西遊記とインド映画

のんびり西遊記など読んでいたのだが、なぜかインドのめちゃくちゃなストーリーのCG映画を思い出した。
思うにこれらは根っこは同じなのかもしれない。
西遊記はどう考えてもこれは道教、というよりヒンドゥー教かなんかの影響が濃い。
こんな無茶なストーリーは中国土着のモノではなかろう。
中国の大地から自然に沸いてくるような物語というのはやはり三国志演義とか水滸伝みたいなものではなかろうか。西遊記はかなり毛色が違う。
天竺にお経をとりにいく、というのとか閻魔大王とか、こういうのはインドの影響で中国に生まれた文学ではなかろうか。
そしてインドでは、手が何千本何万本に分かれて戦い合うみたいな。
毛を吹くとその化身が何千体何万体もできるみたいな。
千手観音的なおとぎ話がいくらでもあるのではなかろうか。
それを3DCGで忠実に再現すると今のインド映画みたいになるのではなかろうか。

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