中学生の頃にオーディオが流行っていて、またあの頃は世の中にシンセサイザーというものが出始めたころで、そうしたものを中年、老年になって、多少金が自由になっていろいろ買ったりもしたのだが、いろいろ試してみた結果わかったことは、オーディオインターフェイスは要らんということであった。パソコンを数台にブルーレイプレイヤーなども追加で使おうというときにオーディオインターフェイスをミキサー代わりに使ったりするのだが、ミキサーを使うくらいなら、入力が3系統くらいあるアクティブスピーカーを使ったほうがましだと思うようになった。
多くのパワードモニタースピーカーには2系統の入力がある。
3系統となるとローランドのCM-30というものがありこれが非常に便利である。タンノイみたいに同軸になってるのもかっこいい。ただしこれは音楽鑑賞用にはちょっと音が派手過ぎるかもしれない。また、ブックシェルフスピーカーとして使うにはできればもう少しコンパクトな方がよいと思ったりする。
アナログミキサーもしくはオーディオミキサーというものを使う手もあるのだが、なんかどれもごちゃごちゃこてこてしていて、スタジオとかライブとかで使うには良いのかもしれないが、普通にパソコン周りで使うには邪魔すぎる。
多系統入力のプリメインアンプとパッシブスピーカーを組み合わせる、という手もあるはずなのだが、あいにくそういうアンプが今のご時世にはあまりみかけない。というより、アンプにはセレクターやスイッチャーの機能はあっても、すべての入力を一度に鳴らせるようにはなってない。なんでこうなってるんだろう。
USB接続のオーディオインターフェイスは案外ノイズに弱い。電子回路が複雑だからなのだろう。最新のドライバーを入れたりすると治ることもあるんだが、うまくいかないこともある。特にPCモニターをHDMI接続して、ここからヘッドホン出力で鳴らそうとするとノイズが乗りやすいような気がする。このPCモニターというものもまったく信用ができない。PCモニターを多入力にしてセレクターみたいにして使うといろんな問題が発生してくる。
結局パソコンとブルーレイは別々のスピーカーで鳴らし別々のモニターで見る、というのが一番無難な解決策になってしまうような気がする。
それはそうと音響系の某通販サイトがいちいち検索にでてきて鬱陶しい。一度痛い目にあったのでもうここからは二度と買わないと決めているのだが、非常に目障りだ。実店舗を持ってる楽器店から買う方がずっと気持ち良い。