達磨歌
冷泉為人「冷泉家・蔵番ものがたり」を読む。 藤原俊成・定家から続く冷泉家当主が書いた本。重い。 冷泉家は天皇が東京に遷都しても京都に残り続けたのだと言う。 定家の歌は当時「新儀・非拠・達磨歌」と批判されたという。 達磨と… 続きを読む »
冷泉為人「冷泉家・蔵番ものがたり」を読む。 藤原俊成・定家から続く冷泉家当主が書いた本。重い。 冷泉家は天皇が東京に遷都しても京都に残り続けたのだと言う。 定家の歌は当時「新儀・非拠・達磨歌」と批判されたという。 達磨と… 続きを読む »
ふと思ったのだが、 昔ひげを生やしていたとき君のひげは神武天皇のようだなといわれたことがあった。 あんたは神武天皇見たことあるんかい、と思ったのだが、 もちろん神武天皇を見た人はいるわけもないし、当時の絵画が残っているわ… 続きを読む »
ふと思ったのだが、明治天皇御製: > 武蔵野の昔おぼえてはなすすき広尾の原にしげりあひたる > かぎりなく見ゆる広尾のすすき原市にまぢかき所ともなし この広尾のすすきの原というのは、 明治のころ広尾に広いすすきの原野が残… 続きを読む »
尾崎左永子「「鎌倉百人一首」を歩く」を読む。 北条泰時: > 年へたる鶴の岡べの柳原青みにけりな春のしるしに 藤原長清撰「夫木和歌抄」というものに採られたものと言う。 宗尊親王: > 十年あまり五年までに住みなれてなほ忘… 続きを読む »
渡辺昇一「日本史百人一首」。 平凡な構成。 北条泰時: > 事しげき世のならひこそものうけれ花の散るらむ春も知られず いやあ。京都で訴訟に忙殺されていたきまじめな泰時の姿が目に浮かぶような良くできた歌だけど、 本人が詠ん… 続きを読む »