バブル世代

僕たちより上の人は団塊の世代だとか全共闘世代と呼ばれ(つまりは高度成長期世代)、僕らはバブル世代と呼ばれる。僕らより若い世代の人たちに、後ろめたい気持ちもなくはない。普通に給料もらって普通に飲み食い出来ていて、しかもたぶん定年まではそうして居られそう。あと二十年くらい。それがしかしなんか煮詰まる。

二十代三十代まではいろいろもがいて試行錯誤してきてそれが楽しくもあったが、結婚もして住宅ローンを払い始めて転職もできない、新しいことを始めてもうまくいかないで徒労に終わることが多い、何もしないのが一番楽というこの現実。

今一生懸命がんばれば将来楽ができるという思想、つまり「先憂後楽」ということが成り立たないのでモチベーションがわかない。それが今の私。四十代半ば。高校生のとき、浪人生のとき、大学生のとき、そして仕事を始めて間もない頃。いつも後で楽するためにがんばってきたのだった。そしてだいたいそれは成し遂げてきた。今さらに偉くなるため、金儲けするためなら、がんばれもしようが、そんなことはできそうもない。閉塞感。愚痴乙。

ヴィンランド・サガ 第7巻

おもわずwikipediaでクヌート大王を調べてしまった。ヴァイキングの王で、イングランドとデンマークとノルウェーの王を兼ね、かつキリスト教に改宗したとは書いてあるのだが、父と兄が相次いで死んだのでその領国を継承しただけのようにも思われる。まあ、漫画だからいろんな脚色があって良いわけだが。

コンテンツの思想

あまり期待してなかったがなかなかおもしろい。特に神山健治との対談が良い。

東浩紀はかなりあからさまに、また神山はだいぶ遠慮しながら「押井守ってつまらんよね」って言ってるのが笑う。私も明らかに笑い男の方がイノセンスよりおもしろいと思ってた。東氏は

…「イノセンス」もがっかりした。でも周りに話しても誰もその理由をわかってくれなくて、「何そんなに怒ってんるの」という感じだった。

と言っているが同感。神山氏も

押井さん、いつのまにかビジュアリストみたいになっちゃったんじゃないかと僕も思った。

と言っている。

マンガは変わる

伊藤剛著。論評というよりはマンガの教科書という感じ。おもしろい。

たとえば、ビンボー漫画のように見えて実はビンボーではない漫画として花輪和一を挙げてある。逆に何を書いてもビンボーに見えるのは、ペンタッチのせいである、など。

core rhythms

「肋骨を動かす」「ホームベースに戻る」が違和感あった。肋骨を動かすというのは深呼吸かなんかで横隔膜と一緒にふくらますようなのを言うのではないか。英語の原文を確認したいと思った。

立川談志

立川談志のDVDを何枚か買ってみた。

ドリフのコントみたいな落語だと思った。

なんか、正統派の流れは汲んでいるようにも見えるが、崩しがすごい。まあ、ゲテモノだわな。熱演であることは確かだし、またこれほど迫力のある落語のできる人も居ないという意味では貴重かもしれん。

新宿の古い方の紀伊国屋の二階にあるCD/DVD屋。品揃えがおもしろい。落語はすべてそろってる感じ。

なごり雪

こないだのひな祭りの日に雪が降り、居酒屋で、誰かが「なごり雪」をカラオケで歌ったらみんなスイッチが入ってしまい朝までカラオケ大会になった。平日なのにみんな元気だな。

朝起きるとシャツまでヤニ臭くなっていて泣けた。

ポトスライムの舟

文藝春秋に掲載されていたのを流し読み。講評も読んでみる。山田詠美の言うのもわからんでない。石原慎太郎の言ってるのが一番しっくり来た。こんなものが芥川賞なのかと思った。やおい少女漫画みたいな、たんたんと日常を書いたもので、ポトスのサラダを作ってみたいとか160日間世界一周旅行したいとかとりとめのないこと。