子供の科学教室基金

子供の科学教室基金に募金したからといって子供の科学離れが防げるわけじゃないと思うんだよね。
なんか根本的に、金の使い道を間違ってる気がする。

昔のやり方は昔は有効だったかもしれんが、それが行き詰まって破綻した現在、昔のやり方が良かったというそのまんまの話をされても困る罠。
破綻の原因を洗い出して、これからはどういうやり方に変えていかなきゃいけないのかとか、そういう問題じゃないの。
世の中みんなが貧しかったころ白亜の殿堂建てて大学教育したと。
研究や教育に重点的に投資したと。
そのやり方が奏功したのは1980年代までなんだよね。
今それと同じやり方もしくはその延長線上のやり方やったって駄目でしょうよ。
子供が科学離れするから科学の授業や学外活動を増やそうとか、ドイツに比べて博士が少ないからもっと増やしてって、そういう啓蒙主義的公共事業的やり方が破綻してるんだよな。
博士を増やしたかったら博士が自然と増えるような制度を考えるべきで、予算をぶんどってきて撒いたからといって博士は増えないし、増えても食えなかったり、自力で食える人材も集まらないし育たないんでしょうよ。

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