月別アーカイブ: 2011年1月

三種の神器 3

「三種の神器」の初出が『平家物語』ではないかという根拠は、簡易な手法ではあるが、 新潮国語辞典の用例を調べたのである。 この辞典は用例に「もっとも頻繁なもの」ではなく「初出」つまり「もっとも古い例」を載せるのが方針である… 続きを読む »

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濹東綺譚

わりとひまだったので『濹東綺譚』を一気読みしてみた。 なんとも読後感の悪い話。 永井荷風のエリート意識が鼻につく。 > 何言ってやんでい、溝っ蚊女郎。 の辺りの溝臭い暑苦しい蚊のうるさそうな感じとか、 > 「ええ。それは… 続きを読む »

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三種の神器 2

「三種の神器」の初出はどうやら平家物語らしい。 「十善帝王、三種の神器」という言い回しが二度、後は「主上、並びに三種の神器」、等。 「十善帝王」というのは、 「天子に父母なし。吾十善の戒功によて、万乗の宝位をたもつ。」 … 続きを読む »

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木曽義仲

木曽義仲は武蔵国に生まれ、それから信濃国で成長しここで挙兵、それから上野国に侵入、信濃善光寺辺りで頼朝と対峙したあと越後から越中と転戦しつつ、 加賀、越前、近江ときて京都に入った。 あれっ、木曽義仲って美濃とか飛騨とか尾… 続きを読む »

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身代わり

ちと、村上義光関係で、いろいろ調べているのだが。 まず、「身代わり不動尊」というのは、川崎市高津区、熱海、横浜市旭区の三箇所にあり、 その本院は、川崎の大明王院、祐天上人による開山。 明王とはつまり不動明王、不動尊のこと… 続きを読む »

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