切腹の起源 2
いろいろ調べ始めたがさっぱりわからん. とりあえず岩波新書「武家の歴史」を借りた. わかったことといえば, 平安時代の武家の源氏とか平氏とか藤原氏とか言うのは, かなり良い加減だということだ. あと岩波文庫の日本外史も借りる. 頼山陽は,最初に切腹した人が誰か知っていただろうか. そういえば,靖国神社で「日本外史を読む」とか言う講座をやってたような気がする. ちょっと検索してたら 徳川慶喜所有の日本外史の版木で作った火鉢 と言うのが出て来た. うーむ.たとえば ここ には「尊皇攘夷運動のバイブル「日本外史」」 とか書いてあって,まさにそうなのだが, 倒幕された側の慶喜がその版木で火鉢を作って使っていたとは. どういう心境だったんだろうなあ. 慶喜が駿府に移って住んだ寺にあったものだというから, ほんとに使ってたんだろうな. 昭和 15 年に失火したときに, 住職が庭に放り投げて守ったとか書いてある. ところで上の二つの頁はどちらも ntt.co.jp なのだが, NTT って郷土の歴史に力いれてるのかなあ.