[確かに維持運営費には最高だろうけど](http://bonnoh.jugem.jp/?eid=1228252)
など読んでいて思ったのだが、
なるほど、江戸時代の家系などはお寺にしか残ってないからお寺に調べに行くとか、うちのじいさんも言っていたが、
要するに江戸時代で戸籍を管理するのは国や地方自治体ではなく寺だったのだ。
寺は民政のための一種の役所のようなものであり、つまり、町奉行ではなくて寺社奉行の管轄だった。
住職は寺社奉行の役人のようなものだったのだなあ。
それはそうだな、出生や死亡、戸籍や家系などの情報を収集管理するには檀家というものが一番便利だ。
従って町中に人口が密集してくるとある程度の寺が必要となるわけだ。
ま、合理的ではあるが、本来の仏教というものとは何の関係もないわな。
無宿人や渡世人などのアウトローはそこから外れていると。
浪人はまだ檀家に属していたのだろう。
町奉行というのは確かに必要だが、なぜ寺社奉行なんて要るのかと思っていたが、
結局どちらも民政の一部であり、所管が分かれているだけのことなのだ。
今と同じだ。