臨場
ふと思ったのだが、知り合いが最近小説を書き始めたので、冒頭を少し読ませてもらったのだけど、いきなり「臨場」とか単語出てきて、 なんだろうと焦った。 私などは、オーディオ少年だったから、「臨場感」などという単語でしか知らないのだけど、 ググって見ると最近のテレ朝のドラマに「臨場」というのがあり、なるほどははぁとわかってきた。 その人は、特撮とか警察とか、その辺のテレビドラマが大好きなのだった。 それでそういうふうな小説も書き始めたのだろう。 警察ドラマや警察小説というのは、すごくテーマが絞り込まれた世界で、専門用語などバリバリ出てくる。 それらが理解できることが読者たる前提条件なのだ。 モノを読む前にそのコミュニティに属さなくてはならない。 特撮にしてもそうだ。なんだあの「着ぐるみVFX戦隊もの」としか外の人間は思うだけだが、 中の人たちにとっては、こよなく面白く楽しいものなのだ。 wikipedia の編集競争など見てて、なんでこんなに書き込みがあるかと思うが、それは一定の需要があるからああいう現象が必然的に起きているのだ。 で、「面白いか、続きが読みたいか」と感想を求められたが、私は「名探偵コナン」的な小説は一切読まないので、 そもそも読む気にならない、でも、今はこういうミステリー小説が一番儲かるんじゃないの、などという話をした。 ミステリーが流行るかどうかなど、ほんとうのところ… 続きを読む »