亦不知其所終 田中久三 aka 田中紀峰のサイト。

Archive for the ‘雑感’ Category

05.23.2017 · Posted in 雑感

まあ、あの、特別報告者の言っていることは、 法律家だけあって、自分が国連から委任された範囲ぎりぎりで、 ごく当たり前のことを言っている。

共謀罪にプライバシーを侵害するおそれがあることなど、誰にでもわかることだ。 テロの捜査がプライバシーを侵害するのはむしろ当たり前ではないか。 プライバシーを侵害せずにテロを捜査できるとでもいうのか。 アメリカだろうとどこの国でもやっていることだ。 プライバシーを犠牲にしてでもテロを防ごうという趣旨で法律を作ってるわけではないのか。

だからこそこれは巧妙な嫌がらせなのであって、菅官房長官も外務省も怒っているのだ。 怒らずほっとけばよかったのだ。 まあ相手にするなら「プライバシーを侵害する可能性がまったく無いわけではないが、総合的に判断して必要で妥当だ」とか適当に答えておけばよかった。

たった一人の「国連のほうから来た人」の書簡が、法案採決の前日に来てマスメディアがここぞとばかりに取り上げる。 当然、野党が特別報告者とやらに煽らせているのだ。 やいやい騒いでいる政党やメディアの顔ぶれを見れば瞭然だ。 国連という肩書きを使った嫌がらせ以外のなにものでもない。 国連を政争の具にするのは賢明ではないと思うが。

オリンピックのせいで法案成立を急いでるんだろ。 オリンピックなんてやらなきゃいいんだよ。 国連とかオリンピックとかそんなものに振り回されなきゃいいだけのことだ。

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05.05.2017 · Posted in 雑感

50万字くらい書いて8万字まで減らした。 執筆・推敲時間としては 100万字くらいに匹敵すると思う。 長い戦いだったがそろそろ終わりだ。

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04.10.2017 · Posted in 雑感

三ヶ月くらい完全に作品の世界に没入していると、元の世界が完全にスワップアウトされてしまい、 元の世界に戻れなくなってしまう。 通説を覆す作業を延々とやっているわけで、 つまり誰も信用しない、自分自身すらも信用しない、 すべてを疑い否定するということを、根を詰めて、三ヶ月もやると、社会復帰できなくなる。

たぶん、三ヶ月ばかり引きこもって他人と会わなかったりしても同じこと(社会不適合現象)が起きるのではないかと思う。

社会から切り離された生活をしていればずっとその状態にい続けることもできたかもしれないが、 私にはそれは許されてない。 ウミガメやクジラがときどき水面に出て来て呼吸するように、 ずっと潜りっぱなしで創作活動できるわけではないのだ。

だいぶ前から精神的に病んできたような気がしていたが、 病気や肉体的な衰えに加えて、やはり、こういう自分を狂気に追い込むような執筆スタイルが、 精神をさいなんでいるのだと思う。

町の中を歩くときは人と多少ぶつかっても気にしない能力が必要だ。 もしいちいち気にしていたら、気が狂ってしまうだろう。 人と交わって生きるとはそういうことだ。

「血統」だとか「封建制」だとか言うが、 実際には「血統」でも「封建制」でもなんでもないことを言っていることが多い。 というか「血統」だけですぱっと割り切れていれば問題は発生しない。 1の次は2で、2の次は3でと、 自然数の定義みたいにすべてが自動的に決まっている世界に問題が起きるはずがない。

漢文教育だが、『日本後紀』みたいな日本人が書いた漢文も読ませなきゃだめだろ。 古典には和文以外に大量の漢文や漢詩が含まれていて、 それが読めないと他人が現代語訳した文章しか読めないということになるが、それじゃ全然ダメだ。 ドイツ文学を和訳で読んでるのと同じだ。 google翻訳様がこの先どのくらい賢くなるかしらないが、 たぶん当分はダメだ。 『吾妻鏡』とか『読史余論』とか公家の日記とかがんがん読ませなきゃダメだ。

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03.30.2017 · Posted in 雑感

血糖値を上げないために一度にまとめ食いするのでなく細かく分けて食べると太りにくいなどというが、 同じことはアルコールにもいえるのではなかろうか。

3%くらいの濃度の酒を飲んでいれば酩酊したり、二日酔いになったりしない。 つまり、肝臓が分解する速度に合わせて酒を飲めば良いということだ。

逆に、急激に血中アルコール濃度が高まると、そこでいろんな障害が発生して、 そのダメージは次の日にまで残る。

酒は慌てずゆっくり飲まねばだめだ。

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03.29.2017 · Posted in 雑感

高みに登るとそれまで見えてないかった景色が見えてくるわけであり、 自分が登ってきた道がものすごく迂回してたことも見えるし、 さらに登らなくてはならない遠くの峰が見えてくる。

それでいつまでたっても加筆修正が終わらないのだが、 それは藤原定家のときも同じだった。 今、あのときとまったく同じことを体験しているわけだ。 あのときは適当なところで打ち切った。 今回はどこまでいくかしらない。 だが、本というものは、当たればまた次も書かせてもらえるものなのだから、 まず今考えるべきことは、次も書かせてもらえるクオリティのもの、 後に残して悔いないものを仕上げるということだろうと思う。

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03.24.2017 · Posted in 雑感

昨日、つけて初めてICDが作動した。

バスに乗ろうと走って、乗って、座っていたらいきなりキャッチボールを取り損ねたみたいな衝撃が左胸にあった。 何かぶつかったかとあたりをキョロキョロしてしまった。 たぶんICDが作動したんだと思う。

初めての経験だった。この5年間、一度も作動しなかった。 ICDが作動すると気絶するとか倒れるとか言われていたのだが、私の場合全然正気だった。 たぶん拍動が早くなりすぎて心室細動と間違って誤作動したのだと思う。 退院して今まで一度も心室細動は記録されていない(ICDが記録している)ので、まあ今回のも心室細動ではあるまい。

四月にICD検査があるのでそのときまあどんなだったかわかる。 ICDが作動したらすぐ病院に来いと言われた気もするが、どうなのか。

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03.12.2017 · Posted in 雑感

死にたいという衝動と、殺したいという衝動は同じものだ。内向的になっているときは自分を殺したくなるだけのこと。

若い頃はどうでも良かったことが次第に好きか嫌いか両極端に分かれていく。

犬と喫煙者がいないところへ行きたい。 ケルヒャーやピアノのないところへ。 子供が騒ぐのはそれほど気にはならないが、ボールをずっと壁打ちしているのはさすがにうるさい。 子供の声などはたかがしれてるのだ。 しかしボールやケルヒャーや犬は違う。段違いにうるさい。 車のからぶかしもうざい。

朝、風呂に入っていたら隣の犬がずっとだらだら吠えていた。 たぶんご主人さまと車でお出かけするのだろう。 不愉快で仕方なかった。 朝30分ほど犬に吠えられたせいで午後までその不快な気分を引きずっている。

町を歩いても人混みにいらいらする。

音大生向けの完全防音のワンルームマンションに住みたい。 狭くていいから静寂がほしい。自分ひとりだけの。

ともかくもうすべてのことが気にいらない。 いや、違うのだ、気に入ることと気に入らないことがどんどん分離していくのだ。 気にしなければ良いだけなのだろうがどうしようもない。

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02.01.2017 · Posted in 雑感

冠詞(男性, 女性, 中性)

        

単数

  • 主 ὁ, ἡ, το
  • 属 του, της, του
  • 与 τω, τη, τω
  • 対 τον, την, το
  • 呼 ω, ω, ω

双数

  • 主・対 τω, τω, τω
  • 属・与 τοιν, τοιν, τοιν

複数

  • 主 ὁι, αι, τα
  • 属 των, των, των
  • 与 τοις, ταις, τοις
  • 対 τους, τας, τα
  • 呼 ω, ω, ω

人称代名詞(I, II, III)

単数

  • 主 εγω, συ, –
  • 属 εμου/μου, σου, οὑ
  • 与 εμοι/μοι, σοι, οἱ
  • 対 εμε/με, σε, ἑ

双数

  • 主・対 νω, σφω, –
  • 属・与 νων, σφων

複数

  • 主 ἡμεις, ὑ-μεις, σφεις
  • 属 ἡμων, ὑ-μων, σφων
  • 与 ἡμῖν, ὑ-μῖν, σφισιν
  • 対 ἡμᾶς, ὑ-μᾶς, σφᾶς

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古典ギリシャ文字の入力の仕方

01.31.2017 · Posted in 雑感

ギリシャ語を入力する方法

子音

  • ς ← w
  • ρ ← r
  • τ ← t
  • θ ← u
  • π ← p
  • σ ← s
  • δ ← d
  • φ ← f
  • γ ← g
  • ξ ← j
  • κ ← j
  • λ ← l
  • ζ ← z
  • χ ← x
  • ψ ← c
  • β ← b
  • ν ← n
  • μ ← m

母音

  • α ← a
  • ε ← e
  • ι ← i
  • ο ← o
  • υ ← y
  • η ← h
  • ω ← v

長母音

  • ᾱ ← -a
  • ῑ ← -i
  • ῡ ← -y

有気音

  • ἁ ← *a
  • ἑ ← *e
  • ἱ ← *i
  • ὁ ← *o
  • ὑ ← *y
  • ἡ ← *h
  • ὡ ← *v
  • ῥ ← *r

無気音

  • ἀ ← :a
  • ἐ ← :e
  • ἰ ← :i
  • ὀ ← :o
  • ὐ ← :y
  • ἠ ← :h
  • ὠ ← :v

重アクセント

  • ὰ ← [a
  • ὶ ← [i
  • ὺ ← [y
  • ὲ ← [e
  • ὸ ← [o
  • ὴ ← [h
  • ὼ ← [v

鋭アクセント

  • ά ← qa
  • έ ← qe
  • ί ← qi
  • ό ← qo
  • ύ ← qy
  • ή ← qh
  • ώ ← vh

曲アクセント

  • ᾶ ← @a
  • ῖ ← @i
  • ῦ ← @y
  • ῆ ← @h
  • ῶ ← @v

下書きイオタ

  • ᾳ ← `a
  • ῃ ← `h
  • ῳ ← `v

無気+鋭

  • ἄ ← /a
  • ἔ ← /e
  • ἴ ← /i
  • ὄ ← /o
  • ὔ ← /y
  • ἤ ← /h
  • ὤ ← /v

無気+曲

  • ἆ ← ^a
  • ἶ ← ^i
  • ὖ ← ^y
  • ἦ ← ^h
  • ὦ ← ^v

分離

  • ϊ ← +i
  • ϋ ← +y

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ベーシックインカム

01.26.2017 · Posted in 雑感

ベーシックインカムというのは、これまで以上に社会保障を厚くするとか社会福祉国家に突っ走るというよりは、逆に、 これまで政府がやってきたいろんな福祉やらなにやらの仕事を全部個人に丸投げするというやり方だわな。 だから社会主義というよりは自由主義と相性が良い。

最低賃金もなくしてよい。 国や自治体は医療費負担しなくてよい。 年金制度もいらない。 どうしてもそっちのほうへいく。

政府は外交と、治安と、国防と、収税。道路・治水などの社会インフラ。 ま、そういう必要最小限度の機能だけ持って、あとは個人に「基本的人権」を維持するのに足る最小限の金をばらまけば良い。 非常にコンパクトな政府になり得る。

で、ベーシックインカムがこれまでうまくいかなかった一番の理由は納税の問題だと思う。 国民なのか国民ではないのか。 税金払ってるのか払ってないのか。 それが曖昧なままではベーシックインカムはただの慈善事業になっちゃう。 全国民の収入と納税が完全にガラス張りになっていて初めてベーシックインカムが機能する。 日本もやっとマイナンバー制度が始まって、 まあほとんど100%所得が把握されちゃうことになったから、 ベーシックインカム始めてもいいかなくらいまできた。 でも、ベーシックインカムは寄こせ、年金は払いたくないがよこせ、医療費は自治体が負担しろ、でも税金は払いたくない、最低賃金は守れとか、 所得は知られたくないとか、そういうことを言ってくるうざい連中がまあたくさんいて、 弱者救済ビジネスとか政治団体とかがまだまだうじゃうじゃいる。 ベーシックインカムが必ずしも弱者救済ではなく、 かつ、 弱者を装った反社会勢力の救済には一切ならないこと。 ま、これが明らかになれば彼らは反対してくる。 こんなのほんとの福祉国家じゃないとか。社会主義とか共産主義の理想から逸脱してるとか。 誰が反対するかで、誰が反社会ビジネスに荷担しているかが見えてくるわな。

ベーシックインカムは機能し得る。 それは理想的な共産主義社会に非常に近いものだ。 今後ロボットや人工知能が普及すればさらに労働力は余ってくる。 労働者が余ると、労働市場というものが存在し、労働者が労働市場に依存する限りにおいて、 需要と供給のバランスで、労働者は困窮せざるを得ない。 社会がいくら豊かになっても、労働力に余剰がある限り、労働者は幸せにはなれないのだ。 だから働きたくない人、働けない人、働く必要のない人は積極的に、働かせないようにしなきゃいけない。 人間は働かなきゃいけないというのも近代の幻想にすぎない。 今の教育は将来子供たちを労働者にして労働市場に投入して、労働市場に依存させるためのものだ。 これじゃ労働力の過剰供給になる。 資本主義社会が悪いのではない。 労働市場が悪いのだ。 労働市場は社会主義国家にもあった。 だから結局社会主義国家は労働者を救えなかった。

食料は余りつつある。むしろ人類の多くにとって肥満のほうが問題だ。 戦争は減りつつある。むしろテロのほうが問題だ。 テロはベーシックインカムで防げる。 国家に属さない、税金を払わない無法者がテロリストになるが、 所得をガラス張りにすればベーシックインカムあげるよと言えば、 普通は嫌とはいわない。 そしてとりあえず彼らを飼い慣らすことができる。 国家の枠組みにいれちゃうことができる。 仲間がひよっても、自分一人だけでも戦い続けるぞなんてやつはまずいないからどんどん雪崩をうってごく当たり前の市民になっちゃう。 そうするとテロリストがそもそもいなくなる。 食料があまり、戦争もテロもなけりゃ、人間のやることはますます減る。 ただ遊んでいればいい。 そして働きたい人、高収入が得たい人、自分の才能を試したい人、趣味で働きたい人だけが働く。 そうなると、労働市場は自然と均衡してくる。 人間は生きているかぎり消費するし、消費があればビジネスは生まれる。 ビジネスがあればなんらかの形で税収がある。 税収があればそれをベーシックインカムに使えばよい。

ま、そういう社会の仕組み、お金の循環というものが、昔から人が夢想してきた、理想的な共産主義社会というものじゃないのかね。 マルクスの予言が成就した社会ということができるのではないか。

だからまあ、もともと政府が弱体で、人口が少ない、エストニアみたいな国が、 完全なマイナンバー制度の完全な電子政府を作って、 社会保障は全部ベーシックインカムで済ませちゃう。 そういうところがまず成功するだろうと思う。 日本みたいに政府が肥大するだけ肥大しちゃって、 弱者救済ビジネスが高度に発達してしまった社会の場合、 その余剰を削るのに一苦労だ。

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