便利なタレント

投稿者: | 2004年7月26日

某キー局の番組で小太りでめがねをかけたよくわからん髪型(染無直毛長髪?)
の野太い声の女性のレポーターが出てきて、
猛暑でもうしょうがないというようなくだらない取材をしてて、
しまいにはよみうりランドのプールに飛び込み台から飛び込んでみせたりしていたのだが、
なんでこんな美しいともなんともいいがたい水着姿をみさせられなくてはならなかったのかと、
タレントがドタキャンしたのでADか何かが代役をやらされたのかと、
首をひねりながらみていたら、
スタジオのタレントたちも同じようなことを口々に問題にし出して、
どうやらあの女性はフリーのジャーナリストで、
あのようなレポーター役をみずから望んでやっていて、
おそらくはディレクターか何かがおもしろがってわざと使っているらしかった。

スカパーやテレビ神奈川に素人レポーターや無名の新人タレントが出てきても、
当たり前すぎてなんも違和感はないが、
キー局の番組にああいうのが出てくるとさすがに違和感を通りこして異様というか奇怪な感じ。
裏返して言えば、キー局というのは専門のタレントによって体裁を保っているのだ。
番組の企画や脚色がどんなにつまらなくても、
タレントがへらへらっとコメントすればなんとかサマになる。
タレントというのは実に便利なもので、
それでそれ以上視聴者も追求したりはしない。
まあテレビだからと。
つまらんがタレントがうまくフォローしたなと。

私はカブ・ドットコムのCMが非常に好きなのだが、
ほとんどネームバリューのない会社が、無名の俳優だけ、
美しくもなんともないむさ苦しい男だけ使ってアイディアとテンポだけで勝負している。
タレントというのはつまり便利な記号なので、
金で記号を買って配置すればどんなくだらないシナリオでもみれてしまう、
というかシナリオを隠蔽しさえする。
タレントと内輪受けというのは本質的には同じものなんで、
ただ内輪受けというのが身近な人間であるのに対してタレントはほとんど全国の人たちに知られたひとというだけだ。
で、タレント使い回しの方がクライアントも制作側にしても自己責任で努力しなくてすむんだけど、
そういう便利なツールに頼らず直球勝負しててしかもすごくおもしろいところがすきなんだよな。

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