くんなまし

花魁が「くんなまし」というのは「くれ」「なまし」で「なまし」は万葉時代から使われた連語で「まし」は推量で、もとはと言えば反実仮想。
「くれないかなあ」とか「くれたらいいのに」という意味だと思うが、
なぜ花魁がこんな言葉を使うようになったのか。
「わちき」は下町言葉由来だが、
「くんなまし」はたぶんなんかの雅語に由来するんだと思うが。
「くんな」だとぞんざいだから「まし」をつけろと言われたか。

> にいさん、またきてくんなまし(きっとまた来てくださいますよね)

という定型のフレーズで使われたわけだが(元ネタは落語)、
どこから出てきたものか。
案外上方由来かもしれんね。
なんか有名な花魁がいてその言葉遣いをみんなまねるようになったとか。

かなりどうでもいいことだが
「間違える」と「間違う」はどう違うんだろう。
うーん。
さらに、
「間違え」と「間違い」は使い分けるべきなのか。
ほんとは使い分けるべきなんだろうなあ。

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