コレステロール値

[肉食やめた](/?p=11644)
というのを書いたが、
月曜日に血液検査があり、

9/10

11/19

2/4

総コレステロール

245

261

186

LDLコレステロール

161

178

117

HDLコレステロール

64

60

53

PT-T

17.4

15.0

21.5

PT-INR

1.46

1.30

1.78

という具合にコレステロール値は正常値になっている。

PT-Tというのはワーファリン飲んで血が固まりにくくしているため、
このような値になるのだと思う。
PT-INRというのは、ワーファリンが効いてるかどうかを表す指標で、
1.0だと全然聞いてなくて、
2.0から3.0の間で調整するらしいが、
私の場合はあまり効いてない、ということだわな。

今度超音波エコー検査あって、結果が良ければ、
ワーファリンと、
利尿剤のアルダクトンくらいはやめられるかもしれんと言われた。

ワーファリンやめたら納豆食える。

人斬り鉤月斎

「人斬り鉤月斎」というものを書いているのだが、またどこかの新人賞に応募すると思う。百枚ぎりぎりくらい。

タイトルどおり普通の剣豪小説、時代小説のたぐいなのだが、自分的に剣豪小説書くのはすごく珍しい。たぶん初めて。書いてみるとわかるが、普通の陳腐な剣豪小説と差別化するのが難しいってのと、膨大な過去の蓄積があるから、やっぱどうしてもそれと比較されるのでやはり書くのがむずかしい。同じことか。これ普通の剣豪小説とどこが違うのとか言われそうで怖い。

自分なりに分析すると、戦前の菊池寛あたりの剣豪小説というのは古き良き体制的な剣豪小説であるが、戦後はそれを否定した反体制的、つまり、幕府とか主君というものに反抗するとか、庶民の目線でとか、個人主義的なとか、そんな剣豪小説が流行った。

しかし今の自分にとってはそういう反体制的な匂いのする剣豪小説というものがすでに、
鼻もちならん説教臭のする陳腐な話なのであって、その否定、つまり、反反体制的、みたいな。しかし、反反体制的だからといって体制的でも戦前的でもないみたいな。あれ、なんかポストモダンってもしかしてこんな話なのかな。ポストポストモダン、みたいなもんかな。まあともかく、既存の戦後民主主義的テレビドラマ的時代小説を破壊したくて書いてみました(笑)これまで、時代小説というか歴史小説みたいなの書いて、チャンバラが出てこないのはそういうのに反発感じてたからだと思う。

三月末までにもう一本くらい書けそうな気がしてきた。

更新できない

いろいろググってみると、
kindle direct publishing で小説本文を修正して、
最新版が自動的にダウンロードさせるようにするのは非常に困難なようだ。
まだ一冊も売れてないので、古いのを削除して新しいのをアップすることにする。

同じタイトルの本を出版することはできるようだ。
異なるASINがふられる。

けっこう疲弊する。

精米

たまたま玄米をもらったので、
どうやって食おうかと思い、
最初はすり鉢とすりこぎみたいのでごりごりやっていたが、うまくいかない。

まず、わかったことは、
玄米は玄米モード(長時間モード)で炊けば炊飯器でも炊ける。
通常モードとか速炊モードとかでは無理。
発芽玄米も玄米モードで炊いた方が柔らかく炊きあがる。
おかゆにしてもまたそうであろう。
味もそんな大差ない。
米ぬか臭い味になるかといえばそんなことはない。
そもそも米ぬか臭い味ってどんな味だ。
ぬか漬けみたいな味?まさか。

[自力で精米してみよう](http://siboono.web.fc2.com/cooking_seimai.htm)
に書かれている「はだしのゲン」的方法が実はすばらしく有効だということがわかる。
そして、米を研ぐときにものすごくヌカが出るので、
なるほど手早く洗う必要はあるんだろうなと思う。

私は長年、研いだ米と研がないで炊いた米の味に大差ないことが不思議だった。
だって美味しんぼにはよく研げと書いてあるのだから。
「米を洗う」というと「米を研ぐ」だろう、とむきになって訂正されたりもした。
そのとき思ったのだが、ではおまえは「洗っただけの米」と「研いだ米」の味のみわけがつくのかと。
「洗った米」と「研いだ米」の境界がどこにあるかわかるとでもいうのか、と。

今は無洗米というものもあるが、たぶん普通の精米でも無洗米とは大差ないのだと思う。
やや余計に精米したのが無洗米であろう。
普通に売っている米を買ってくればほとんど研ぐ必要などないのである。
普通にだまされてきた。

柳生宗矩

wikipedia [柳生宗矩](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E7%94%9F%E5%AE%97%E7%9F%A9)
に、

> かなりの喫煙者であり、沢庵より癌になるので煙草を吸うのはやめるよう忠告を受けている(『沢庵和尚書簡集』)。

とあるが、これはいかにもおかしい。
当時、煙草が(肺)癌の元であるなどという説があるはずがない。

[うわづら文庫](http://uwazura.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_ac84.html)

> たはこ御やめ候はすハ、むねのいたみやみ申間敷候(もうしまじくそうろう)。たはこにて、かくに皆々成申候(なりもうしそうろう)

つまり、煙草をやめないと、胸の痛みはやまないでしょう。煙草のせいでみんなそのようになるのです、と言ってるだけではないか。

なんか知らんが最近の人がそう書いたことをそのまま載せてるっぽいよね。

幕末の頃の剣術というのは、割と知られているようだが、
もっと江戸中期から後期にかけての道場というものが、
どのようなものであったか、
どのような建築であったか、
どのような教え方であったか、
調べようとすると案外わからない。

[剣道日本に講武所の記事が](http://blogs.yahoo.co.jp/mikangaminorukoro/20808714.html)
とあるが、講武所は幕末であるし、剣術だけの道場ではあるまい。
近代兵器を教えた道場だと思うのだが。

> 玄武館道場で8間四方

とあるから、ざっと60坪くらいだろうか。
お寺の本堂くらいの広さだろうか。
どういう構造だったのだろうか。
玄武館も幕末で一番大きな町道場だったわけだから、
その他の道場はもっと小さかったのにちがいない。

ま、ともかく、江戸時代の道場の考証はけっこうむずかしい。
相撲の稽古部屋が最も古態を残すといわれればそうかもしれんと思う。

思うに、戦というものはほとんどが夜戦である、当たり前だが。
従って初期の稽古というのはもっぱら屋外で行われていただろう。
ところが幕末になると町人や農民などの弟子があまりに増えすぎて、
それらを収容するための娯楽施設として稽古場、つまり道場というものが出来たのではなかろうか。
竹刀や防具もまた同じ。

千代田区禁煙

千代田区には[生活環境条例](http://www.city.chiyoda.lg.jp/poisute/model.html)
というものがあり、
基本的には路上で喫煙できないことになっている。
そのこと自体は喜ばしいことなのだが、
神社や公園に喫煙所が設けられている。
たとえば皇居のお堀には遊歩道があるのだが、そのところどころに公園があり、
遊具などが設置させていて、しかも喫煙所がある。

皇居や神社が好きで煙草が嫌いな私には不愉快きわまりない。
なんとかならんのか。
だいたい子供が遊ぶ公園に喫煙者があちこちから集まってくるのはどうかと思う。
いったい何のための環境美化なのか。
要するにサラリーマンのためか。

相変わらず更新しない

なんかkindleに本文の更新が反映されないなと思っていたのだが、
一太郎でepub出力するときに、作成日、発行日、更新日という三種類の日付を設定するところがある。
そのまんま書き出すと作成日だけ最初の日付のまま変化しない。
もしやこいつのせいかと思い、今日の日付にして再アップロード。
これでどうよ。

で、だいたい落ち着いたら誰か知り合いにサクラ(笑)になってもらい、
レビューを書き込んでもらおう。
今のままじゃ買おうかなという気にもなれないんじゃなかろうか。

肉食やめた

最近、(哺乳類の)肉を(極力)食わないようにしたら、血圧がだいぶ下がった。
上が110台くらい。下は80とか。
五十間近のおやじ的にはすごく正常。
以前は130、140は当たり前で、それより高いこともよくあった。

仕出し弁当とか居酒屋のお通しなどで仕方なく肉を食うくらい。

医者にコレステロール値がなかなか下がらないと言われたのでとりあえず食事療法にした。
今度血液検査があるのでそのとき結果がでる。

アーチストという薬を飲んでいるが、これが、心臓を休ませる薬で、
そのせいか手足が冷えるようになった。
女性は低血圧で冷え性の人が多いが、その分心臓には負担がかかってないのだろう。

「安藤レイ」でさんざんネタにしたのだが、
私の心不全は、酒のせいかと思ってたが、たぶんそうではない。
生まれつきの体質、たぶん遺伝ではないか、と思うようになってきた。
というのは、母も10年前から心臓肥大だといわれているのを知ったからだ。
親戚には心臓病の人はいないので、心臓肥大が直ちに心不全につながるわけではなさそうなのだが、
心臓が肥大しているということは心臓に負担がかかっているのだ。
それも、運動をしたときとか怒りが爆発したときに心臓発作が起きるとかそういうドラマみたいな負担ではない。
24時間血流が過剰でそれで手足がひとよりもあたたかいとかいう人は常に心臓に負担がかかっている。
そういうのがまずいらしい。
仕事のストレスとか、まあ複合的なものか。

あと、ダイエットして10kg痩せたのだが、
そのとき炭水化物を減らして肉を食ったのはよくなかった。
今は割と炭水化物は腹いっぱい食っているが、そんなに太らない。
米やパンは太る、というのはあれは今の私にはあてはまってない。
肉を食いながら米を(少量)食えば太る、ということだろうと思う。
肉を一切食べないと、米を食いすぎたくらいでは太らないのではないか。
少なくとも今の私はそんな感じ。
血圧も下がったのでなおよい。
アーチストで血の巡りが悪くなったのに肉は昔通り食べていたから、
それでコレステロール値が増えたのかもしれん。
もう四十年くらい肉は食ったからもう食わなくてもいい。
そのうちほんとの年寄になって油ものや肉は食いたくても食えなくなるだろう。それが正常なのだろうと思う。

ともかく次回の血液検査待ち。

kindle出版

kindleで本を出版して、まだ一週間経っていないないのだが、
いろいろ気づいたことを書いておく。

本文や表紙画像、その他どんなことでも、
何か修正したり加筆したりすると2, 3日レビュー状態になる。

その変更がkindle側でなかなか反映されない。
ファイルの更新というものはできないようだ。
削除してダウンロードしなおすことはできるが、
どこかにキャッシュが残っているのか、
古い版しかでてこない。
時間が解決するのかもしれんが、今のところよくわからん。

ちゃんと校正してから出版すりゃいいんだろうが、
こう、手元にデジタルデータが残っているとついいじりたくなるものだ。

amazonのサイトに載るのはいいんだけど、
googleで検索かけてもでてこない。
twitterやブログやpubooなんかだと、
ほぼリアルタイムでググれるようになるのだが。

あと、kindle全般の話なのだが、
青空文庫は最初たくさんダウンロードするがすぐ飽きる。
kindle版の書籍というものが案外少ない。
思うに、今kindleで出てる本というのはみな、
もともとデジタルデータで入稿されたものなのだろう。
青空文庫のようなものはほぼ自動的に epub に変換できるから、
もっともkindle化しやすい原稿だ。
私は一太郎2012でepub出力している。
縦書きルビ付きがうまくいかなきゃ青空文庫形式で書いてフィルタ通すかとも思ったが杞憂だった。
図版は一太郎に入れておけば自動的にepubに挿入してくれる。
word文書も試験的にアップロードできるらしいが、
使ったことがない。
ていうか、小説は今後すべて一太郎で書くつもりなので、
それ以外のワープロのことは私にとってはどうでもよい。
一太郎は1990年ころ三太郎(一太郎 ver.3)と呼ばれたころから使ってるから、
ずいぶん長い付き合いだ。
それ以前は、たしかNECの書院とか文豪とかいうワープロ専用機を使っていたと思う。
インクリボンで印字するやつ。
それよか前はそもそもワープロというものがなかった(あってもめちゃくちゃ高かった)。

岩波文庫なんてのが絶版や重版を繰り返すくらいなら、
さっさとkindleで出してほしいのだが、そうすれば余裕で100冊くらい買うと思う。
ところが戦前のやつの重版なんかも版が当時のままのを使ってるらしいから、活字が汚い。
ページの下の部分が脚注みたいになってたりして、こういうのをデジタルデータ化して、
kindle化するのは相当な手間だろうと思う。
そもそも戦前のやつだとそろそろ著作権切れで青空文庫化するだろうから、
余計に版元は復刻などしないだろう。

「坊ちゃん」とかうっかり何冊も買ったりするものだが、
出版業界的にはそうやってふだん小説を読みもしない人が買ったり、
ダブって買ったりするのが売り上げ的にバカにならんのではなかろうか。
青空文庫とkindleのおかげでそのへんの収入がこれからはごっそり落ちるんだろう。

著者にしてみると初版だけで絶版になって入手困難になるよか、
いつまでもkindle版がでてるほうがありがたい。
だから、あたるかどうかは何年も経ってみないと実はわからない。

pubooにも、
少なくとも「アルプスの少女デーテ」と「セルジューク戦記」は当分残しておくと思う。
新しくpubooに載せることはないと思うが。

amazon

とりあえず、表紙画像をアップして、ブログにリンクを張った。
サイドバーの幅もアマゾン用に最適化(笑)
ちなみに紫峰軒の表紙の写真は wikipedia の[筑波山のパブリックドメインの写真](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mt.Tsukuba.jpg)を使わせてもらってる。
アマゾンのサイトに自分がアップした小説や表紙が載るのはなんかすごく奇妙な気分。良い気持ちではある。

基本、文字だけの小説なんで、電車通勤通学なんかでだらだら読んでもらうことを期待している。

『新井白石』は元の『将軍家の仲人』という名前に戻した。
だいぶ加筆した。

『司書夢譚』もかなり加筆した。

『安藤レイ』が一番長い。値段はみな同じなのでお得(笑)

たぶん新しい小説ばかりだ。
古い小説は、そのまんま公開するのではなく、かなり手を加えることになるだろう。
最近書いた『エウメネス』や『将軍家の仲人』『安藤レイ』『アルプスの少女デーテ』より古いもの、
つまり、1年半以上前のやつは、ストーリー展開が単調なのよね。
漫画で言うとコマ割が煉瓦積んだみたいに規則的なやつ。
淡々としてる。
『墨西綺譚』なんか特にそう。
『川越素描』『セルジューク戦記』は長編だが、割とメリハリあるつもりだったが、今みるとかなりテンポ悪い。
もっと書き込めるはずなんで、しばらくお蔵入りにするかなんかして書き直す。

さて、キーワード検索とかして、うっかり間違って買っちゃう人がどのくらいいるんだろう(笑)
とりあえず、買ってもらって、レビューとか書いてもらえると嬉しいです。
ダメならせめてサンプルダウンロードしてみて欲しい。

原稿とか表紙をアップするたびにレビュー中になる。
反映されるまで二日くらいかかる。
レビュー中でも前の版は読めるんだが、
ちょこちょこバラで修正するのは効率悪い。
まとめて作業した方がよい。

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フォントはみかちゃんフォントと花鳥風月を使っている。

全部花鳥風月で良かった気もする。

縦組みしても変じゃないフリーのフォントが欲しい。