伊達政宗母義姫
> 秋風の たつ唐舟に 帆を上げて 君帰りこむ 日の本の空
平瀬助道妻
> 朝なゆふな なれにし君が 出でてゆかば 何わざをして 月日過ぐさむ
かへし
秋成
> なさけある 人の心を 筑紫綿 身に添へ行かば 寒けくもあらじ
吉田兼好
> はかなしや 命も人の 言の葉も たのまれぬ世を たのむ別れは
田中久三
> あはばなほ 人の別れは つらからむ あはざるままに 春は過ぎなむ
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> 秋風の たつ唐舟に 帆を上げて 君帰りこむ 日の本の空
> 朝なゆふな なれにし君が 出でてゆかば 何わざをして 月日過ぐさむ
> なさけある 人の心を 筑紫綿 身に添へ行かば 寒けくもあらじ
> はかなしや 命も人の 言の葉も たのまれぬ世を たのむ別れは
> あはばなほ 人の別れは つらからむ あはざるままに 春は過ぎなむ