入院してた2

投稿者: | 2011年7月17日

最初行った病院は自宅最寄り駅の駅前の病院で、かりにA病院とすると、ここは入院患者は老人ばかりで、それ以外は外来。
私はなんか利尿剤か何かを処方されて外来で通院するものとばかり思っていたので、とりあえずここへ来たのだが、
CTとったり心電図とったりしたら、とにかくもう心房細動が出まくっていて、心拍も速く、CTには水が一杯たまっていて、
今から紹介状書くからすぐ入院した方が良いといわれた。
明日の朝か来週からでも良いかと聞いてはみたが、
あなたはとても重症なので、すぐ入院すべきだ、ということを言われる。

そんで、タクシーで次の病院へ行き、B病院に入院する。
ここでは超音波エコー診断などしたのだが、やはり、心臓の収縮率がとても悪い、心臓がほとんど動いてない、などとおどされる。
あとやはり心房細動・心拍数がやばいといわれる。

尿道カテーテルを刺され、利尿薬を注射される。
水は一日に500mlまでしか飲んでいけないといわれる。
何かあったら言ってくださいと看護師に言われるが、言われると同時に異様な渇水感が高まってきて、
とにかく水が飲みたくて飲みたくてたまらなくなる。
何かとてつもなく純粋な、水に対する離脱症状のようなものが襲ってきて、気が狂いそうになって、まったく我慢できない。
きっと拷問に利用すれば効果的だろうと思う。
それで水を飲ませてもらうのだが、のどはからからに乾くし、うとうとしていると何か痰のようなものがのどにつまって息ができなくなるし、
水を飲みたいのも全然おさまらない。

どういう状況だったのかよくわからんが、仮に血中アルブミンが不足した状態で利尿薬を大量に注射すると、
腹水はそのままで、血中の水分が腎臓から尿として出てしまい、
急性の脱水状態になってしまうのではないか。

ただ、だんだん体が利尿薬になれてきたのか、次第に尿が出てものどが乾いたり水が飲みたくなることもなくなり、
腹水やらがびゅんびゅんカテーテルから出てくるようになる。
B病院では手作業で利尿薬を注射していたのだが、
B病院は2泊でC病院に転院。
B病院では循環器系の精密検査ができないという理由。
とにかく超音波の結果でも判明したけどあなたは特に重症だからという理由で転院を勧められる。

C病院ではシリンジポンプというものを使って時間当たり一定量を輸液する。
点滴というのは、重力を利用して輸液するのだが、シリンジポンプは注射器のピストンを一定の割合で動かすことによって、
薬を一定時間の間、一定のきまった量を体内に送り込めるのだ。
うーんと、普通の生理食塩水を普通のやり方で点滴して、それが本線で、
それに合流する形で一つないし二つくらいのシリンジポンプからの輸液がつながれる。

C病院では24時間連続で利尿薬を輸液された。
そうするともうものすごい勢いで尿が出る。
一日で6リットル、全部で10リットルは出たはず。
10リットルとは10kgですよ。体重も一気にそのくらい減った。入院前に82.4kgだったのが、退院時には70.2kgになった。

それだけたくさん水が出ても特にのどの渇きは感じなかった。たんたんと腹水や肺の水が抜けていったのだろう。
同時に足のむくみもなくなった。

ある程度抜け切ったのをレントゲンで確かめると、今度は利尿薬を錠剤で、一日一回、朝食後に飲むだけとなった。
たぶんこれはあまり効果はないし持続もしない。
すでに水は抜けていたのだから、これ以上水がたまらないようにという予防だろう。
また、血液の量が増えると心臓に負担がかかるので、脱水状態に近いくらいにしておいたほうが良いというのが医師の説明。
血液が濃くなるので、さらさらになるような薬を同時に飲む。

C病院でそうやって大量に利尿薬を輸液された、最初のとき、手足がつって痛くなった。
体液を急に抜いたためカリウムが足りなくなったせいだという。
そこでカリウムも輸液することになったのだが、これがまた、血管に非常に負担のかかる薬らしく、
点滴の針を刺したあたりが非常に痛む。
三時間たったら終わると言われたのだが、実に長い難行苦行であった。
基本的に薬物治療だけだから、入院したら安眠できると思ったが実はまったくそんなことはなかった。
とにかくいろんな薬を次々に打たれ非常に苦しんだ。

氷枕気持ちいいなとか思っていると、意識が無くなるように寝てしまって、はっと気付くとま夜中だったりする。
熟睡しているのか意識を失ったのかよくわからない眠り方がよくあった。

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