KDP で定期メンテナンスというのをやったせいだと思うのだが、
この作業自体はアメリカ太平洋標準時で夜中の10:00から11:00という短いものらしいのだが、
その前後に処理が溜まるらしくて、KDP 激重。
予期せぬエラーがでまくる。
フラストレーション溜まる。
それで今度は『将軍家の仲人』無料キャンペーン中。
90日に5日、無料キャンペーンできるから、18作品そろえてりゃ、いつもどれかをキャンペーンできることになる。
『超ヒモ理論』と『スース』を合冊したのを出す。
もともと山崎菜摘名義でパブーに無料公開していたもの。
もう準備はできている。
初の短編集ってことで、話ごとにセクションとか入れたかったのだが、
うまくいったりいかなかったり。よくわかんねー。
一太郎がもっと epub との親和性を高めてくれたらいいのに。
つかね、一太郎のユーザインターフェイスってさ、
GUI以前からのものが割と混ざってるよね。
マウスで選択して右クリックメニューでとかそういう操作があんまりないんだ。
開始位置をクリックとかそんなのが多い。
なんじゃそりゃって。
DRMは短編なので外す予定。
知り合いにマックユーザーが居て、美術関係のミステリー小説を書こうとしているらしい。
アートミステリー?
だけどマック版一太郎がないから epub 出力どうしようとか言ってる。
マックユーザーで一太郎使いそうな人って、いそうにないよな。
そもそも一太郎ユーザーって何、みたいな。
黒田清輝が面白いらしいですよ?
薩摩藩士で貴族院議員。洋画家で東京美術学校教授って辺りが。
うむ。たしかになんか面白そうだな。
ネタ的には十分面白そうなんで後は文章力構成力だわな。
コンセプトだけで読みたい気がしてきた。
つかね、epub 専用エディタがあればいいだけなのよね。
ちょっとしたマークアップがあればいいだけなんだがね。
ルビとセクション。
それで縦書きできればいいのよ。
あと、改ページ、字下げ、上寄せ下寄せ、傍線、箇条書きはいるかな。
とにかくめっちゃシンプルなテキストエディター欲しいわな。
も少し epub が普及すれば誰かががフリーソフトで出すと思う。
そんな難しいものであるはずがない。
プレインテキストエディタで html でタグうちして出力でもいいんだがね。
epub コンバータがお利口さんならね。
いや、それでもね、一太郎って和文打つにはそれなりに使いやすいんでね。
一太郎がやってくれるんならそれでもいいんだが。
『アルプスの少女デーテ』と『セルジューク戦記』はパブーに残そうと思ってる。
kindleでも同時に出すかもしれんが。
その場合、『セルジューク戦記』は、パブーでは100円、kindle では99円にすると思う。
つまりパブーの印税は70%。kindle は印税35%。
『デーテ』はもうこのまんま無料にしとくつもり。
そうすると、アマゾンがちゃんと見付けてくれれば、kindleでも『デーテ』は無料になるはず。
『将軍家の仲人』は実はけっこう書き足してあるのよね。
宮将軍辺りのところが。
堀田正俊は綱吉と幸仁親王のどちらが次期将軍となるか、
というところで重要な役割を演じ、結局綱吉をサポートした功績で大老にしてもらったのだが、
宮将軍を望んだのは実は家綱。
幸仁親王は後西院の皇子なので、実は天皇に即位することもあり得た。
幸仁親王が家康の血を引いているかどうかはグレー。
まあ、小説だからどっちでもありっちゃありだが、赤の他人の宮様に将軍になってもらう、
という話が、いきなり持ち上がるのには何か裏話があってもおかしくないわな。
幸仁親王の祖父にあたる後水尾院は、根っからの武家嫌いなんで、幸仁親王が天皇に即位するのも将軍になるのも嫌がった。
そこで後水尾院は堀田正俊を通じて綱吉を将軍にし、
後西院を弟の霊元天皇に譲位させることによって、家康の子孫を天皇にするのも回避した。
このことによって正俊は綱吉と後水尾院の二人に恩を売るが、
後西院、幸仁親王、そして家綱恩顧の家臣に恨まれることになり、
稲葉正休の私怨という形で殿中で暗殺される。
稲葉も口封じに消される。
いずれにせよ、綱吉と正俊は当時あまりに近すぎて、他の老中には邪魔な存在だっただろうから、
正俊の暗殺は稲葉一人の仕業ではない、黒幕は老中たち、綱吉もあらかじめ知ってたと考えるのが自然だろ。
こういう陰謀事件は町人が浄瑠璃や歌舞伎なんかにしちゃうと絶対弾圧されちゃう。
うやむやにされちゃって歴史的にもなんか知名度低い。
一方赤穂浪士事件なんかは裏がない、すかっとした、突発的事故だったから、町人がおもしろおかしく話題にしても、
幕府は放置していた、それであんなに大流行した、
実際にはそんな大した話じゃない、と言えるのではなかろうか。
そもそも、後西院の兄の後光明天皇の急な崩御もあやしい。
後水尾天皇もなんかめっちゃあやしい人だし。
幕府と朝廷の間に当時いろんな陰謀があったのではなかろうか。
とまあ、めちゃめちゃおどろおどろしい話になってしまった。
もともとそんなふうにしたてるつもりはなかったのだが、
思いついたらつい書きたくなるもんです。