デザインうざい

広告が過剰だと疲れるのだが、たとえば香港の看板みたいにただ無秩序に羅列されているものはさほど疲れない。
むしろ心地よさすら感じる。
だが、今時のテレビにしろマンガにしろ何にしろ、疲れて仕方ない。
良いコンテンツを作って流す、というより、いかにしてよりデザインするかとか、より訴求するかとか、
より収益をあげるかとか、そんなことが露骨に見えて気持ち悪くなる。
都心だとさらに黒塗りの車などが走っていて気持ち悪さ倍増。
たぶんデザインアレルギーの一種だろうと思う。
普通の人がテレビを見ていても平気で、むしろもっとがんがんコンテンツを作り込んで欲しいと思っているからこそ、
制作側もエスカレートとするのだろう。
見ている方が気持ち悪いからもうめてくれといわないからこうなっているのに違いない。
まあ、アレルギーにかかった人間には周りの人間が不感症にみえるだけなのかもしれん。
あまりにもデザイン過剰な中にいたから、まったくデザインのない世界に行きたいと思うだけかも知れん。
それは AppleやMacのない世界に行きたいというのと、今日的にはほぼ同義であると思う。

ニュースもニュースだけ流してくれりゃいいのに、芸人にコメントさせたりするからとたんに気持ち悪い。
ドキュメンタリーもそう。
別に芸人が嫌いというわけではない。
談志の落語とかよくBGM代わりにかけている。
ああいう芸は全然うざくない。
コメントというより、いわゆるポジショントークってやつ?
いらいらして仕方ない。

マンガも、なんちゅうの、どれだけ連載を続けるか、読者の関心をもたせるかということが至上命題になっていて、
もう一切読まなくなった。

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