公務員や天下り。

うちの実家もそうとう田舎な方だと思うが、特定郵便局とか簡易郵便局しかないというような田舎じゃない。
そういうところに長期暮らしたこともないのでピンとこないけど、超田舎の利便性を維持するために都会暮らしの私らが税金をよけいに払う必要があるのかということでしょう。
田舎が不便なのは当たり前、都会が便利なのも当たり前、当たり前なのが嫌な連中が政治的に解決しようとしてるだけじゃないのか。
こういうのはとっとと国会解散総選挙して民意を問えば良いだけのこと。
圧倒的多数がなんらかの形で都会暮らしをしているのだから、選挙に負けるはずがないと思うが。
なんか問題あるのかなあ。

まああれだな。
この際、公明党との連立解消。
反対議員は公認しない。
その代わり大量に新人を立候補させる。
もし小泉政権が本当に国民の支持を受けていて、そこまで徹底してやるなら、選挙圧勝・単独過半数実現するよ。
まー、どうなるかは知らんがなー。

政治の空白を作って何の得があるのか、と。
空白どころでない、今ほど政治の密度の高いときはないよ。
私がまだ子供の頃にくらべて今は政治が活発で内容が濃くてうらやましいよ。
解散総選挙で真っ向勝負なんておもしろいじゃないの。
今解散すれば負けるからとか今連立解消すると政権を失うとか党が分裂するとか、そんなせこいことばっか言っててもう何十年ですか。

ラジオってこういうときは便利だな。
一人一人がしゃべりたいだけしゃべってるよ。
「血で血を洗う戦い」か、おもしれーじゃねーかもっとやれやれ。
ついでに参議院もなくして議員を半分に減らそうぜ。

こんだけ大きな変動には、自民党同様マスコミも周到狼狽、対応できず、思惑や予想がまるきりはずれ、老婆は老婆心を裏切られ、「世の中そんなもんじゃない」が口癖のおじさんもメンツをつぶし、すっかり信用を失うというのをひそかに期待しているのだが。

自民党は2001年に賞味期限が切れたはずだった。
もー小渕とか森とか超勘弁という雰囲気だった。
しかし小泉首相が出てきたもんだから、まあもうちょっと自民党で様子見るかと。
郵政民営化とか言ってるし、お手並み拝見というところだったわけだ。
で、竹中とか猪瀬とかブレインに使ってるし。
なかなかいい感じだったわけだが。
そのうち自民党の中でもう小泉嫌だ昔の自民党に戻りたいとか言う奴らが出てきたわけです。
細川とか土井とかなら数年でぼろだして自滅してたけど、小泉首相はなかなかそうもいかない。
業を煮やして、おいおいそろそろ古き良き村社会だったころの日本に戻ろうぜと談合しました。
小泉首相の方でもそろそろじり貧で長くはないなと思ったから一気に勝負に出たんでしょうな。

小泉首相も首相になったばかりのときは、郵政民営化どうするかと聞かれて、いやすぐにどうということはなく、じっくりやりますと答えた。
そう覚えているのだが、彼が首相になったときにもう今の状況がくるのは決まってたんだなーと思うよ。
なにしろ自民党は族議員の巣窟、図体でかいだけの寄り合い所帯だからのー。
小泉改革というて最後は必ず身内どうしの喧嘩沙汰になるしかなかっただろうよ。

ていうかもし民主党が郵政民営化に賛成してたら、小泉無き後の民主党に一度は政権持たせてもいいかなと思ったが。
話にならないな。
まー私が一票投じたからどうこうなるというわけではないのだがなー。

マスコミもこう世論がまっぷたつに割れてしまうと、支離滅裂でどうもこうもならん。
自分の意見をばしっと言う習慣がないもんだから、いろんなやつの意見や街頭インタビューを並列に報道するのみ。
要するに何も判断できないんだな。

今まで天下りとか談合とか既得権益でやってきたものを、いきなりやめろと言われればいくら悪いこととはいえ怒るだろう。
郵政だけではなく、国や地方自治体から給料もらってる連中はみんな戦々恐々としているだろう。
多少とも関係のある人間は日本人全体の1割から2割はいて、そいつらが明日は我が身と抵抗してるわけだ。
そもそも公務員は己を捨てて国に奉仕しようと思って公務員になっているわけでない。
いろんな思惑で国や地方自治体から給料もらって生計を立てる生き方を選んだだけだ。
特に猪瀬直樹は危険な感じがする。
もうちょっとものには言いようがあるだろうと思うが。
恨みを買って最初に刺されるのは小泉首相というより猪瀬直樹のほうではないか。

国のためを思って解散したのか個人の意地で解散したかなんてことはどうでもよいことで、公務員とか政治家は利己的に動くのが当然で、国のために滅私奉公しなくては治まらんというのでは近代国家のシステムとは言わんだろう。

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