一生受用米銭吟
恥辱無知攪万金
勇色美尼惧混雑
陽春白雪亦哇音
狂雲真是大灯孫
鬼窟黒山何称尊
憶昔簫歌雲雨夕
風流年少倒金樽
まだ良く調べてないのだが、一休の漢詩集。
wikiによればこの中に
> 門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
という和歌があってこれのみが、一休の真作と認められているらしい。
まあ、和歌はともかくとして漢詩の方はどうやらかなりきっちり作られた七言絶句で、
韻を律儀に踏んでるし、平仄もまともである。
かなりの使い手と言っていい。
内容がかなり破戒的だから韻律的には完璧を期したか。
ググってみた感じでは、流通している本が書き下しのものばかりのようで、
群書類従にオリジナルがあるそうだから今度見てみなくては。
群書類従は大きな図書館にはたいていあるから助かるわな。
日本外史も書き下ししか出回ってないが、それはそれとして、
漢詩は白文がないとどうにもならんわな。
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