タルコフスキーのソラリス
原作では中程に出てくる「バートン報告」が冒頭に持ってこられているのがきわめて興味深い。 先に、「バートン報告」こそが「ソラリス」の核であり、その前後は付け足した、などと書いたのだけど、 タルコフスキーはそれに気付いていた… 続きを読む »
原作では中程に出てくる「バートン報告」が冒頭に持ってこられているのがきわめて興味深い。 先に、「バートン報告」こそが「ソラリス」の核であり、その前後は付け足した、などと書いたのだけど、 タルコフスキーはそれに気付いていた… 続きを読む »
明治政府が発令した神仏習合の禁止は、廃仏毀釈運動にまでエスカレートした。 神道にもある程度の多様性があり、仏教との相性もさまざまだった。 神道の中でも例えば伊勢神宮のようなご神体とか神域、 物忌みをしなくてはならない斎宮… 続きを読む »
* [卷之一 源氏前記 平氏](http://nipponkaishi.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html) * [卷之二 源氏正記 源氏上](http://nipponkaishi.b… 続きを読む »
ハリウッド映画やアメリカドラマでは、よく夫婦が離婚する。 離婚した状態で物語が始まる。 或いは別居中である。 仕事はできるが夫としては頼りない男が主人公で、 ヒロインは別れた妻で、 子供は妻に取られてて、 困難を克服して… 続きを読む »
自分で小説を書くようになると、むかし読んだ小説が違って見えてくる。 『ソラリス』を読み解くのはなかなか厄介だ。 まず原作のスタニスワフ・レムという人がややこしい。 『ソラリス』を読んだだけではよくわからん人だ。 それをア… 続きを読む »