未来少年コナンのハイハーバー攻略戦。モンスリーがもし斥候を出して敵情視察を十分行い、村の正面から電撃戦で決着をつけていれば、インダストリアは楽勝しただろうなぁとか。ていうか一度ラナやラオ博士を誘拐したときハイハーバーの地形や村の位置くらい確認しとけよとか。しかしコナンにガンシップを沈没させられれば長期的にはやはりハイハーバーが勝っただろうなあとか。しかしそもそも津波がこなければインダストリアが勝ててた可能性もあるしなとか。まそんなこたどうでもいいか。
カテゴリー: 雑感
link free
今更らネタかもしれんが、 “link-free page” というのは “page without links” という意味かもしれんよね。書くとすれば “free-link page” かな。しかしこれでは無料でリンクを張れるページって感じ。あるいは「このページにリンクを張る場合、そのリンク先のページも必ず自由にリンクを張れるようにしなくてはいけません」、みたいな(笑)。
mixi はいきなり他人だらけのオフ会に足を踏み込んだような間合いの近さが気まずい。特に「足あと」というので誰が来たか、誰のところに行ったかばれるのがナー。リアルな知り合いともあまり積極的に「マイミクシィ」とかやりたくないのだが。まー、間合いのとり方とか慣れてくると違和感なくなるのかな。
レオナルド・ダ・ヴィンチという神話
レオナルド・ダ・ヴィンチなんだけど、代表作は「モナリザ」と「最後の晩餐」くらいで、あとは膨大な手稿と素描。「モナリザ」「最後の晩餐」はすごいのかしれんが、過大評価されすぎな気がする。
片桐頼継著「レオナルド・ダ・ヴィンチという神話」という比較的最近出た本では、レオナルドの周りには技師や医者や建築家などのさまざまな科学者が居て、レオナルドは彼らのアイディアを挿絵に描いてやる「テクニカルイラストレーター」だったのではないかと言っている。
レオナルドがもし科学者であるとすればオリジナリティがなくてはならないが、レオナルドの場合はたまたま良く描けた手稿と素描がまとまった形で後世に伝わったというだけで、もっとオリジナルな発明や研究はレオナルドの先人たちによってなされていたという証拠がどんどん出てきているそうだ。
そうなってくると「万能の天才」とか「芸術と科学の融合」などという話はそもそもルネサンスにもなかったということになる。
ある人が死んでしまうと後には文書や作品などしか残らない。百年も経つとそういう文献だけが「事実」となり、それら断片的に残された古文書を「補完」することによって、同時代の人たちには想像もできない形で神格化されていくというのは、良くあることかもしれない。現代でも一部の有力者が勝手に流行や権威を作り出すということがありがちなように。
cscz: ds
フィリピンの次はロシア。ヘリコプターが落とせません…。つーかアメリカ中心主義的。HANKAGAI? 何面先なんだ~?
Information on the 10 Missions (plus 1 Training Mission)
- Counter-Terrorist Training
- Mission: Recoil
Location: Northern Africa- Mission: Lost cause
Location: Basilan Islands, Philippines- Mission: Secret War
Location: North East Russia- Mission: Drug Lab
Location: Bogota, Columbia- Mission: Motorcade Assault
Location: Outside Vencie, Italy- Mission: Alamo
Location: Yipiti, Boshistan- Mission: Downed Pilot
Location: Puerto Iguazu, Argentina- Mission: hankagai
Location: Tokyo, Japan- Mission: rise hard
Location: Belfast, Northern Ireland- Mission: Turn of the crank
Location: Modesto, California USA
がび~ん(笑)。Boshistanって何だよ。存在しないだろ。他のは実在しそうだが。
The US Embassy in Yipiti has been overrun. Hostages have been taken and are being held near King Kabob Restaurant. The local population, sympathetic to a powerful terrorist sect, occupy each dark corner of this desert province.
Location: Yipiti, Boshistan
Yipitiのアメリカ領事館は襲撃された。人質は Kabob 王食堂の近くに拉致された。強力なテロリストの一派に同情的な地域住民は、この砂漠地域の街角の至るところを占拠している。
うーん。地図で言えばリビア辺りなのか。リビアの首都トリポリ。うーむ。
今昔物語
平凡社東洋文庫の今昔物語集を読破しようとしているのだが、なんかヤバイ本だよねこれ。インド、中国、日本、のいろんな説話を集めたものなんだが、執筆者はおそらくヒマを持て余した僧侶だろう。それも共同執筆かな。
インドもひどいが中国もひどい。日本の説話に至ってはこれはもう日刊ゲンダイか夕刊フジかというレベル、しかしインドや中国の説話にくらべればまだかわいげがある。中世の仏教が、いかにして恐怖と罪悪感によって純真爛漫な庶民を改宗させようとしたか、中国の儒教が、いかに孝行を絶対視して人間性をゆがめてきたか、今昔物語集をとばさず全部読むとわかるだろう。魯迅が中国や儒教を批判したのがピンと来ない人は今昔物語集を読むときっとわかる。魯迅の副読本というのかな。
適当に有名なやつだけ拾い読みしたり、子供向けに脚色したやつ読んだのではわからないだろう。
ひとつだけ例を挙げておこう。
あるところに天真爛漫な漁師が住む島があった。そこに魚がたくさん押し寄せてきて人間のように「阿弥陀仏」としゃべるので、漁師たちはわけもわからず「阿弥陀魚」という名前をつけた。「阿弥陀仏」と呼ぶとさらにたくさん押し寄せてくる。捕まえて殺して食べたが逃げもしない。「阿弥陀仏」と唱えれば唱えるほどおいしく感じる。あまり唱えない人は少し辛く感じる。そこでみんな味の良さに夢中になって「阿弥陀仏阿弥陀仏」と唱えまくる。そのうち最初にその魚を食べた人の一人が寿命で死んで、三ヶ月してから紫の雲に乗って戻ってきて人々に告げるには「魚は阿弥陀仏が姿を変えたものである。私たちが仏の教えも知らず愚かなのを憐れんで、念仏を勧めにやってきてくれたのだ。この縁によって私は浄土に生まれ変わった。」これを信じた漁師たちはみんな慈悲の心を起こし、永久に殺生をやめて阿弥陀仏を念じ奉った。やがてみんな浄土に生まれ変わって、島には一人も人が居なくなった。
(今昔物語集巻4第37)
うーむ。私には、狂信的宗教のために島民が全滅した話にしか思えないのだが。
太平記
今昔物語と太平記ってアイディアの宝庫だと思うんだよね。まあ、日本版千夜一夜物語というか。太平記は一応歴史書なわけだが。太平記ダイジェストいうのがあったんで、
読み始めたのだが、いきなり「太刀の先を口にくわえて櫓をさかさまに落ち、太刀に貫かれて壮絶な最期を遂げた」とかでてくるんで先が思いやられる。
康有為その2
康有為って中国で最初に学会とか新聞とか政党作っちゃった人らしいのだが、だからすごく偉い人なんだが、それがまたすべて日清戦争以後だというのがどうしようもなくじれったいし、ついでに孔子教みたいな新興宗教まで始めちゃったのがまた激しくはがゆいし、
さらには変法運動はことごとく失敗して、孫文の革命ですべてご破算になっちゃってるし、その後はほぼ完全に隠遁しちゃって民国時代にひっそり死んじゃってるし、じゃあ孫文は成功したかというと決してそうは言えないし、なんかすべてにはがゆくてじれったいというかむなしいというか。
西安は何やってるんだ。無礼な日本人が居たっつーのはわかるが、デモとかやってる場合じゃないだろうっつうか。ていうか有人宇宙飛行とかやってる場合じゃないだろうっつうか。康有為が新聞社作って発行して有頂天になっているのと同じじゃんか。
康有為に相当する日本人は福沢諭吉か勝海舟かというところか。
デンマーク
デンマークという国があります、人口約500万人。400人イラクに派兵していた。で、もう一ヶ月ほど前のことだけど、デンマーク人一人とイラク人二人が戦闘で死亡したわけです。マスコミ的にはあまり話題にならなかったけど、私は非常に興味深かった。アメリカやイギリスのような帝国主義国の人間が戦争で死ぬのはあたりまえだけど、デンマークですよ、むしろ歴史的には弱者。立場変わってもし日本が自衛隊を派遣して人死にが出たらどうなることか。日本人が死なないまでもイラク人を殺したらどうなるのか。非常に興味深い。海上保安庁が領海侵犯した不審船を沈没させて北朝鮮工作員らしき人たちを「殺した」ときもあれだけ騒いだのだから(ていうか勝手に自爆自沈したのだが)。
日本とアメリカは軍事同盟の関係にあって、アメリカが好きか嫌いかとか戦争が好きか嫌いかイラク戦争に賛成か反対かというのはともかくとして、同盟してるんなら兵隊は出さなくちゃならん。もし春秋戦国時代に同盟関係を結んでいるのに兵隊を出さんではすまされん。腹に一モツあると思われて攻撃されてもしかたない。同盟関係というのはそもそもそういうもの。春秋戦国時代も現代も国際関係という意味では大きな違いはない。だからデンマークのような小国でも兵隊を派遣している。
いっそのこと日本人がイラクで死ぬかイラク人を殺すか、そこまでしなければ日本人の平和ボケは直るまい。いったん現実を突きつけられれば、北朝鮮問題のように、(ある程度)現実に即した判断ができるようになる。北朝鮮や共産中国を理想の国のように礼賛してた連中がいたのだから。しかし戦争に関してはまだその呪縛から逃れられていない。
警官だって消防士だって殉職はある。自衛官が一人も死なない方がほんとうは異常なのだ、といえる。自衛隊派遣は殉職の可能性を含めてした方がよいと思う。ということを誰も正々堂々と言わない。まったく異常だ。
イラク戦争に関しては私が書いた通りに推移しているといえる。ていうかアメリカと戦争するならベトナム戦争を参考にするだろうし、総力戦は避けてゲリラ戦に持ち込もうと思うだろうし、となると正面から戦って犬死にするよりは、地下に潜ってアメリカ本国に厭戦気分が高まるまで辛抱強く抵抗を続けるだろう。
ベトナム人にとってかつてそうであったように、イラク人にとっても、またパレスチナ人にとっても、最大の味方はアメリカ本国の平和主義者たちなのだ。
ベトナム戦争ではベトナム人が200万人死に、アメリカ人は3万人死んだそうだ。それだけの覚悟があればアメリカには勝てるのである。日本やドイツのように国際法にのっとって総力戦を仕掛けては負けるだろうが、国際世論を背景に自らの国土を戦場としたレジスタンスを続ければ勝てる。アメリカ人を1万人殺せば間違いなくアラブ人はアメリカ人に勝てる。いや、アメリカが自分で勝手に負ける。問題は中東戦争であれほどあっけなく弱かったアラブ人にそれだけの覚悟があるのかどうかということだったのだ。
ロシア原潜沈没事故、生存者の望みなしとかいう記事を読むと、ああこれはたまたま原潜が原子炉積んだまま沈んだから記事になってるが、この程度のへまはあの国では日常茶飯事なんだろうなあ、人死にが出てもいちいち報道されないくらい頻繁に起きているんだろうなと思うのだった。
農業
農村や田園というものは、人間と自然が共生しているような印象を与えるのだが、実際には農業ほど自然を破壊するものはないというのが歴史的事実である。山に囲まれ高温多湿な日本の農村を考えていてはわからんことだが、地球上の非常に広い範囲で農業とそれに伴う人口爆発によって、森林が半砂漠に変わっていった。中国北部、北アメリカ、中東、北アフリカなど。
工業はやり方さえうまくやれば農業ほどには自然を破壊しない。公害さえ発生させなければ工場が地表に占める面積などごく局所的なものだ。漁業や捕鯨、その他野生動物の狩猟や野生植物の採集というものは縄文時代からあるものであり、乱獲さえしなければ、もっとも自然に対するインパクトが少ない。牧畜もそれに準じる。もっとも自然界に与える影響が大きいのはアメリカ式の畜産である。農作物を人間がそのまま食べるのでなく、家畜に食べさせてその家畜を食べるのであるから、通常の農業よりもさらに悪質である。しかしアメリカ人がやっていることはメソポタミアのシュメール人もやっていたことである。
人類いや農業の業の深さというか。
菜食主義は単に殺した動物の肉を食わないというだけであり、森林を畑に変えるという行為を通じて間接的に野生動物を殺しているのである。もし自然界を保護することを最優先にするのであれば、畑を森林に戻して、野生動物や野生植物を計画的に間引くのが良い。つまり現代の最先端の科学を応用して、縄文時代の狩猟採集方式に回帰すればよいのだ。
このように考えれば、捕鯨をやめて鯨を養殖しようという考え方がいかに愚かであるかわかるだろう。
玉栃馬
北関東埼玉群馬栃木にはまだまだたくさん土地が余っている。そこで埼玉と群馬と栃木の県境(渡瀬遊水池あたり。実は茨城千葉も近い)に日本の首都機能を移転して、その都市の名は、埼玉と群馬と栃木から一字ずつとって「埼栃馬」(さいとちま)あるいは「玉栃馬」(たまとちま)という名前にする。これは京阪奈(けいはんな)にならった命名。私は玉栃馬の方が好みかな~。湿原と利根川と水田に囲まれた自然豊かな首都となるであろう。湿原をむやみに埋め立てるのではなく、自然を残しつつ開発したいですのう。鬼怒川温泉にも草津温泉にも伊香保温泉にも直線道路と鉄道を建設して、30分で都心から行き来できるようにすればなお良い。すばらしい!