞と思へばをれてまたも取るなり
あたらしきことと思ひてすることはおのれに先に飽きの来るなり
窓の上にうつる光はガレージにはいる車の照らすなりけり
ときをりに思ふごとくに冷蔵庫のしづけき夜に音うなるなり
暖かき春の朝なりストーブやこたつつけでもいと寒からず

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