八股文と五言排律

投稿者: | 2012年3月17日

岩波文庫の「唐詩選(中)」を読んでいて気付いたのだが、
四書題(八股文)と五言排律とはその文書構造が酷似している。
どちらも科挙に出題される。
偶然の一致とは思えない。

というわけで、
[帝都春暦](http://p.booklog.jp/book/34939/page/589832)
に少し加筆した。

wikipedia [八股文](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E8%82%A1%E6%96%87) に

> 三田村泰助(1976)は、詩人である劉基が官僚に必要な最低限の文学的素養としてこの律詩に似た形式を採用したのではないか

とあるように、律詩に似ているという見方はすでにあったものと思われる。

ただ、劉基というのは明初の朱元璋の軍使であり、そんなに早期から八股文の形式が定まっていたとは考えにくい。
明の四書題を参考に、清が似たような出題をして、それに対する受験対策として、八股文がだんだんと成立していき、
清末にようやく定型化された、と考えるべきだろう。

カテゴリー: 未分類
にほんブログ村 酒ブログへ 居酒屋ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA