自由業をうらやむ

私の知り合いに、日本のCGの黎明期に仕事をしてそれから電飾職人になった人がいる。
CGはすでにいろんな人がよってたかって仕事してるから、日本に一人しかいない電飾職人になったほうが食えると。
今からPICマイコンとか覚えた方がましだと。

またある知り合いは、ほんとうのお金持ちを顧客にして建築業と不動産業を両方兼ねたマネージメントの仕事をしているという。
つまり、ほんとうのお金持ちは土地をもったりして運用しなきゃいけない。
自分の土地に家族の家を建てることもあればマンションを建てることもある。
そんなとき不動産屋と建築会社の両方に話を通すのは面倒だから、両方いっぺんにやってくれるエージェントがいればありがたいということ。

また、私は知らない世界だが、弁護士と税理士と司法書士と私立探偵を一度にマネージメントしてくれる営業の人なんかがいれば、
たぶんお金持ちな人には便利だろう。

そんなふうにして、会社のサラリーマンになればこれからは拘束され搾取されるだけで、
まあこれまでは給料そこそこもらえてたからそれでもいいやとなったかもしれんが、
これからは正社員になったからといってどれほどもらえるかもしれんし、
まして契約社員なんかだともうフリーランスになったほうがましかもしれん。

そうやって会社としてプールする金とか無能な社員を飼っておくために本来は自分がもらえるはずだった給料が天引きされると考えると、
これからの時代はやはりフリーランスでいける人はいったほうがよい、
少なくともその機会は常にうかがっていたほうがよいと思う。
なんか独立できるうまい話はないかと(うまい話もないのに独立するはダメ。今のポッと出のキンドル作家とか(笑))。

ていうかフリーランスでうまくやっている人がうらやましい。
自由業というのは昔の「社会主義」社会ではカタギな仕事じゃないとか見られていたかもしれんが、
今の「新自由主義」社会では誰にも迷惑かけず自分で食っていくまともな人、といえないか。

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