最近のPV

4月くらいからpubooで公開している小説のPVを観測していたのだが、
なんと一番多いのは[超ヒモ理論](http://p.booklog.jp/book/24099)で、
まあ、そんなに多いとも言えないのだが、一日平均10PVある。

[大塩平八郎](http://p.booklog.jp/book/50924)は最近公開したのでおくとして、
次に多いのは
[アルプスの少女デーテ](http://p.booklog.jp/book/27196)。これは山崎菜摘の冒頭だからかもしれんが、
[セルジューク戦記](http://p.booklog.jp/book/32947)が多いのは意外だ。

超ヒモは検索にひっかかりやすく、また誰でも読めて、それなりに面白いと思われるので人気が出てもおかしくない、と思う。
周りにいる普通の知り合いに読ませて「普通に面白い」と言われたので、ごく普通に読めるものだと思う。
じゃあこういうのをどんどん書けるかといわれれば、実はかなり難しい。
このネタは、昔から暖めていたネタに最近仕入れたネタを足してできたものであり、わりと手の込んだものなのである。
良く読んでもらえばわかると思うがただ思いつきの空想では書けない。
しかし、実話でもない。
いろいろひねってある。
私の場合ネタさえあれば小説は書けるので、歴史小説は調べればいくらでもネタがあるからある程度量産はきく。
しかし現代小説は、そうはいかない。すぐねたが枯渇する。

セルジューク戦記というのは超ヒモ理論の対極にあるというか、まるでジャンルは違う。
何しろイタリアとギリシャとイランで同時進行する話であるから難しく書こうとすればいくらでも書けるがそれでは誰も読めない。
で、できるだけ編年体にした。時系列に並ぶようにすれば少しは簡単になるかもしれんと思って。
最初はアラビアンナイトみたいに、物語の中に物語りが埋め込まれたような、枠小説にしようかとも思った。
デーテでやったように。
でももともと複雑なのにさらに複雑になるのでやめた。
で、最初おもしろければ最後まで読んでもらえるかと思い(笑)、最初の部分はエウドキアの玉の輿話にしたのである。
エウドキアの物語として短編小説にすることもできる。
そういう仕掛けになっているが、実は主人公はオマル・ハイヤームである。
こういうのが好まれるのであれば、つまりこの手の本格的世界史小説のニーズがあるというのであれば、
また書いてみようかとも思う。デーテもそれに近いしな。
高校生の頃は世界史が大好きで日本史嫌いだったから地が出るのかもしれん。
やはり素で書いたものにはかなわんのかな。

いろんな人に聞いてみたが、みんなオスマントルコは知っててもセルジュークトルコは知らん。
十字軍は知ってても、東ローマはしらん。
ましてマラズギルトの戦いなど知りもしない。
ナポレオンは知っててもナポレオン三世はしらん。
だが手垢のついてないネタだから触手が動く。
オスマントルコや十字軍やナポレオンならみんな知ってるから書けばよいといわれても、そう簡単にはいかない。

私の小説は、いちおう小説仕立てにしてあるがそれはたくさんのいろんな読者に読んでもらいたいがためであり、
実際は論文のようなものだ。今公開してるのでいえば、帝都春暦とか司書夢談みたいなもの。
論文をそのまま書けば誰も読まない。だから無理に小説を偽装してある。
主人公に学者が多いのもそのためだ。だいたい歴史を学者の視点で書いてある。
純粋な小説を書こうとすれば超ヒモとか墨西綺談のようになる。だが、そういうのは試しに書くことはできてもたくさんはかけない。

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