某医者系ユーチューバーが推薦していたのでみてみたが、確かに面白かった。最初の回に仕込んだ伏線が最後の回に活かされていたりとか。見ている人の予測を二段階、三段階仕立てにひっくり返す仕掛けなどは良くできている。
そういう脚本の書き方のうまさというのは野木亜紀子という人にあるのかもしれないが、しかしこの人が脚本を担当した他のドラマを見て私が面白いと思うかというと少し違う。普通に売れ筋のドラマを作る人のように思える。
となると、私がこのアンナチュラルを面白く感じた理由は他にあるはずで、それはプロデューサーの新井順子という人かもしれない。或いはいろんな要素や条件が掛け合わされてそう感じたのかもしれない。
ちなみにchatgptにも聞いてみた。
私が好きなドラマは、アンナチュラル、ホームランド、フォールアウト、ヴィヴァン、マンダロリアンなどです。私におすすめのドラマを教えてください。
ChatGPT:
いいラインナップですね!✨
あなたの挙げた作品から見ると、
- 社会性や謎解き要素(アンナチュラル)
- サスペンスとスパイ要素(ホームランド)
- 荒廃した世界での人間模様(フォールアウト)
- 大規模な国際陰謀アクション(ヴィヴァン)
- スター・ウォーズ世界観の冒険(マンダロリアン)
が好みのポイントに思えます。
それを踏まえて、おすすめを挙げますね。
海外ドラマ
- チェルノブイリ (Chernobyl, HBO)
緻密な実話ベースの社会派サスペンス。重厚さと人間ドラマが「アンナチュラル」好きにも刺さるはず。 - ザ・ナイト・マネージャー (The Night Manager, BBC)
スパイと陰謀が入り混じる上質なサスペンス。ホームランド寄り。 - ザ・ボーイズ (The Boys, Amazon Prime)
スーパーヒーローを現実的・社会風刺的に描いたダークアクション。「フォールアウト」のブラックユーモア好きにも合うかも。 - アンドール (Andor, Disney+)
スター・ウォーズ世界観で「マンダロリアン」より政治劇・スパイドラマ要素が強い。
日本ドラマ
- MIU404 (TBS)
刑事ものながら「アンナチュラル」と同じ野木亜紀子脚本で、人間ドラマ×社会性のバランスが絶妙。 - レッドアイズ 監視捜査班 (日テレ)
テクノロジーを駆使した捜査サスペンス。「ヴィヴァン」のようなスリリング展開が好きなら。
韓国ドラマ(もし未視聴なら特におすすめ)
- D.P. -脱走兵追跡官- (Netflix)
軍隊の闇と人間模様を描く社会派アクション。アンナチュラルやホームランド好きに合いそう。 - シグナル (tvN / 日本リメイクもあり)
無線機を通じて過去と現在をつなぎ未解決事件を追うサスペンス。緻密な構成が光る名作。
質問ですが、あなたが一番惹かれるのは **「人間ドラマ」**ですか?それとも **「スリルと謎解き」**ですか?
それによっておすすめの軸をさらに絞れますよ。
あなた:
ありがとうございます。日本のドラマでは何かおすすめはありますか。
ChatGPT:
いい質問ですね!✨
先ほど「アンナチュラル」「ヴィヴァン」などを挙げてくださっていたので、日本ドラマで近い雰囲気をもつおすすめを整理してみました。
日本のドラマおすすめ 🎬
社会派 × 謎解き系
- MIU404(TBS・2020)
「アンナチュラル」と同じ脚本家・野木亜紀子の作品。1話完結型の刑事ドラマですが、社会問題や人間模様に踏み込み、最後は大きなテーマにつながる展開。アンナチュラルが好きなら鉄板。 - シグナル 長期未解決事件捜査班(フジテレビ・2018)
韓国の名作サスペンスを日本版にリメイク。過去と現在をつなぐ無線機を軸に、未解決事件を追う緊張感あるストーリー。
スリル・国際的スケール系
- MOZUシリーズ(TBS/2014)
公安警察とテロ組織の攻防を描いたサスペンスアクション。「ヴィヴァン」好きならかなりハマる可能性大。 - SP 警視庁警備部警護課第四係(フジテレビ・2007)
堤真一主演のSPアクション。実写でここまでやるか、という緊迫感あるアクションシーンが見どころ。
人間ドラマ × 社会背景
- 重版出来!(TBS・2016)
刑事やスパイものではないですが、編集者の仕事を通じて人間模様と社会性を描く、野木亜紀子の隠れた名作。心に残るタイプ。 - Mother(日本テレビ・2010)
児童虐待をテーマにした社会派ドラマ。重めですが、アンナチュラルの「人間を真正面から描く」姿勢に共通するものがあります。
もし「ヴィヴァン」的な大規模アクション・陰謀を求めるのか、「アンナチュラル」的な人間ドラマ×社会派を求めるのかでおすすめが分かれます。
👉 どちらの方向のドラマをもう少し見てみたいですか?
ジャンルというより、伏線回収がうまくて意外な結末になるドラマが好きです。
ChatGPT:
なるほど!✨
「伏線が張り巡らされていて、最後に一気に回収される」「結末で意外性がある」──まさに構成の妙を楽しむタイプのドラマがお好きなんですね。
それを軸に、日本のドラマでおすすめを挙げます👇
伏線回収 × 意外な結末の日本ドラマ
サスペンス・ミステリー寄り
- Nのために(TBS・2014)
湊かなえ原作。複数の人物の視点から「ある事件」を描き、少しずつ伏線が解けていく仕掛け。意外な真相が胸に刺さります。 - 夜行観覧車(TBS・2013)
これも湊かなえ原作。表向きは平穏な住宅街で起こる事件を描きますが、次第に人間関係の裏が見えてきて伏線が効いています。 - リバース(TBS・2017)
湊かなえ原作シリーズの一つ。親友の死の真相をめぐる物語で、最後の種明かしが強烈。
サイコ・どんでん返し系
- あなたの番です(日本テレビ・2019)
マンション住人が次々と殺される連続事件。伏線が多くて考察好きに人気。ただ賛否両論あった結末も含めて盛り上がった作品。 - 真犯人フラグ(日本テレビ・2021)
妻子失踪をめぐる長期サスペンス。伏線回収の巧拙は議論を呼びましたが、「誰が真犯人なのか」をめぐる考察型作品。
短くても濃密なタイプ
- 鍵のかかった部屋(フジテレビ・2012)
密室トリック専門の探偵(大野智)が事件を解決。各話の謎解きと意外性、伏線回収が爽快。 - アンフェア(フジテレビ・2006〜)
篠原涼子主演。シリーズ全体を通じて大きな謎があり、回を追うごとに「裏切り」や「伏線回収」が繰り返されるスリリング展開。
💡まとめると:
- 心理的な伏線回収・人間模様重視 → Nのために、リバース
- 事件の謎解き・トリック重視 → 鍵のかかった部屋、アンフェア
- 考察・どんでん返し重視 → あなたの番です、真犯人フラグ
質問ですが、あなたは「人間ドラマの中で意外な結末」が好きですか?
それとも「トリックや謎解きで伏線回収される結末」が好きですか?
追記。野木亜紀子の脚本には原作があることが多いがこれはオリジナルだという。そう言われて改めてストーリーを考えてみると、最初の導入部分と伏線回収はみごとではあるが、それゆえにだまされたというのもあるのだが、ラストの展開はかなり無茶だ。盛り上げすぎというかひねりすぎというか。連続殺人の設定にしても、裁判の展開にしても、弁護士の性格にしても。まともな原作者、つまり小説家ならばこうは書かない。映像としてみせられるとごまかしがきいても小説で読んだらあまりにも荒唐無稽だ。今時の小説ならば(ラノベとか異世界転生ものとかは別にして)もう少しきちんとした設定にするだろう。原作はまともでもドラマの脚本が突っ走っている場合もあるかとは思うが、これはそうではない。