脚気と結核
田山花袋の「一兵卒」と梶井基次郎の「のんきな病人」を読んだ. 「一兵卒」は日清戦争か日露戦争の頃に一兵卒が脚気で死ぬ話. のんきな病人は,結核患者の話. 結核患者が風邪をひいて寝込んでいた. 野良猫が入ってきて, 首から蒲団の中に入り込もうとする. 体が動かないので,入れまいとすると, 反対の首のところから入ろうとする. それも入れまいとすると, 今度は腹の上に丸くなって毛をなめ始める. 呼吸がすごく苦しいので, やっとのことであぐらをかいて, 猫を思い切り部屋の隅に投げつけた,などという話. 昨日は薄着をして芋煮会で寝転がっていたら風邪をひいた.