αλέξανδρος φιλίππου μακεδονων

Alexandros Philippou Makedonon、
フィリッポスの子アレクサンドロス、マケドニア王の。

Alexandros は単数主格。

Philippou は複数属格。

Makedonon は複数属格。

「エウメネス1」でアマストリナという名で出てくる女性の名は英語表記では
Amastrine、Amastris。
貨幣には
AMAζTPIEΩN (Amastrieon)、
AMAζTREΩζ (Amastreos)、
AMACTPANΩN (Amastrianon)、
AMACTPIC (Amastris)、
AMACTPIANШN (Amastrianun)、
AMACTPIAлOI (Amastrinoi)
などと刻印されている。

たとえばビュザンティオンはビュザントスという王様が作ったからビュザンティオンと言う。
これも複数属格である。
王や神が複数形をとることはあるのだろう。
そしてその複数属格が名詞化して国名になる。

アマストリエオンは、従って「アマストリエ」の複数属格であって、国の名前であったと考えられる。
最も原音に近い名は「アマストリエ」或いは「アマストリー」であったかもしれない。
ただし今もトルコには「アマスラ」という地名があるので、もともとは「アマストラ」という名であったかもしれない。

Amastris と Amastrine の語尾は何語なのかよく分からない。
-ine はラテン語の女性形を表すのかもしれない。

ギリシャ語良くわからない。
ペルシャ語はもっとよくわからない。

ところで「ヒストリエ」とは何語だろうか。フランス語か。
ギリシャ語ならば「ヒストリア」で格変化しても「ヒストリエ」にはならん気がするのだが。

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