自転車

思うに、自転車は当然車道を走るべきだ。
自転車がどんどん車道を走ることによって、自動車は街中では「徐行」するのが当たり前になるだろうが、
そもそも歩行者や自転車乗りが多い町中では自動車は徐行したり、あるいはそういう道を迂回するのが当然だ。
それがそうなっていなかったというのは、社会が自動車に有利にできていたからだろう。
歩行者も自転車乗りも自動車税を払わない。ガソリンも買わない。
道路は自動車税でできてるから、自然と、歩行者の発言権は弱くなる。
歩行者は自分の権利を「政治的」に守らねばならないが、それはなかなか難しい。
だいたいこれまでは普通の市民も「自動車に乗ってる俺様の方が貧乏で車にも乗れない歩行者より偉い」
という発想であり、歩行者に対して冷淡であった。

私も最近ただ普通に歩道を歩いていて自転車にぶつかれたことがある。
運転していたのは若い女性だったようだ。
向こうが100%悪くこちらにはなんの落ち度もないのだが、私は別に平気で、
向こうは転んでしまった。
面倒なので「許してやる」というつもりで無言で通りすぎようとしたら、
小声で「ふざけんなばか」と捨て台詞を吐かれてしまった。
私にどうしろというのだろうか。
「大丈夫ですか」の一言でもかけて欲しかったのか。
それを言うべきは相手のほうだと思うのだが。

歩行者と共用のスロープを自転車を降りずに乗るやつが未だにたくさんいる。
どんどん取り締まって留置所に入れるくらいの嫌がらせはしてもよいのではないか。
免許更新の時に自転車事故の悲惨なビデオも流した方が良い。

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