最近のツイッターは急速に劣化し始めていると思う。昔はツイッターはツイッターであり、フェイスブックはフェイスブックだった。
ところが今はツイッターもtiktokもinstagramもみんな同じになってきている。昔はフォローしている人のツイートだけ読み、フォローされている人から読まれるのが普通だった。しかし今は誰彼かまわず読まされる。そうするとみんながそれに感化されて、誰彼かまわず読まれるようなツイートばかりするようになった。これは要するにツイッターの tiktok化であり、instagram化である。別にもうツイッターである必要はない。
instagramなどはもうどこに誰が何を書いているのかすらわからない。勝手に読みたくも無い記事をだらだらと読まされる。facebookも最近はそれに近い。勝手に見たくもないコンテンツが流されてくるのであればもはや地上波テレビと同じではないか。
それで読みたい人の記事だけを読むというのであれば昔はブログだった。最近はnoteなどもそうかもしれない。twitter難民がnoteに流れているというのもなんとなくわかる。twitterでぶつ切れのツイートを読んだり書いたりするのが苦痛だったから、今私はブログに回帰してよかったとおもっている。twitterをやらずずっとブログだけやっていればよかったとさえ思う。わざわざレンタルサーバー借りて自分のブログだけ維持するのは面倒すぎるけれども、それ以外の雑用もあるからなんとか復帰できたのだ。昔からサーバーいじっていた私でさえそうなのだから、普通の人がわざわざ私と同じようなやり方でブログを書くはずがない。
では私がせっせとブログを書いたからと言って読みに来る人がいるだろうか。独立系ブログをやめてnoteで書けば読みにくるだろうか。そんなことがあるはずないってことはわかりきっている。以前booklogやカクヨムで書いていたことがあったが、何の効果もなかった。hatena には少し書きたい気持ちもあるが結局あのシステムとコミュニティが好きにはなれない。hatena やカクヨム、noteのシステムは悪くはないが、自分の好きなようにカスタマイズできるわけではないし、だんだん細かいところが気になってきて、結局自分で wordpress 立ててやるのが一番気楽ということになる。
いずれにせよ人に読んでもらいたいのならtwitterやnoteに書くしかない。私の場合当面読んでもらわなくてもけっこう。自分が現時点で書きたいことをリアルタイムで記録して公開できればそれでよい。
noteの投げ銭で儲けようという気持ちがまったく無いわけではないがたぶん儲からない。kindleのコンテンツでは『エウメネス』しか儲かってない。noteで何か自分の好きなことを書いてもkindleと同じことが起きるだけだ。自分が好きでもないことを書いて儲けようという気はないし、もし書いたとしても労力にはまったく見合わないと思う。