7月に入るとやはり銭湯なしで生きていくのは難しい。
銭湯で爺さんたちが80才過ぎると毎日もう何もやることがない、などと話していて、それもそうなんだろうが、60才も間近になるとすでにもうやることがない。体力や気力が続かないのと、だいたい何をやればどうなるか先に見えてしまいやる気が起きないってことと、なにより自分の内部から湧いてくる欲望が枯渇しつつあるのを感じる。
酒を飲みたい気持ちも薄れてきたような気がする。仕事のストレスで飲みたくなることは今もあるのだが、仕事をしない日、特に対人のストレスが無い日は酒を飲まなくても別に平気でいられるようになってきた。
80才という年もあとわずか20年で来てしまう。しかし年寄りが年寄りらしい気分になるのは良いことなんだろう。年寄りのくせに何か人生に未練があってもよくない。
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