株は、始めて1年半くらいだが、この銘柄、そろそろ底値かなってところを狙って買うのが、脳汁がどばどば出て楽しいんだと思っている。で、だいたい底値か、底値より10円高いくらいで買っていることが多い。底値を見誤ったときはナンピン買いしてる。
低迷してる株は怖くなって売ってしまうことが多い(で、持ち直してくると手放したのが惜しくなる)。その場合も、いつも買値よりは1円でも高く売るようにしている。要は、銘柄単位でも全体でも損するのが怖いだけなんだけどね。一部は損しても全体で得してればOKというのがほんとの相場師なんだろうけど、私はそれで給料もらってるわけじゃないしね。好きなようにやる。
調子の良い株は基本放置。1000円以上値上がりしたら売ると決めているのだがまだ私の保有株でそんなに上がったのはない。
短期で元手を回転させて利ざやを稼ごうというやり方はしてない。基本的に、銀行預金や郵便貯金だとほとんど利子が付かないから、株に資産を移しているだけ。そりゃまあ儲かればうれしいだろうが、年に10万20万程度儲かったところで時給換算すれば誤差程度、お小遣い程度だ。それを言えばkindleもそうなんだが、とりあえず株は貯金の一部としてやってる。そういうやり方でこれまで特に損もしてないので、このままこういうやり方を続けると思う。
投信の積み立てNISAとか言うのはすかん。他人任せで勝手に上がったり下がったりするからみててイライラするだけ。貯金の仕方としては優れているとは思うけど、私には要らない。というかなんでNISAとか税金で優遇して、金融取引で20%も税金取るんだよ、むしろ金融税もNISAもやめろ、余計な仕組みを増やすなよ、と言いたい。
株価が下がっているのは、業績が悪いからとか、なんか不祥事を起こしたからとかっていう場合はほとんど無いと思うんだよね。たいていは、ダウが下がったとか日経平均が下がったとかおかしな流行病が流行ったとか、大株主がまとめて処分したがってるとか、あんまその銘柄に関係ない理由。業績が悪いというか、もうその会社がやる気なくて、新規開拓もしない、新商品も出さない、後はもうだらだら株価を下げるだけみたいなところは買わないけど、たまたま下がってるだけだろって思えるようなところは買ってる。底値付近で買っておけば後はしばらく放置できるから楽。逆に上がってる最中に買うと、いつ下がるかとずっとビクビクしてなきゃいけないから嫌かな。下がらないだろうとわかっててもただ単に右肩上がりな株も、私としては手が出しにくい。なぜかというとそれは上にもう書いた通りの理由。
日本株というか日本企業ってほんとに手堅く守りに入っちゃってるところ多いよね。それでじりじり株下がってても気にしない。経営者がとにかく失敗を恐れている。そんな会社めちゃめちゃ多い気がする。でもまあシャープとか東芝見てるとそういう気にもなるかもね。
しかし、競馬やパチンコよりも株のほうがずっと面白いし儲かるチャンスも多いと思うんだが、なぜみんな博打をやりたがるんだろうね。まあそう思う人はさっさと株をやってるわけだよな。それで、経営者になって人を雇ってフランチャイズやったり無人餃子売ったり。そういうことしたい人はするんだろうが、そこまで本腰で経営とか人付き合いとかやりたくなきゃやっぱネットで株やるんだろうな。
底値がわかりゃ苦労はないわけだが、まず、ガッと売りにくるやつがいて、そこでいちいち反発が入る株は、落ちっぱなしではなく、底を打って回復に転じやすいと思う。それでもやっぱガッと売りに来る奴がいて、それが1ヶ月も2ヶ月続くと、なんかしらんがすごく売りたがってる大株主でもいるんかなってなってしばらく様子見になることもある。
逆に底値打ってすぐに回復する株もある。そういうやつをちまちま買っとく。今のところは1銘柄100株で止めて、ナンピン買いしたときだけ200株とか500株とか買って、だいたいは後で100株に戻して、いろんな銘柄を広く浅く買う。
ま、ともかく、狼狽売りだか、資産家が死んで財産を処分しようとしてるのか知らんが、業績が特に悪いわけでもなく、下がる理由も大してないのに下がってるのはどんな理由かは知らんが売りたがってる奴がいるので、そいつに売りたいだけ売らせて、そうすると反発が来て、攻防が始まって、売買がすごく小刻みになるから、そのへんで買えば良いんじゃないって思ってる。ほんとにダメで落ちてる株は攻防が無いからみてりゃわかると思う。とかいうのはやっぱネットでリアルタイムに売買が見られるからできる技であって、昔みたいに新聞の株式欄を一日一回見るみたいなやり方ではできないよね。だから、私のやり方は基本的には放置だが部分的にデイトレみたいなもんだな。こういうやり方してる人っているのかしらんが。ずーっとデイトレで張り付いてるってのは全然やりたくない。