A Sketch of Kawagoe
[kindle版川越素描](http://www.amazon.co.jp/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E7%B4%A0%E6%8F%8F-ebook/dp/B00BLNTYBQ/ref=sr_1_5?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1361926480&sr=1-5) やっと出た。 ていうか、芥川龍之介の[素描三題](http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/157_15212.html) なんか見ると、ものすごく短い短編。 ショートショートというか、掌編小説というか。 司馬遼太郎の『アメリカ素描』というのは割と長い随筆なんだが、 まあ、素描といったら、 スケッチなわけだから、短編か、短編集みたいなものを言うのだろうが、 この「川越素描」というのは、どちらかと言えばがっつり長編であり、 今更だが素描らしくない。 というより、私が書いたものの中では一番複雑怪奇な構成になっていて、 たぶん今後もこんなへんてこなものは書かないと思う。 しかも川越というよりは関東全域の話になってしまっている。 だけどまあ気分としては、私はこれを A Sketch of Kawagoe と呼びたいのだ。 ざっくりとラフな記述スタイルの長編、と言えば良いか。 kindle paperwhite は「実機… 続きを読む »