Unityにはもううんざりだ

定年退職したら Windows も Mac も使わず Linux だけで生きていきたいと思っていて、Ubuntu 23.10 が出たから upgrade してみたのだが立ち上げたとたんになんかめんどくさくなってやっぱ Windows でいいかなどと考えてしまう。

Davinci Resolve はプロジェクトファイルを完全にデータペース化してるっぽくて、個別のファイルにプロジェクトを保存したり読み込んだりするには export したり import したりしなくてはならない。めんどくさいようだがこれは賢いやり方だ。逆にUnityはアセットをすべて個別のファイルで持っていて、そのそれぞれに .meta とかいうファイルを作って、さらに一時ファイルとかキャッシュとかをやたらと作りまくって、その上機能を package とかいうものにバラバラに分けてしまっていて、それを package manager とかいうものでオンラインで管理している。一つのプロジェクトが無数の細かなファイルでできている。これは一つ一つのアセットを個別にいじれるから便利なようではあるが、OSのファイルシステムに恐ろしく負荷をかけている。ファイルシステムがスタンドアローンで閉じていればまだ良いが、これがネットワークドライブとかファイルサーバーみたいに分散しているととんでもなく負荷が高まる。さらに Unity のライセンス管理はあまりにも複雑すぎる。たとえば Unity のプロジェクトを zip で固めて展開しようとするとアホみたいに時間がかかる。なんでこんなことで私が神経をすり減らさなきゃならんのだよ。

Windows の NTFS もなんでこんなもっさりしているのか。ファイルシステムが壊れないような仕掛けがしてあるためなんだろうけど、そのせいでちょっと複雑なファイル操作しようとすると Explorer ごと落ちるし、ときどきものすごく時間がかかる。どうにかしてほしい。

Unityがお利口さんならばUnityとBlenderだけで仕事したいくらいだが、はっきり言って Unity は使い物にならないくらいにバカだ。

Unreal Engine はとにかく重すぎて困る。Unreal Engine Lite みたいなものを作ってくれると Unity は即死するだろうにいつまで待っても作ってくれない。ユーザーインターフェイスもちょこちょこ変わるしドキュメントも追っつかないから Dev Community のスレッドを検索するしかない。最初はそういうのも楽しかったが、それが何年も毎年毎年続くとほんとに嫌になる。

そこいけば Blender はもうほとんど基本部分の仕様変更は無いから、これからは Blender だけ使っていければどんだけ楽かと思う。定年まであと7年なので、もう新しいことはこれ以上覚えたくもないし、世の中の流れについていこうとも思わない。定年後は Unreal Engine は Metasound とか一部だけ使い続けて、あとは Blender と Davinci Resolve、Musescore くらいを使って、OS は Ubuntu で、物書きには LibreOffice だけ使ってりゃいいか。しかし LibreOffice はいまだに日本語ルビ付き縦書きにはまったく不向きだし、できれば ATOK は使いたい。となるとマイクロソフトと縁を切るのは難しいかもしれない。定年後は Mac は絶対使わない。

Google もできれば使いたくはない。Gmail は捨てがたいが、Chrome ではなくできれば Firefox で済ませたい。

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